今日は、ウルムに来たわけではないのですが、通過点だったので、短い時間で、こちらにやってきました。実に14年ぶりのウルムです。
ウルムで唯一、正真正銘のラーメンを出している日本レストランです。名前からしていいじゃないですか。シンプルに「TOKYO」。ドイツ語表記の「TOKIO」じゃないのがいい。やっぱり東京は「TOKYO」表記がいい。だって、KYOって入っているから。やっぱKYOがいい♪。 一番はKYOSUKEだけど(笑)「ようこそ、TO-KYOSUKEへ♪」って。はい、どうでもいいですね。
なんだか分からないけど、ちょっと期待していました。
さて、場所ですが、駅を降りて、ロータリーに出て、メインの大通りを左に曲がり、オルガ通りを進み、左手に「劇場」があります。劇場のある交差点に出たら、信号を渡って、左に曲がります。すると右手にすぐ見えてきます。駅から徒歩6分くらい。近いです。Neutorstr.
お店に入ると、日本人はいませんでした。聞くと、日本人の男性(シェフ)もいるみたいなんですが、現在ウアラウブ中ということで、厨房にいませんでした。が、味は一緒、ここのラーメンは美味しいよ、と同じアジア(東南アジア系)の店員さんが言ってくれました。これは期待できそう。
メニューを見ると、ありました。Ramen。しかも、日本語で、「鶏唐ラーメン」と書いてあるじゃないですか。鶏唐ラーメンときたら、これを頼まずに何を頼む!?という。他には、野菜ラーメン、海鮮ラーメンがありました。うん、これはもう迷うことなく、鶏唐ラーメンでしょう!
出てきたラーメンは、今、最も自分が欲していたあっさり鶏ガラ醤油ラーメンでした。万歳! しかも、このスープが実に旨い。いや、これは普通にマジで美味しい。どうしたことか。本質的に日本のラーメンの味になっている。インスタントじゃない。聞けば、毎日スープを取っているとのこと。まさか、ウルムでここまで本気の正統派醤油ラーメンを食べられるとは思ってもいませんでした。ビックリ。
野菜の甘みもたっぷり出ていて、醤油タレもしっかりしていて、日本の有力チェーン店並みの美味しさを保っています。いわゆる「ラーメン専門店」(匠、なにわ、COCOLO等)には及ばないかもしれませんが、十分に美味しいラーメンでした。思わず店員さんに、「これ、本当に旨いですよ。これまでこっちの色んなラーメンを食べてきましたが、これはトップクラスですよ」と語ってしまいました。店員さんはやや困惑しているようでしたが、笑っていました。
麺は、東京から取り寄せているそうです。日本でよく食べるタイプの麺に限りなく近い麺になっていました。ちょっと柔らかいかなと思いましたが、こっちのニーズに合わせているという気もしなくもない。
鶏唐は、日本の唐揚げではなく、こっちでよく食べるタイプのパーコーでした。日本のパーコーよりファットじゃないですね。油っぽさがないです。油に浸して揚げてないからかな。からっとしています。
というわけで、ウルムで本気の一杯を発見しました。これは、おススメできます。色んなラーメン(=ヌードルスープ)を食べてきましたが、こちらのラーメンは美味しいです。シンプルに美味しい。なかなか、素直に美味しいと言えるお店がないもので、、、 なので、貴重です。
ウルム近辺でラーメンが食べたいときは、ここで食べることをおススメします。シンプルで味わい深くて、やさしくて、醤油がしっかり効いていて、満足できました。
TOKYO
月~日 11時30分~14時30分/18時~23時30分
定休日:火曜日
ウルムの大聖堂♪