この看板の後ろに、2014年最も話題になった新店『蔦の葉』があります。
きっと、この通りを通った「ラーメンフリーク」や「評論家」は数知れず、でしょう。
その中で、こちらのお店に立ち寄った人はどれだけいるでしょうか?!
ネットで検索しても、ブログ等の記事は一切なし。(記事がないことはないんですけど…)
ここに、都内のラーメン情報の「偏り」が確認できるのでは、と思います。
フリークなら、連食で、「ここも食べておくか」って、なると思うんです。地方的には。
都内は、もう竹の子のように、どんどん新店が誕生します。
それを追うことで、精一杯なんだろうな、とは思います。
僕も、きっと都内にいたら、情報を追うことで精一杯になるだろうし。。。
さて。
東興軒です。
手打ラーメンとありますからね。僕的には、「わくわく」します。
ラーメン(500円)を頂きました。
わくわく。
登場です。
僕的には、かなり素晴らしいラーメンでした。
なんてことないラーメンなんだけど、とても味わい深い味。
ちょっとやそっとで出せるような味じゃない、と思いました。バランス感覚は最高レベル。
きっと、普通に食べたら、「普通のラーメンじゃん」ってなるんだろうと思います。
が、とても完成度の高いラーメンになっています。
これまた敵を作りそうですが、「蔦の葉」とは次元が違うラーメンというか。
32年間、この地でずっと営業し続けてきたラーメン店、「重み」が違います。
蔦の葉の人はここのラーメンを食べたのかな、とふと思いました。
「最先端」もいい。
でも、最先端の裾野には、長い長いラーメンの歴史があります。
作り手も食べ手も、その歴史の只中にいるわけです。
こういうラーメンを味わうだけの「視野の広さ」こそ、求められるかな、と。
ただ、麺に関しては、、、
これ、手打ち、なのかな、と最後まで疑問に思いました(苦笑)。
少なくとも、手では打ってないんじゃないかな、と。
けど、きっと、かつては手で打っていたんだと思います。
これもまた、時代の流れなのかな、と。
あと、こちらのお店、なんと、「冷やしラーメン」があったんです!!!
お店の人に聞いたら、山形で出されているようなタイプの冷やしラーメンなんだって。
冷たいラーメン、ということでした。
これは、気になる。
また、いつか、この界隈に来たら、是非ここの冷ラーメンを食べたいと思います!
ラーメンフリークなら、この三つの看板を見たんじゃないでしょうか。
是非、こちらの東興軒も食べてみてください。
渋い美味しさですよ。
2014年もあと少しだ。
全部、書けるかな。。。汗