Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

負けない心

(mixiより転載)

大好きなブログさえ、
書く気がしないほど疲れきってます。

***

今日、教授会の後、
うちのカウンセラーの先生の講話会があった。

内容は、うちの学生の心のケア、
みたいな話だった。

最近、うちの学生たちも、
どんどん心が病んできてるらしい。。。

それに対して、どうやってか弱き子羊たちと
かかわっていくか、
そんな話だった。

心理出身の僕としては、
もう聞き飽きるような話ばっかりだったが、
(言われなくても、いつもそのことを念頭に置いているから)
他の先生たちにとっては未知の世界の話だったようだ。

僕自身、大学時代はカウンセラーの道も考えた。
大学が臨床心理士を育成していたので、
その道もなかったわけじゃない。

でも、やめた。

実際に日々若者とかかわる先生の方が
魅力的に思えたから。
(決して嫌になったわけじゃない!)

今日の話を聴いて、
やっぱり先生という道でよかったなって思った。

もちろんカウンセラーの人がいてくれることは、
たいへん心強い。

でも、実際に日々かかわるのは僕ら教師だ。

まぁ、大学機関だから、
そんなに深く学生とつきあうわけじゃない。

けれど、この6年、心の闇をかかえる学生と
たくさん対話してきたし、ぶつかってきた。

張りつめた研究室で何時間も対話をすることもあった。

そのつど、僕自身、全力で学生と向かい合ってきた。

泣き出す学生もたくさん見てきたし、
凍りついて、ただ立ち尽くす学生もたくさんいた。

もちろん教師の限界も感じたし、
できることの幅もそれほど多くはない。
病める学生のディープな心の内まで分かったとは思わない。

けれど、それでも一人の人間として、
学生たちにぶつかっていける。

カウンセラーとしてではなく、
一人の人間として。

それは、教師冥利に尽きる、って感じだ。

***

それにしても、みんな、 本当に弱ってる。

ガツガツしたハングリーさを本当に感じない。

繊細でもろくて弱くて…

カウンセラーの人は、
「頑張れって言わずに、見守ってください」
「色々言わずに、受け止めてください」
と言う。

もちろんその意味や意義はよく分かるし、
そういうケア的態度は身につけてきた。

でも、それでも、
「何言ってんだ? グダグダ言う暇があったら、
死ぬ気でやれよ。何、甘えてんだ?!」
とも、言いたい。

最近、病名が数え切れないくらいにある。
(今日も病名がひたすら羅列された)

すぐに病名がつく時代だ。

なんでもかんでも病気にすればいいわけじゃないし、
どんな病名がついても、
それはそれとして、生きていかなきゃならない。
(病名そのものを否定する気は全くないけれど)

僕自身、いつも生きることに必死だったし、
問題行動や問題発言が多くて、
色んな人に叩かれてきたし、
色んな人に殴られてきたし、
たくさん嫌われてきた。
夜中に吐いたり、眠れなかったり、
学校に行けなかったり、涙したりしてきた。

まわりすべてが敵に見えたことも何度もあった。

お先真っ暗状態もたくさん経験してきた。
(そして、本当にくじけた・・・)

でも、「ざけんなよ」と自分に言い聞かせて、
必死にやってきた。やり直してきた。

ぶっ壊れそうになっても、
「絶対に負けない」って思って、
ふんばってきた。

そういう「生きるパワー」って、
誰にでもきっと心のずっと奥底に眠っているはず。

野性のパワーっていうか。


僕は、これからも、
若者たちに、ギラギラしたパワーを
存分に見せつけたいと思う。

無理に無理やり真似しろとは言わないけど、
やってやれないことは何にもないってことを
見せつけてやりたい。

諦めるのが己の意志なら、
諦めないのも己の意志だ。

負けて逃げるのも己の意志なら、
負けずに向かうのも己の選択。

生きるっていうことは、
そもそもすごいことなんだ。
すごいたいへんなことなんだ。

甘ったれた生き方しかしてないヤツらは、
いつかどこかでその生き方を変えなきゃならないんだ。

変わりたくないなんていう甘えは、
人生には通用しないし、
そのままでいれば、
いずれ人生自身に見捨てられることだろう。

目を開け!

たとえ誰にも届かなかったとしても、
それでも僕は叫び続けていきたい!!

(相変わらず熱いな。。。僕。。。)

*ちょっと暴言気味ですが、
僕の正直な気持ちです。ご了承ください(汗)

コメント一覧

kei
タカさん

またまたのコメントありがとうございます。

まんぼぉ、お好きなんですか?!
驚き!と共にうれしいです。
今月もなかなか刺激的な限定でした。

南青山はまだ行ったことがありません。
車がないので、なかなか。。。
いつか一度行きたいです。

県内の豚骨・・・
ふと思い出すのは、
成東の「まるえい」ですかね。
あそこの豚骨ラーメンは美味しいです。

あと、千葉の幸福軒。
千葉寺の和屋の豚骨ですかね。

博多ラーメンは、正直まだ
勉強不足なんです。

一度博多に行って勉強してきたいと
思っています。

タカさんは博多に行かれたことは
あるのですか??

また、豚骨で美味しいお店が
あったら教えてください!
タカ
佐倉周辺のラーメン屋さんでお気に入りはkeiさんも好きな「まんぼぉ」ですね。 毎月の月替わりメニューが楽しみですね。 あとは八街の「南青山」かな~ 徒歩は困難ですが、佐倉周辺で唯一バリカタ細麺&豚骨スープの美味しいラーメン屋じゃないかな~ しかも最近マイブームの汁ナシ麺(油そば)もあるし♪
千葉県内でkeiさんお薦めの博多ラーメンはありますか??
kei
てつおさん

はじめまして。
コメントありがとうございます!

HP拝見しました。
素敵なHPですね。
本当に綺麗で、読みやすくて、
すごいなぁって思いました。

不安障害にはとても興味があります。
(というか、不安そのものに
興味があります)

不安障害のいうところの不安って
どんな不安なのでしょうか??
いつか聴いてみたいです。

西谷先生!
僕も受けてました(苦笑)
歌いだす熱血の英語教師ですよね。
大好きでした。
ロックな先生でしたよね。

「人間臭さ」は大事にしてますね。
本当に。

僕の師匠板谷祐がそういう人なので(汗)

天台の沖縄料理屋って、
天台駅、駅下のお店ですか??

kei
タカさん

はじめまして。
コメントありがとうございます!

自分の成長への執着心、
いい言葉ですね。
この言葉、心に響きましたよ。

僕自身、今も成長への執着心のみで
生きている気がします。

佐倉在住でラーメン好きでB-T好きとは(汗)
すごいですね。
僕が女性なら結婚相手候補ですよ(苦笑)

佐倉近辺だとどのラーメン屋さんがおススメですか??

あとB-Tはどの時代がお好きですか??
僕はやっぱりSEVENS HEAVEN~TABOO時代が
一番熱かったかな~

今ももちろん大好きですけども。。。
相談屋ジャッジ
喜怒哀楽
http://www.soudanjudge.net
はじめまして。
天台に30年住んでいて、今は長沼に住んでいます、てつおと申します。

なんかkeiさんのブログを読んでいたら、「共感できそうな人だなぁ」と思ったのでコメントを書いてしまいました。

私は、これから社会(交)不安障害という心の問題をもった人に対する相談を事業として始めようと考えている者です。ホームページがあるのでよければ見てください。http://www.soudanjudge.net

私も一度は大学院に進み臨床心理士になろうと思いましたが、あまりにも心のない心理学というものに疑問を感じ辞めました。

私が共鳴を受けたのは、大学の教授ではなく予備校講師でした。代ゼミの西谷先生という人です。西谷先生は英語の講師でしたが、心理学なんかより、心を突くような授業でした。
喜怒哀楽がたくさん織り交ぜられた、本当に人間臭いものでした。

残念ですが、今の臨床心理士には人間臭さは許されない世界でしょう…。だったら、どこにも所属せず自分が正しいと思うことをやっていこうと思いました。「お前とは違う」と言われるかもしれませんが、keiさんもきっと人間臭さを大切にしている人なんだろうな…と。

こういうタイプは、周りからの批判が多くなると思いますが、私もkeiさんのようにギラギラで生きていきたいと思います。

私も同年代のような気がします。バクチクが髪を立ててラジカセを持っていたビクターのCMには驚きましたよ!!「なんだこいつら」って。

機会があれば、是非、天台の沖縄料理屋でkeiさんと話してみたいものです。
タカ
keiさんサイコー
現代社会で生きていくには何歳になっても努力が必要だし、「自分の成長」には常に執着心を持ち日々を過ごすことはとても重要だと思います。 諦めたらgameover、頑張れば絶対に良いことが待っているはずですよね!?
私はkeiさんとほぼ同い年だと思います。(昭和51年生まれ)
佐倉市在住で、ラーメン&buck-tick大好き!
毎日keiさんのblogを拝見するのがマジで楽しみになっています。 仕事・趣味に貪欲に取組んでいるkeiさんを尊敬していますよ!
これからもblog楽しみにしていますので頑張ってください!!!
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