ハワイのラーメン屋さん(2)in Kauai
二軒目は、Fujiiさんおススメのお店のOkazu Hale(=Okazu Hause)。
というか、Fujiiさんの妹さんの旦那さんのお店。店主は、Akira Tazakiさん。日本人の方だった。幸いにも、Fujiiさんと一緒だったので、義兄弟のTazakiさんとお話することができた。
Tazakiさんは、もともと東京都立川出身の方で、現在51歳。今から30年ほど前、横浜の中華街の一角(しょうかろう?!)で、コックとして働いていた。この時、ハワイからきたお客さんに声をかけられ、一年契約で、ホノルルの中華料理専門店『Furusato』に雇われることになった。そして、一年働いたのだが、さらにいてくれとの要請があり、その後18年ほど、この『Furusato』で働くこととなる。この間に、Tazakiさんは結婚する。その結婚相手の方(Fujiiさんの妹さん)が、Kauai出身の方だったので、偶然にも、Kauaiで日本料理店を営むこととなった、という。
Tazakiさんは言う。「こっち(Kauai)」の方が、ホノルルより住みやすい。こっちの人は、ホノルルの人たちとは違って、あたたかい人が多い。ホノルルでは、助け合うとかそういうんじゃなくて、自分が、自分がって感じで、嫌だった。けれど、カウアイの人たちは、お互いに親切にし合っている。もちろんお客さんだって、ホノルルのときは、日本人相手だったけれど、今は、こっちの地元の人ばっかり。でも、ちゃんと安定してきてくれているから、経営としても安定しているんだ」。
そんなTazakiさんの作るSaiminは、醤油の効いた黒いスープ。昆布のだしと醤油たれが旨くかさなっていて、強烈な旨味としょっぱさが感じられる。とりわけ、昆布の味はこれでもかってくらいに利いていて、日本人としてもたまらない。こっちでは、昆布はとても安いそうだ。そして、醤油の味が口じゅうに広がる。しょっぱい!! そして、旨い!
そして、面白いのが、海老の天ぷらとパーコーがトッピングされているところだ。このラーメンに、天ぷらが良く合っている。先ほどのHamura’s Saiminはスープに海老を使っていたが、こっちは、トッピングで海老を使っている。いずれにしても、ハワイのラーメンには、海老がかかせない。また、ネギと白菜がトッピングされている。見た目的にもとても綺麗。
ここの麺もやはり、固めの太い麺。けれど、Hamura’s Saiminよりも細かった。
しかし、麺がすばらしい!! なんだ、この噛みごこちの良さは?!?! Akiraさんの話によると、玉子を使わない麺で、ホノルルから毎週輸送してもらっているとのこと。「Okuhara Saimin」という製麺所のものらしい。(なお、Hamura’s Saiminの麺は玉子をつなぎに使用しているとのことだった)
それから、Saiminではなぜ太い麺が使用されているのかも明らかになった。このハワイの人たちは、このSaiminを、Take outで、持ち帰る人が多いのだそうだ。だから、Take outしても、麺が伸びないように、との配慮から、太麺が使用されることになったのだ。また、ブツブツいう感じなのは、やはり麺の加水率を抑えてのことだった。
Kauai島で最もポピュラーなSaimin、ラーメン店を、一気に行けることができたのは、実に、FujiiさんとIsobeさんのおかげ。本当にありがとうございました!
(今日は、僕にとって英語を学ぶよい機会となった。やはり一人でいると、緊張感があってGOOD。Isobeさんは、日系三世の方。たばこ好きでユーモアたっぷりの方でした! また、Akiraさんも、この島を愛する日本人。突然の日本人の訪問に、快く歓迎してくれました!! また数年後、訪問したいお店になりました!!)
OKAZU HALE(おかずハウス)
4100 Rice St.
808-245-6554(店主日本語OK)
ラーメンは5.50ドル。味噌ラーメンあり!天ぷらもGOOD!
参考
二軒目は、Fujiiさんおススメのお店のOkazu Hale(=Okazu Hause)。
というか、Fujiiさんの妹さんの旦那さんのお店。店主は、Akira Tazakiさん。日本人の方だった。幸いにも、Fujiiさんと一緒だったので、義兄弟のTazakiさんとお話することができた。
Tazakiさんは、もともと東京都立川出身の方で、現在51歳。今から30年ほど前、横浜の中華街の一角(しょうかろう?!)で、コックとして働いていた。この時、ハワイからきたお客さんに声をかけられ、一年契約で、ホノルルの中華料理専門店『Furusato』に雇われることになった。そして、一年働いたのだが、さらにいてくれとの要請があり、その後18年ほど、この『Furusato』で働くこととなる。この間に、Tazakiさんは結婚する。その結婚相手の方(Fujiiさんの妹さん)が、Kauai出身の方だったので、偶然にも、Kauaiで日本料理店を営むこととなった、という。
Tazakiさんは言う。「こっち(Kauai)」の方が、ホノルルより住みやすい。こっちの人は、ホノルルの人たちとは違って、あたたかい人が多い。ホノルルでは、助け合うとかそういうんじゃなくて、自分が、自分がって感じで、嫌だった。けれど、カウアイの人たちは、お互いに親切にし合っている。もちろんお客さんだって、ホノルルのときは、日本人相手だったけれど、今は、こっちの地元の人ばっかり。でも、ちゃんと安定してきてくれているから、経営としても安定しているんだ」。
そんなTazakiさんの作るSaiminは、醤油の効いた黒いスープ。昆布のだしと醤油たれが旨くかさなっていて、強烈な旨味としょっぱさが感じられる。とりわけ、昆布の味はこれでもかってくらいに利いていて、日本人としてもたまらない。こっちでは、昆布はとても安いそうだ。そして、醤油の味が口じゅうに広がる。しょっぱい!! そして、旨い!
そして、面白いのが、海老の天ぷらとパーコーがトッピングされているところだ。このラーメンに、天ぷらが良く合っている。先ほどのHamura’s Saiminはスープに海老を使っていたが、こっちは、トッピングで海老を使っている。いずれにしても、ハワイのラーメンには、海老がかかせない。また、ネギと白菜がトッピングされている。見た目的にもとても綺麗。
ここの麺もやはり、固めの太い麺。けれど、Hamura’s Saiminよりも細かった。
しかし、麺がすばらしい!! なんだ、この噛みごこちの良さは?!?! Akiraさんの話によると、玉子を使わない麺で、ホノルルから毎週輸送してもらっているとのこと。「Okuhara Saimin」という製麺所のものらしい。(なお、Hamura’s Saiminの麺は玉子をつなぎに使用しているとのことだった)
それから、Saiminではなぜ太い麺が使用されているのかも明らかになった。このハワイの人たちは、このSaiminを、Take outで、持ち帰る人が多いのだそうだ。だから、Take outしても、麺が伸びないように、との配慮から、太麺が使用されることになったのだ。また、ブツブツいう感じなのは、やはり麺の加水率を抑えてのことだった。
Kauai島で最もポピュラーなSaimin、ラーメン店を、一気に行けることができたのは、実に、FujiiさんとIsobeさんのおかげ。本当にありがとうございました!
(今日は、僕にとって英語を学ぶよい機会となった。やはり一人でいると、緊張感があってGOOD。Isobeさんは、日系三世の方。たばこ好きでユーモアたっぷりの方でした! また、Akiraさんも、この島を愛する日本人。突然の日本人の訪問に、快く歓迎してくれました!! また数年後、訪問したいお店になりました!!)
OKAZU HALE(おかずハウス)
4100 Rice St.
808-245-6554(店主日本語OK)
ラーメンは5.50ドル。味噌ラーメンあり!天ぷらもGOOD!
参考