Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

20年目の教師人生、とりあえず終了!(まだ終わってないけど…) なんか、熱く語ります!

僕が教師の道を歩み始めたのは、2004年4月のこと。

今は、2024年。

今年の3月で、教師人生20周年を迎えるんです。

でも、この後期の講義は、今日でおしまい。

20年目の教師人生が終わったんです😂

20年前といえば、僕もまだ28歳でした。

最初の教え子は(今も変わらないけど)18歳。

歳の差は、たったの10歳でした。

だから、学生たちから見ても、今思えば、すごく若い先生だったんだろうな。

そんなこんなで、20年が過ぎて、もう48歳。もうすぐ49歳。

ずいぶんと歳をとったもんです。

この20年、いいことも、悪いことも、嬉しいことも、しんどいこともいっぱいありました。

たくさんの学生に嫌われ、そして、たくさんの学生に愛されました。

まったく顔も名前も分からないまま、卒業していった学生もいれば、20年経った今でも付き合いのある卒業生もいます。

この20年、同じような年って1年もなくて、毎年毎年、何かが起こっていました(苦笑)

ただ、僕自身を振り返ると、この20年、根幹的なところは変わってないかな。

今も、世間的に言えば、「超熱血教師」なんだと思います。

熱血っていうか、一番誰よりも先生を楽しんでいる先生、かな。

このブログでも、たびたび出していますが、昔も今も、学生や卒業生たちとラーメンを食べに行ったり、バーデンバーデンに行ったり、いろいろと食べ歩いてますし。

この数年、コロナもあって、海外脱出ツアーはできてませんが、昨年は国内ツアーをやれましたし。

20年前には、ジュイールクラブをやってて、今も、ペンギンクラブをやってて。そこも変わってません。ボランティアスピリットは今も健在です🎵

体型やら、髪の毛の量やら、肌艶やら、色々と変わりましたが、根っこは変わってないかなって。

多分、根っこが変わっちゃったら、僕はすぐ、先生を辞めます。

僕は、僕が一番理想とする先生をこれまでも、これからも追及したいなって。

ただ、この20年で、教育界も大きく変わりました。

どんどん、息苦しく、堅苦しく、縛りの多い世界になっていきました。

20年前の時のような「自由な雰囲気」は、すっかりなくなった気がします。

僕みたいな自由奔放で自由気ままな先生はほとんど求められてなくて、いわゆる法令順守系の真面目で無難で不用意な発言をしない先生が求められるようになりました。

また、これまた僕みたいに、褒める時も怒る時も笑う時も泣く時も、なんでもオーバーに振る舞う先生はもう要らなくて、感情を出さないで、それこそロボットみたいに、規則的に、ルールや命令によく従うような先生が大事にされるようになりました。

だから、この数年は、「もう、僕もオワコンな先生なんだろうな」って思うようになりました。

先生という世界も、ラーメンや音楽の世界と同様に、トレンドとか、傾向とか、流行りとかがあって、今は、僕みたいな先生は、それこそ、トレンドでも流行りでもないんですよね。

で、僕が一番嫌な・嫌いな・苦手な・不得意なタイプの先生が、輝くようになりました。

「ああ、もう、僕みたいな先生って、要らないんだろうな」って。

あと何年、「先生」ができるのかな?!…

あと何年、「先生」をやらせてもらえるかな?!…

僕的には、僕をまだ慕ってくれる学生がいるうちは、頑張ろうとは思ってるけど、、、

でも、年々、「きついなぁ」「厳しいなぁ」って思うことが増えてきてます。

きっと、自分は、時代の変化についていけてないんだろうなって思います(ついていく気もないけど)。

だから、きっと、もってあと数年~十数年ってところかな…って。

僕は、惰性で、先生はやりたくない。

お仕事だから、と割り切って、先生をしたくない。

いつでも、全身全霊で、講義や授業をしたいし、いつでも、ガチンコで学生たちとぶつかりたい。

それができないなら、もう「先生」に、未練もなんにもない。

手を抜こうと思えば、どこまでも抜ける仕事でもある。

でも、手を抜かず、手を変え品を変え、常に更なる高みを目指す。

それができないなら、先生なんて、辞めなきゃいけないんだ(言い過ぎかな?!💦)

手を抜いて、仕事と割り切って、やるべきことだけをやる先生なんて、僕は絶対になりたくない。

人を育てたくて、自ら育とうとする人を育てたくて、そういう人たちと一緒に成長し合いたくて。

たぶん、その気持ちは、20年間、1mmも変わってないなって思います。

心のどこかで、20周年をずっと楽しみに待ってた気がします。

一区切りついたっていうか。

とりあえず、2004年から20年、妥協せず、屈折せず、まっすぐ突き進んできました。

これからは、またこれまでとはちょっと違う先生を目ざそうかなって思っています。

これまでは、基本的に「オラオラ系」でしたが、これからは「キラキラ系」でいこうかなって(笑)

いや、そもそも、僕は、「日色一平」みたいな先生を目指してたんですよね。

この「愛しあってるかい!」のドラマの主人公(陣内さん)の先生です。

設定年齢が違い過ぎるので、ここまでキラキラすることはできないけど…

でも、もっとアホで明るくて楽しくてキラキラした先生になりたいなぁって。(もともとはそっち系だったわけで…)

ま、そんなこんなで、、、

20年目の教員人生の本編は終わりました。

まだ、色々お仕事はあるけれど、授業者としての仕事は終わりました。

20年、続いちゃいました。

この20年で出会ったすべての人たちに感謝!!!

嫌な思いをした人には、「ごめんなさい!」

僕のゼミや講義を楽しんでくれた人には、「ありがとう!」

僕という先生を愛してくれた人には、「愛してる!」

とりあえず、なんとか21年目を無事に迎えられるように、頑張ります。

まだまだ、僕のぢゃりんこ教師人生は続くのです🔥

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