早いもので、もう7日目を迎えてしまいました。
この日は、朝8時頃にホテルを出発して、ドレスデンに向かいました。
本来なら、ホテルの前に地下鉄の駅があって、便利なはずだったんですが、ここは、ドイツ。
地下鉄自体、工事をしていて、全面的に運休になっていたんです。
いやー、さすが、ドイツ、、、
...
ハンブルクとベルリンの4日間、超ハードでした。
想像を超えるハードさで、一生分の頭を使った気がするくらいです。
でも、この日は、ドレスデンエリアを楽しみます。
ドレスデン中央駅に到着!
ここで、荷物をコインロッカーに預けて、、、
ここ!!
Kurort Rathenです。
もう、僕は完璧にここにはまってしまった、、、
ゴスロリ系の学生ちゃん。
この子、かなりこっちでは珍しいらしく、写真撮影をお願いされたりもしていました。
凄い、、、
そして、山を登ること、30分。
バスタイ橋です!!!
なんでこんなところに石橋を作ったのか。
謎の多い橋なんです。
お昼は、バスタイ橋近くの「パノラマレストラン」。
ここ、何気に、ドイツのレストランガイドの中でもかなりの高評価。
今回は、Deutscher Rindsteakを頼みました。
これが、もう超のつく大当たりで、、、
見てください。このボリューム、、、
その後、あまりにものんびりしすぎたので、急いで市内に戻り、、、
超高速見どころツアーを決行いたしました。
フラウエン教会前!!
超高速で、ドレスデンの見どころを抑えていきます。
いわゆる見どころとなる場所が町中に集中しているので、楽なんです。
ドレスデンには、ラーメン屋さんは(知る限り)ありません。
日本レストランはありますが、ラーメンはないお店ばかり。
でも、この日のために、デュッセルドルフで買ってきたものがありました。
それが、、、
こちらです!!!
中国の汁なし担々麺のカップ麺!!!
これ、僕的にかなり楽しみにしていました。
蓋をあけると、三つの調味料+具が入っています。
麺はちゃんとラッピングされているので、衛生感もあります。
お湯を注ぐのは、日本のと一緒。
そして、6分待ちまして、調味料と具を入れますと、、、、
こんな感じになります!!
なんて、美しいヴィジュアルなんでしょう!?
日本のカップ麺に負けず劣らずのヴィジュアルですよ。
そして、その後は、ドイツゼミ!!
3人の学生が発表しました。
U先生とO先生にも参加していただき、普段とは異なる学びの時間になりました。
一人目の学生が「妊娠葛藤相談と保育士の可能性」について発表してくれました。妊娠相談を専門とするお二人の先生から貴重なお話を聞かせてもらいました。O先生の言葉で「看護と保育の協同」という言葉が印象的でした。妊娠相談や妊娠葛藤相談は、もちろん助産師や看護師や医師に深くかかわるものだけど、保育士だって、そこに関われるし、関わるべきだし、それによって、保育士の専門性も高まってくる。子育てに深くかかわり、子どもの生活に関わるプロだからこそできる「相談」というのもある。事実、こっちの妊娠葛藤相談所には、「社会福祉教育士」(ソツィアールペタゴーゲ)という専門職の人がたくさんいて、そこで「相談業務」を行っていました。日本にはない資格だけど、その中身を見ると、日本の保育士に十分可能な業務内容になっていると思います。この辺は、僕の次の課題として残しておきたいなぁ、と思いました。
二人目の学生は、「ドイツのビールとワインについて」でした。ドイツのビールには、根本的に二つの種類があり、ワインも、甘さに応じて、いろんな段階がある、ということを教えてくれました。知っているようで知らない話がいっぱいあって、個人的にも勉強になりました。
三人目の学生は、「なぜドイツは第二次世界大戦へと向かっていったのか」というテーマで発表してくれました。戦争の悲惨さではなく、戦争までのプロセスやメカニズムについて話してくれました。「反ユダヤ主義」と「反共産主義」が、ナチスドイツを生み出し、そして、あの忌々しい歴史的虐殺をもたらしたんですよね。議論の中で、「10年前、日本では、韓流ブームがあって、民主党政権に熱狂した」ということと、かつての「反ユダヤ主義」と「反共産主義」が、細い線でつながっているような、という話にもなりました。
この日は、U先生とO先生と過ごす最後の夜。学生たちも含め、みんなで、夜中の1時過ぎまで語らいました。こういう時間、大好きだ、、、。
今回は、学生たちグループと、U先生グループと、二つのグループでの旅となりました。(そういえば、12月の旅もそうだったような、、、)
二つのグループのニーズを叶えることの難しさを本当に痛感しました。というか、誰かを連れて海外に行く、というのは、本当に大変なことです。一人なら、本当に気ままな旅ができるし、研究も存分にできる。でも、誰かが入れば、その人の「思い」や「希望」もそこに入ってくる。一緒の人間でないかぎり、それが100パーセント重なるということは、まず、ないわけで。
でも、いろんな人がいるからこそ、できることもいっぱいあるわけで、この日の夜のゼミとその後のゆるやかな時は、なんともいえない満足感に包まれました。
…
で、寝たのは、真夜中の2時過ぎ、という、、、(;'∀')
というわけで、8日目へ、、、
8日目は、遂にドイツとお別れして、スイスに向かいます。
最後の三日間、スイスを堪能します!!
スイスの素敵な写真もupできたらいいなぁ、、、、と思ってます。