Last fanfare
Power failure 電光石火 激しい鐘の音・・・
Power failure 闇夜突き刺す 稲妻が叫ぶ・・・
誰もいないstageに 傷ついた二人が笑う
窓の外 稲妻の音だけが叫ぶ
スポットライトも消えて BGMも止まる
はしゃぎ疲れて 二人は静かに眠る・・・
Suddenly, the thunder drops,
And my house is blacked out. Black out…
stop…lighting me up
手をつないで歩いたね 笑ってcaféに行ったね
午前二時に二人でお散歩をしてたね
サルトルの『存在と無』二人で読みあったね
「自己欺瞞は何か」と話したりもしたね
Suddenly, the thunder drops,
And my house is blacked out. Black out…
ah…don’t let me down
キラメク闇に 叫ぶ流星
悲しくて 悲しくなれない…の
絡まる指先 堕ちてくままに
堕ちてゆく 何処にも行けず…に
Power failure 電光石火 激しい鐘の音・・・
Power failure 闇夜突き刺す 稲妻が叫ぶ・・・
沈黙が二人に語る すべては終わったんだ、と
泣きじゃくるお前 抱きしめることも出来ずに
傷ついた天使が笑う 誰も悪くないんだ、と
震えるお前の肩を ただただ見つめ・・・
Suddenly, the thunder drops,
And my house is blacked out. Black out…
ah…don’t let me down…
キラメク闇に 叫ぶ流星
悲しくて 悲しくなれない…の
絡まる指先 堕ちてくままに
堕ちてゆく 二人には戻れない
ガラスの破片 拾い集めても
感じない 何も 何にも…
時計が止まる 幕も下りてゆく
…何もない 何も 何にも…
Power failure 電光石火 激しい鐘の音・・・
Power failure 闇夜突き刺す 稲妻が叫ぶ・・・
Power failure 電光石火 最期のファンファーレ…
実に２年半ぶりに曲を作った！ この一ヶ月本当の本当に辛くて、たいへんだった。そのせいか、なんか創作意欲が湧いてきたというか・・・ 曲って作ろうと思えばいくらでも作れるんだけど、こう、ピーンとくるっていうか、ふとパーンと思いつくメロディーのほうがよかったりする。そのピーンっていうのが二年半ぶりにきた（苦笑）
僕はだいたいメロディーが浮かんできて、そのメロディーから浮かび上がる情景の世界に入り込む。で、その情景のシチュエーションから言葉を紡ぎだしていく、そんな感じで歌詞を書く。歌詞は、身近な出来事っていうよりは、メロディーから浮かび上がってくる世界を描く。自分の実体験を基にして書く人もいるが、僕はあんまりそういう手法は使わない。どっちかというと、空想／妄想の世界（いや、厳密に言うとメロディーが与える印象の世界）をモチーフに書く。
今回の歌詞は、「別れるその瞬間」を、落雷、停電という状況から描いたものとなりました。これがなかなかかっこいい曲になったんですよ～
というわけで、今から（かなり壊れかけた）ＭＴＲをひっぱりだして、レコーディング♪ ドラム（ドラムマシーン）は５時間かけて完成。あとは、ベースとギターを入れて（フレーズやリフも考えながら）、ボーカル録音をするのだ。これでだいたい１５時間くらい。で、ミックスダウンをしておしまい。
