いつの時も、出会いは突然ですよね。
偶然の出会いとなると、それは胸がときめくものです。
ラーメンも、いきなり不意打ちで出会うラーメンだと、心がときめきます💛
…
外回りのお仕事で東金エリアを徒歩でまわりました。
一つ前の記事の「立川マシマシ」で食べて、仕事を一つ終えて…
次の訪問先に向かう途中、突然「ラーメン」の「のぼり旗」を見つけたんです。
「え? こんなところにラーメン??!!」って。。。
そのお店の名前は、
大利根食堂
であります。
大利根食堂?? 聞いたことないぞ…。
らんちばさんのブログにもどうやら出ていないお店っぽい…(県内でらんちばさんが食べていないお店を探すのはとても大変なんです…苦笑)
わー、なんか、ワクワクしてきたーwww(^。^)💛
お店に入ると、そこはまさに「昭和の食堂」です☝
昭和のレトロな食堂そのまんまの姿がここにあります。
僕と同じ世代の店主さん?(二代目)とそのお母さまがおられました。
聞けば、創業50年、現店主さん?のお父さまが創業したお店みたいです。見た感じ、「お蕎麦屋さんかな」と思いきや、最初から「中華食堂」だったみたいです。当然、50年前からラーメンを出していたということらしいです。
お店の名前は、その初代のお父さまとその奥様、どちらも茨城・利根川エリアの方で、そこから「大利根」と命名したんだそうです。いや~、歴史を感じさせますね。
メニューです。
うん、色々とありますね。蕎麦もうどんも丼も定食も…。
のぼり旗通り、ラーメンも各種揃っていました。
さて、どうしよう。何にしよう…。
一番上の「カントンメン」にするか、それとも無難に「ラーメン」にするか…。
お蕎麦もうどんもあるお店なので、ラーメンに賭けてみることにしました。
いったいどんな「ラーメン」が出てくるのでしょうか。
前情報一切なし、先入観一切なし、予測不能…
嗚呼、これこそが、「食べ歩き」の最大の醍醐味だわ!!
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、創業50年、大利根食堂の
ラーメン(600円)
であります!!
おおお、、、もやしが乗ってる!! しかも、海外のラーメンのように生っぽい!?
これは、ちょっと面白いかも!?!?
いいですねー!!
これ、まさに「昔ながらの昭和のラーメン」だ!!
なんといっても、このチャーシューの小ささ、ですよ!!(画像上部にちょこっと見えています)
この小ささこそ、「昭和のラーメンらしさ」であります\(^o^)/
古きよきお店のお手頃なラーメンには、こういう小さなチャーシューがちょこっと入っているんです。できるだけ「値段」を抑えて、安くおいしくラーメンを食べてもらいたい、という「昭和的精神」がこの小さなチャーシューに込められているんです。
小さなチャーシューに、もやしに、なるとに、ほうれん草(?!)
zoom up!
スープを一口飲むと、これぞ、まさに、昭和のラーメンの味わいであります!
醤油の味がしっかりあって、しょっぱさも結構強めで、、、
甘さや旨さも感じつつも、キレのある素朴な味わい。
鶏と豚と野菜を煮込んだ清湯スープに醤油ダレを合わせたスープ。
結構、タレが多めなのかな?? シャープでキリッとしたスープになっていました。
少しアゴ出汁っぽい味もした気がしたんですが、乾物系は使っていないそうです。
いや~、「これぞ、昭和の醤油ラーメン!」って感じで、素敵なお味です。
それと、特記すべきは、「生っぽいもやし」の存在です!(おそらく湯掻いていると思いますが…)
そんなにどさっと入っていないのですが、このもやしがとってもいい仕事をしている気がしました。こういう生っぽいもやしって、海外の変なラーメンでしか食べたことがほぼないけど、ここのもやしは、「なるほどー!」って感じでした。
麺はこんな感じです。
こちらのお店の隣の隣に「中村製麺所」という製麺所があって、そこの麺を使っているそうです。
中村製麺所といえば…、あの「らあめんclover」も使っているあの中村製麺所??
電話番号もどうやら同じだ…。ってことは、!?!?
このお店の麺と、らあめんcloverの麺が同じ製麺所の麺ってことになりますね!
でも、麺の形状は違ったりもしますよね、、、
こういう昔ながらの醤油ラーメンとしては、とても印象的な麺だったかな?? ソフトで優しい食感のもちもち中華麺でした。麺の量は、ほどよく一人前・・かな!?
この麺と、上記した湯通ししたもやしとの相性がとってもよくて…。もやしのシャキシャキっとした食感と中華麺のもちっとした食感が重なり合って、とてつもないハーモニーを醸し出していたんです。「そうか、こういう使い方もあるのかー驚愕!」、と思いました。
かわいらしいミニチャーシューが、これまたとってもよかったです。
あっという間になくなっちゃいましたが、、、(;^ω^)
この美味しさなら、チャーシューメンでもよかったなぁ、、、
あと、メンマ代わりのタケノコ??
これもまた、新鮮というか、特徴的というか、なんというか…。メンマとは異なる食感&味わいに驚きました。
いや~、面白い、面白すぎる…。
スープは「昭和の味わい」、麺はらあめんcloverと一緒、チャーシューは超ミニサイズで、メンマはタケノコ。これで、一杯600円。これはもう、600円で楽しむ「タイムトラベル」ですよ!!!
こんな素敵なラーメンと出会えるとは、、、😢
こういうラーメンは、「胡椒」で「味変」!!!
最も原初的な味変アイテムといえば、「胡椒」でありましょう!
胡椒を途中で入れることで、味が本当に激変して、ますますキレキレのスープになります。
これもまた、昔の人が「より美味しくラーメンを食べる」ための方法として考え出した手法なのでしょうね。
***
というわけで、、、
たまたま偶然出会った「大利根食堂」の初レポをお届けしました!!
いや~、凄い、凄かった!!
不意打ちでたまたま出会ったお店で、ここまで驚きのあるラーメンに出会えるなんて💛
こういう「不意の出会い」があるから、ラーメンの食べ歩きってやめられないんですよね~!
(こんな時期ですが…)これからも、地味に地道に「新たなラーメン」を探し続けたいなって心から思いました。まだまだ、知らないラーメンってい~~~っぱいあるんだろうなぁ、、、。
このお店は、もともと20時半までの営業っぽいので、、、
30分早まったって感じかしら??
夜にも、ここに来て、色々と食べてみたいなぁ~。もちろん呑みながら♪
隣の隣にある製麺所です!!
この中村製麺所から、あのらあめんcloverに麺が届いているのかな??
なんか、そう考えると、感慨深いものがありますね~。
最後に、場所について。
こんな感じです。
東金駅から歩くと、結構距離があったかなぁ。。。徒歩で15分~20分くらいかな。
のんびり散歩がてらに、このお店に行くというのなら、いい運動になるかも!?
…
PS
このお店でラーメンを食べた後、次の訪問先(かなり遠い)に歩いて向かいました。
このお店の近くにある小道をちょっと行くと、、、
こんな山間部への入り口が…
この小道がとってもなんか神秘的で…(n*´ω`*n)
なんか、「別世界」につながってそうな小道だったんです。
この小道を上がっていくと、、、
そこは、もう森の中!(林かな…、いや、森だ)
しかも、そこがかなりミステリアスな感じで、、、
なぜか、森の中に、こんな看板が残っていたりします。
かつては、道があったのかな?? 今は何もない森の中に、こういう看板が残っている状態で…
すごい世界に入り込んだものだ…、と。
この森を超えて、山を越えて、沼や池を超えて、歩いて歩いて…
30分以上歩いて、目的地に到着しました、とさ。