Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺座まねき@北松戸 2004年創業で20周年を迎える「北松戸の名店」! 魚介強めのアツアツラーメンにとろろ昆布を添えて!

人生初となる「北松戸駅」。

北松戸に来たら、絶対に行きたい!と思うお店がありました。

もうず~~っと前から知りつつも、行けていなかった、

麺座まねき

であります!!

こちらのお店は、2004年4月創業で、20周年を迎えた北松戸の名店であります。

このお店は、山路力也さんが執筆した『千葉ラーメンマップ<2>』(2007年)に登場していたお店で、歴史的なラーメンブームの只中に生まれ、千葉のラーメン界のど真ん中でずっと活躍してきたお店であります。(この<2>で、我が愛しの「総豊」も紹介されました😊)

僕がブロガーになったのが2005年の1月なので、ホントちょうど同じ頃に、(立場は全然違いますが)ラーメンの世界に入り込んでいったんですね。

また、こちらの店主さんは、かつての「らーめん寺子屋(3期)」出身の店主さんで、13湯麺の松井さんの下で学ばれた方なんですね。松井さんを師と仰ぐ店主さんでした。年齢的にも60代後半くらい?70手前くらい?な感じでした。(脱サラして、ラーメン寺子屋で学んで、開業したっていう感じかな?!)

ラーメンも各種いろいろと揃っております。

まねきラーメンに、潮まねきラーメン?!

ここのラーメンで「潮」が付くのは、ちょっと他では味わえない「魚介風味強め」の味わいなんですって。

で、つけ麺に、潮つけ麺があって?!?

光麺があって、しそに、塩ラーメン?!

さらには、えびそば(塩味)があって、のりしおそばまであります。

なんだ、この魅惑的なラインナップは?!?!Σ(・□・;)

店主さんとあれこれお話させて頂いて、「潮まねきラーメン(醤油)」が一番食べるべきラーメンかな、と思いまして、これを頂くことにしました。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、この店自慢の、

潮まねきラーメン(醤油)

です!!

おおお、これはこれは、かなりの存在感であります。

存在として、かなり重たい一杯になっているのが伝わってきます。

トッピングの「とろろ昆布」(50円)も添えて。

うん、すっごく素敵なヴィジュアルのラーメンになっています。

とろろ昆布のトッピングがあるお店って、珍しいですよね?!

zoom up!

これはいったいどんなラーメンなんだろう?!

見ただけでは、ちょっとよく分からないスープになっていました。(でも、どこか懐かしい…)

で、スープを一口食べると、

「うわ、アツアツだ!! そして渡なべやもちもちの木に通じる00年代のあの魚介醤油の味わいだ!」

って思いました。

先日、高田馬場の渡なべで00年代を代表するラーメンを食べてきましたが、その渡なべの味、そしてその渡なべと同じ時代に輝いたもちもちの木の味に確かに通じるものがありました。スープは超アツアツ!!

その時代を生きた僕としては、「まさにこの味だ!!!!」って叫びたくなりました。魚介の旨み、魚粉、香味油、魚介出汁、いろんなアプローチがありますが、その全部を駆使したかのような「魚介」の旨みが炸裂しています(とはいえ、イマドキのニボニボ系でもないんですね)。

と同時に、店主さんが「他では味わえない」と行ったことの意味も分かりました。この00年代初期の頃に皆に愛されたこの魚介醤油~魚介豚骨醤油スープって、20年代の今、もうほぼ作られていないんですよね。それこそ、渡なべやもちもちの木に行かないと味わえないタイプのスープと言うか、、、。

まさに、2024年の今、千葉で00年代に皆に愛されたあの味を伝え残してくれているんですね。

そこに、僕は大きな感動を覚えました。

2000年頃、みんながこの味に感動したんだよね!っていう味わいでした。

あと、「ワカメ」が入っているのがなんか泣けましたね😂!

麺はこんな感じです。

かつては13湯麺の麺を使っていたようですが…(千葉ラーメンマップ2より)。

今は、自家製麺で、細いストレート麺になっていました。

この麺がもう、めっちゃ歯ごたえが心地よくてつるつるっとしていて、すごく良かったです。

柔らかくはない麺で、どちらかというとハードタイプの細麺になっていました。ハードさ(硬さ)はあるけど、とっても食べやすい中華麺=ヌードルでした。

この麺もまた、なんか20年続いた名店の麺!っていう感じがしました。

味玉はこんな感じです。

デフォで、しっかり味玉半分入っているんです。

今はもうどこもかしこも、トッピングで150円くらい取るようになっていて…。

もちろん未曾有の物価高?!で、原価がどんどん上がっているのは分かるんです。でも、そこに「お客さんへのサービス心」みたいなのも、しっかり残し伝えてほしいところでもあります。

1000円を超えるラーメンであれば、例えばこのお店みたいに、味玉半分付けるとか、4分の1でもいいかもしれない。ちょっとしたサービス精神を感じると、お客さんは「また来ようかな」って思ってもらえると思うんです。

(だからこそ、このお店は20年以上過ぎても、次から次にお客さんがやってくる不動の人気店になっていったんだろう、とわりと本気で思いました)

チャーシューはこんな感じで、、、

立派なチャーシューが二枚しっかり入っていました。

このチャーシュー、平凡のように見えて非凡の美味しさでした。

昔ながらのラーメンに入っていたパサパサなチャーシューではないんですが、どこかその名残みたいなのは感じて、でも、これをよく味わって食べると、もちもちしていて柔らかいっていうね。

パサパサとしっとりのちょうど「中間」くらいの肉質のチャーシューになっていました。

こちらも20年の歩みを感じる素敵なチャーシューでした。ホントに。

これで一杯900円か、、、Σ(・□・;)

ちゃんと海苔も付いていましたし、メンマもコリコリっとしていてとても良かったです。

最後に、とろろ昆布を入れて!!!

魚介の旨み強めのスープに、このとろろ昆布。

最高に最強のとろろ昆布和風ラーメンに変貌いたしました。

とろろ昆布好きな人には、これは必須トッピングですね💞

***

というわけで、、、

ず~っと前々から知りつつも、行けていなかった「麺座まねき」の初レポをお届けいたしました。

遂に遂に来ることができました( ;∀;)。

ここは、ラーメン好きの人だけじゃなくて、現役のラーメン店主さんにも是非食べて頂きたいお店かなって思いました。00年代初頭のラーメン界の空気が残っています。味わいも、00年代のテイストそのものでした。

濃厚豚骨魚介系や、二郎系や、家系や、濃厚煮干し系ではない、かつて皆に愛された「魚介豚骨醤油系」の伝統のラーメンが味わえます。

家系ラーメンや二郎系ラーメンを作っている店主さんが、ここのこの潮まねきラーメンを食べたら、どんな風に感じるんだろうなぁ?!って想像すると、結構驚くんじゃないかなぁ…。

いい意味で、あの当時のまま、変わらずに同じラーメンを作り続けてきたんだろうなとも思いますね。時代に応じて、その時代のトレンドのラーメンを出すお店もありますし、それもまたお店を維持するための一つの方法だと思います。でも、このお店は、かたくなに一つの味を作り続けてきた結果、その味が時代を超えた「歴史的な価値」をもつラーメン店になったように思います。

すごく素敵な経験をした気持ちになりました。

夏には、「冷しおそば」なるものも出ていたんですね。

まねきの冷しってどんな冷しだったんだろうなぁ~~。

こちらを見ると、冷しおそば、見られます

うわ~、これも絶対美味しいヤツだ、、、😂

基本的には月曜日と火曜日がお休みかな?!

営業時間は11時30分~14時、18時~21時となっています。

土日は基本的に営業していますね👆

らーめんまねきって書いてある看板が印象的でした。

お客さんもホント次から次に入って来ていて、人気店だと分かります。

みんな、ここの味が好きで通っているんだろうなぁっていう感じで。

派手に話題になることはないけれど、多くの人に愛され、常連さんが足繁く通う「名店」なんでしょうね。

この道をまっすぐ行くと、北松戸方面に行きます。

駅から少しだけ離れていますが、十分徒歩圏内ですね。

こんな感じです。

駅から徒歩で6分~7分くらいかな?!

僕もまた北松戸方面に来たら、ふらっと立ち寄りたいです😊!

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