前記事は埼玉でしたが、今度は東京♪
東京の後楽園エリアに来ました。
後楽園駅付近には、わりと洗練されたラーメン店があります。
その後楽園駅近くに、ユニークなお店があります。
それが、
MENSHO TOKYO
です。
人気店「麺や庄の」系列の「麺庄グループ」です。
こちらのコンセプトは、ずばり、、、
羊
です。
ジャーンっと。
「ひつじ」の文字がいっぱい出てきます。
だから、MERRYファンの人にオススメです!(苦笑)
基本的には、ラム肉(生後12か月未満の子羊の肉)を使ったラーメン店です。
ラム豚骨ラーメンに、
ラム煮干中華そば。
豚骨だと「ラーメン」で、
煮干だと「中華そば」。。。
なるほどねー。
たしかに、そんな感じがする。
ただ、九州に行くと、白濁豚骨で「中華そば」って言っているところもあるし…
何とも言えないかなぁ。。。
メニューは、さすがにいっぱいそろっています。
まずは、、、
ラム煮干つけ麵!
ジャジャーン!!
来ました☆
ラム煮干つけ麵(ノーマル)。
見るからに、「東京スタイルの濃厚動物魚介系」、ですね。
濃厚で、ドロドロ系で、ヘビーで、、、
でも、スープに「ラム」を使っていて、さらに「煮干」もたっぷりと…。
僕的には、30代前半に、夢中で食べていたようなつけ麺ですねー。
(福たけの「メガ豚煮干つけ麵」は、もう狂ったように食べてたなぁ…)
スープの色は濃いですが、味も濃いですよー。
麺の器はこんな感じで。。。
レモンが入っているのがいいですねー。
レモンはビタミンCの宝庫。麺にかけずに、まずは吸いつきます(苦笑)
お肉も、今の時代風に、二種類のお肉がついています。
奥が豚肉で、手前の赤いお肉がおそらく「ラム肉」かと。
HPには「ラム肉低温調理チャーシュー」ってあるので、これかな!?、と。
低温チャーシューって、僕個人的には、まだ抵抗感があって、、、
そもそも、ローストビーフとか好きじゃないし、、、
普通のチャーシューでいいです(苦笑)
麺は「自家製麺」で、ぷりぷりっとした太い麺でした。
で、スープに麺を入れると、こんな感じ。
うどんみたいにぶっとい麺を、濃厚スープにくぐらせて、食べる!、と。
ラムの味がとりわけ際立つわけではなくて、、、
どちらかというと、六厘舎とかとみ田とか、そういう系かな、と。
重くてヘビーでガツンガツンとくる重厚つけ麺。
玉子はこんな感じでした。
こういう濃厚系には、煮玉子ってぶっちゃけ要らないんだな、と分かりました。
煮玉子よりは、野菜とか、それこそフルーツとかの方が合うような、、、
あるいは、パクチーなんかも合いそう。
濃厚系スープには、さっぱりしたトッピングが必須かな、と思われます。
ぶっちゃけ、チャーシューもいらないです。
その代わりに、「野菜をくれー!」って言いたくなりました。
…
で、続いて、
ラム豚骨ラーメン!
ジャジャーン!
こちらも、とっても美味しそうなヴィジュアルです!
こちらは、ラム(ゲンコツ)+豚骨(もろもろ)のWスープ。
前に食べた時より、ラム感?がなくなっていた気がするなぁ。
意外と、落ち着いた(でもヘビーな)豚骨醤油スープでした。
こちらも、なかなかヘビーなスープです。
濃厚なんだけど、それなりにすっきりしている気もします。
すっきりとした超濃厚豚骨スープ!?
麺は、つけ麵の麺ほどに太くはなかったです。
ストレートの中太麺。
こちらも、もっちりしていて、弾力性もあって、いい感じでした。
玉ネギがいいアクセントになっていたかな!?
もっと、玉ネギが多くてもいいかも!?
卓上調味料も、ユニークでした。
「ほうじ茶」というのが、面白かったなぁ。
味的には、微妙ですけど、、、
これで、おしまいにしようと思ったんだけど、、、
どうしても、、、
まぜひつじ
が気になって仕方ありませんでした(苦笑)
このネーミングセンスに脱帽。。。
名前って大事ですよね、、、、
ジャジャーン!!
こちらが、「まぜひつじ」です!
(麺は少な目でお願いしました)
なかなかに、ごちゃっとしたまぜそばになっています。
一応、「台湾まぜそば風」なんだとか。。。
手前の挽肉は、まさかラムの挽肉じゃないですよね!?!?
…ラムじゃなくて、マトンの挽肉らしいです。。。(;´・ω・)
マトンは、生後1年以上の羊の肉のこと。
卵の黄身の下には、ラムチャーシュー。
ラム×マトンで、まぜひつじ。
凄いなぁ。。。
麺はこんな感じです。
普通の太麺、ですかね。
わしわし食べるタイプの太麺。
もちろん、自家製麺です☆
で、これをまぜまぜするわけですが、、、
ドーンっと。。。
タレに昆布ジュレを使っている、とのことですが、、、
味的には、かなりかなりスパイシーで、不思議な味わいでした。
パクチーも入っていて、その香りも結構強めだったかな!?
うん、面白かったです。
美味しいかどうかと問われると、「うーん、どーだろ!?」って感じですが、、、
一度、食べてみるのもありかと思います。
だって、面白いから。。
こんなのもありました。
完璧に、「羊コンセプト」のお店ですよね。
Laboも健在でした。
ホントにここで、日々研究しているかどうかは分かりませんが…(;´・ω・)
***
前に来た時は、日本人スタッフばかりでしたが、
今は、中国人(?)のスタッフが元気に働いていました。
日本で働いている外国の人って、人にもよりますが、パワーがある気がします。
人手不足が深刻な日本の飲食業界ですが、、、
いい人材を確保できるなら、外国人スタッフも「大あり」だと思いました。
いかんせん、ラーメンは今や、日本を代表するナショナルフードですからね。
「学びの実践学」でも書きましたが、ラーメンは「グロナカルな料理」です。
こういうグロナカルなお店は、僕的にももっともっと応援していきたいなぁって思います。
この本の時にはあまりはっきりしてなかったけど、、、
ラーメンって、グローバル派もローカル派も取り込み、さらにナショナルな立ち位置に立てるんです。
つまりは、左の人も右の人も取り込み、さらにはナショナリストまでも虜にするんです。
…やや、屁理屈な感じもしなくもないですが、、、(;´・ω・)
平和の象徴として、「ラーメン」を考えていきたいな、と思います。