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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

三代目善平@亀戸 2024年最も衝撃を受けたラーメンの一つ「特製甘鯛らあ麺」を年末最後のもう一回頂きました!

2024年の最後の最後に、どうしてもまた行きたいお店に行けました。

2024年、僕が最も「すげー!」と思ったラーメン店の一つ、

三代目善平

であります!

このお店は、亀戸と錦糸町の中間くらいのところにあります。

鮮魚系の聖地である錦糸町エリアで、これまでのラーメンを枠を飛び越えたすごいラーメン御膳?!を出すお店なんです。

前回の初レポはこちら

このお店には是非とも2024年中に再訪したいと思っていたので、念願が叶いました。

店頭におしながきが出ているので、よく見て考えてから入店するといいかもしれません。

僕がここに来る少し前に、「鰊つけ麺」の提供は終わってしまったみたいです😢

鰊=にしんのつけ麺も食べてみたかったなぁ、、、

でも、いいんです。

僕の目的は「もう一度、あれを味わう」ですから!!

券売機です。

僕のお目当ては前回同様、

特製甘鯛らあ麺(1650円)

です!!

1650円の特製ラーメンですからね、すっごく高級な一杯になります。(ちなみに海空土の醤油スペシャルが一杯1530円なので、それより少し高いくらいになりますね👆)

少し昔を思うと、特製ラーメンって1200円~1300円くらいだった気がします(さらに昔を思うと、980円くらいだったような気も、、、)

でも、今の時代、スペシャルなラーメンを食べようと思うと、1500円以上は必要になりますね。

高くなったという声もありますが、でも、スペシャルじゃない普通のパスタでも昔から1500円はかかっていたことを考えると、ようやく「普通の料理」になったのかな?という気もしなくもないような、、、

卓上に、ここのラーメンの食べ方が書いてあります。

前回、最初にあまり真面目に読まないで、食べ方を間違えて、後悔したので、、、

今回は、この「ガイドライン」に沿って、食べていきたいと思います。

ガイドラインって好きじゃないですが、やっぱり大事っちゃ大事なんですね(苦笑)。

ってことで、、、

ジャジャーン!!

こちらが、2024年僕がとっても感動した一杯、

特製甘鯛らあ麺

です!!

二度目のご対面ですが、やっぱり凄い!!!

この圧倒的なヴィジュアル、圧倒的な存在感、、、

こんな豪勢なラーメン、他ではまず見ることがないです!!!😂

もうこれはいったい何なんだー?!って思わせる、摩訶不思議なラーメン御膳。

そう、これはまさに「ラーメン御膳」なのです!!!

こちらがラーメンの方の全体像です。

甘鯛と真鯛を使った正真正銘の「鯛スープ」になっています。

味わい的には、王道の「鮮魚系テイスト」になっていて、従来の魚介系ラーメンとは異なります。

そこに、甘鯛の半身揚げがどどーんっと乗っているんですね。

これがまさに三代目善平の最大の切り札ともいえるべきトッピングであります。

鮮魚系ラーメンの中でも、かなり鮮魚感の強いスープになっています👆

トッピングの方はこんな感じです。

2度目ですが、やっぱりこれは凄いなぁ、、、(;´∀`)

こんなに美的に盛られたトッピングの盛り合わせ、他にあるのかなぁ~~。

これが見たくて、またここにやってきたと言っても過言ではありません。

2024年も、本当にたくさんの素敵なラーメンに出会ってきましたが、こんな華やかで豪華でリッチな「トッピングの盛り合わせ」を出すお店って、ほとんどなかった気がします、、、。

懐石料理の技を会得している店主さんゆえの盛り合わせなんですよね。その道20年とも!

zoom up!

こちらが、甘鯛✖真鯛を使った正真正銘の鯛スープであります。

鮮魚系ラーメンって言っても、あまりピンとくる人はいないかもしれませんね…。

我が師匠の石神秀幸さんが10年以上前に提唱した「新たなスープの形式」で、いわゆる乾物系のお出汁(煮干し、鰹節、鯖節、昆布等)とは異なる味わいのスープになります。

鯛や鱈、鮭といった生の魚を使って出汁を作っていくのがその特徴ともいえます。石神さんは「生魚のあら」を出汁に使ったラーメンを鮮魚系ラーメンと言っていたと記憶しています。

乾物系の(言えばお蕎麦屋さんのおつゆのような)和の旨みというよりは、「あら汁」のあの味わいがラーメンのスープになった感じですね。

なので、乾物系の魚介ラーメンよりも、ストレートに「魚」を感じる味わいになっています。魚が好きな人にはたまらない味わいになりますし、また、魚が苦手な人だとこれは食べられないかな?!という気も…(;´∀`)

麺はこんな感じです。

ここの麺、ホント好きなんです(n*´ω`*n)

前に菅野製麺所っぽいって書きましたが、菅野っぽさもあるけど、北海道の西山製麺っぽさもなくはない!?(どこの麺を使っているんだろ????)

麺の表面が少しゴワゴワしていて、もぐもぐっと食べるタイプの麺になっています。

このなんともいえないモソモソっとした食感、すごく好きなんですよね~。

まぁ、かなりマニアックな目線での感想ですけど、、、(;´∀`)

ある程度、素ラーメンで食べた後は、トッピングタイム!!

このトッピングの盛り合わせを一つ一つ入れていきます。

どれをどう入れて食べていくかには、一応のガイドラインがあります!!

このガイドラインに沿って、食べていくのがベストでありましょう!!

まずは、みつばとミョウガと舞茸ですね。

前回、これを最初に入れなかったから駄目だったんだ、、、苦笑

みつば、ミョウガ、舞茸を入れると、こんな風になりました。

うわわわ、、、なんかグリーンなラーメンになった!?Σ(・□・;)

甘鯛ベースの鮮魚系ラーメンに緑が加わり、そして味わいもよりジャパネスクに?!

でも、ますます「ラーメン」の常識から離れていってるぞ、、、💦

つづいては、自家製ローストビーフだな…

自家製ローストビーフを乗せました!!

みつばとミョウガと舞茸入りの鮮魚系甘鯛ラーメンにローストビーフ…

こちらはスープにしゃぶしゃぶして、さっと頂きます。

甘鯛ラーメンのスープで味わうローストビーフ、いいですね~~。

二枚入っていましたが、当然ながら瞬時に消えてなくなりました。

そしたら、その上にある甘鯛の半身(揚げ)を食べます!

この半身揚げって、いわゆる「松笠揚げ」ってことですかね?!

甘鯛の松笠揚げって、松ぼっくり風に見えるからってことみたいですが…。

この半身揚げが前回すごく感動したっていうか、すごく印象に残ったんですよね。「こういう松笠揚げをラーメンのトッピングにもってくるか!!!!」って。

今回もとっても美味しく頂きました。痛烈で痛快な美味しさです!!(痛烈で痛快な美味しさゆえに、ちょっとした事故?が僕の喉奥で生じました…苦笑)

この後、僕はまたガイドラインと違う順番で食べることになってしまいました。

嗚呼、いつまでたってもガイドラインやマニュアル通りに動けない人間だ、、、😢

本当はここで味玉とチャーシューを乗せるところなんですが、、、

その前に、「生のり」と「すだち」を入れてしまった、、、( ;∀;)

嗚呼、、、(;´∀`)

でも、この生のりと甘鯛ベースの鮮魚スープの相性が超抜群!!!

生のり好きな人間なんで、生のりが入っただけで、興奮してしまいます💓

すだちは最後の最後に絞るっていうのは覚えていたので、とりあえず入れただけです。

そして、チャーシュー&味玉をON!!!

自家製ローストビーフも凄いですが、こちらの豚チャーシューもすんごいです!!

薄いお肉ですが、その大きさが凄いんです!!

丼のほぼ7割くらいを覆い隠すほどの大きさのチャーシューなんですね。

しかも、低温調理チャーシューになっていて、柔らかくてソフトで絶品でありました。

鮮魚系スープにこの低温調理チャーシューはもう「無敵」ですね✨

味玉はこんな感じです。

味玉の上に、なにやら山椒のようなものがふりかけられていましたが…(あれ、何だったんだろう…💦)

最後の〆に味玉を味わい楽しむ、これもまた「通」の楽しみ方なのでは?!

ここの味玉、味わいもちょっと独特で、すごく好きなんです。

味玉って、どこにでもあるけど、印象に残る味玉ってそんなに多くはないですからね。

ここのは、どこか印象に残る味わいの味玉なんですよね~~🍳!

それから今回は、「Aセット」にしてみました。

Aセットは、+400円で唐揚げポンズとライスが付いてきます。

ジャーン!!!

こちらが、Aセットの唐揚げポンズとごはんです!!

おおお、ネギ&玉ねぎがいっぱいの唐揚げですね~~。

和風でポン酢の酸味のある上品且つワイルドな唐揚げになっていました。

普通の唐揚げと違う感じなのがすごくいいですね~~~✨

ポン酢の爽やかな酸味がなんかとっても心地よさを作ってくれますね。

1650円に+400円なので、セットで2050円になります。

うん、これはもはや「ラーメン御膳定食」と言っていいですね!!

2050円と聞くと、ちょっとびっくりはしますが、でも、「御膳定食」で2050円なら、ある意味で「普通の価格」というか、「よくある価格設定」になっているというか、そういう気もしてきません?!

一杯500円のラーメンもあれば、一杯2000円超えのラーメンもあるんですね。

そのどちらがいいかを問うのは、やっぱり野暮で、いろんなラーメンがあって、いろんな価格帯のラーメンがあって、それでいいんだろうなって思うに至りましたね、2024年に。。。

それこそ、石神本全盛期の時代にも、2000円超えのラーメンどころか、4000円~5000円のラーメンもありましたし、もともとラーメンって、自由でクリエイティブで多様性の強い食べ物なので、言ってしまえば「なんでもあり!」なんですよね。

昭和の時代でも、ふかひれラーメンとか、6000円~9000円になっていましたし、、、(あれをあの値段で食べることの意味はいまだによく分かりませんが、、、💦)

***

というわけで、、、

二度目となる亀戸の新名店「三代目善平」のレポをお届けいたしました。

いや~、二度目ですが、二度目もやっぱり驚きと感動でいっぱいになりました。

錦糸町タイプの鮮魚系ラーメンって、千葉だとほとんどやっているお店ってないんじゃないかな? 錦糸町エリアに来ると、いっぱい食べることができますが、千葉県内だとどうなんだろ、、、?!(あんまり思い当たらない…)

それこそ、2024年に西船橋に登場した「後関」なんかは鮮魚系ラーメンのお店になると思いますが…

鮮魚系ラーメンについては、僕ももっともっと追いかけていきたいなって思いました。

あと、こちらの三代目善平、新作ラーメンが登場した模様です!

甘鯛に続いて、今度は「本まぐろ」!!!

本マグロの出汁の鮮魚系ラーメン?!?!

これもめっちゃ気になります。

遠くない未来、また三代目善平にも行かなくっちゃ!!!✨

甘鯛って、僕の人生の中でいったい何回くらい食べたことがあるんだろ…

2017年に「甘鯛のかぶら蒸し」を食べてますね、わたくし、、

甘鯛のフィレですって! 高級魚って書いてあります。

甘鯛の干物も売っていますね~~。

ん、甘鯛専用の針ですって! 魚釣りには必要なアイテムですね!

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