最初にこのジャケットを見た時に、
「あれ、誰だろ?!」
と、思ったのは内緒です(苦笑)。
氷室さんです。
僕の永遠のロックスター。
先日、氷室さんがライブ活動を引退する、という声明が出されました。
事情を知れば、何も言えません。
ただ、一つ願うのは、彼がずっと歌ってくれること。
たま~に、でいいんです。これまで通り(苦笑)。
彼の作品から、生きる力を得ている人はたくさんいますので。
われわれ世代には、たくさんいますから。
氷室さんと共に歩んできた人生ですからね。
さて。
最新シングル、ONE LIFE。
この数年の彼の王道系ヒムロックじゃないかな。
90年代はまだビートロックが主たる彼の要素でした。
けど、00年代から徐々に変わってきました。
ゴージャスでアダルトでダイナミックなワイルドなR&R。
ONE LIFEは、まさにそういう曲になっているかな、と。
やや近未来的で、アンニュイで、どこかメランコリック。
唯一無二のヒムロック・サウンドになってる。他の人にはできない。
「大事なこと」という言葉が三回使われている。
「大事なことから消えてくから」・・
すごい、ずしっと来た。「そうだよなぁ。。。」って。
大事なことをしっかりと受け止めながら、Futureに向かって駆け抜けていくぞーって思った(苦笑)。
二曲目の「眠りこむ前に」は、詩・曲どちらも、KNiFeと表記されていて、、、
知っている人は知っていると思うけど、香川さん、西山さん、深沢さんのバンドの名前(恐らく)。
かつての人気バンド、ROGUEの元メンバーのバンドと言えば分かる人も多いのかな?
静かで、穏やかで、どこか後ろ向きな感じで、だけど、未来に向かっているような、そんな感じ。
これも、00年代以降のヒムロックを象徴するようなサウンドですかね。
***
シングルもいいですけど、やっぱ、アルバムが聴きたいなぁ。。。
出るのかなぁ。。。
永遠に好きなんだろうな。氷室さん。
氷室さん自体は、ヴィジュアル系でもなんでもないけど、この人に憧れた人たちが、「ヴィジュアル系」という世界を築き上げた。それはもう間違いないと思う。みんな、氷室さんに憧れて、氷室さんになりたくて、氷室さんを超えたくて、頑張ったんだ。
けど、誰も、氷室さんにはなれなかった。
なんか、そこに、「ヴィジュアル系」の根源がありそうな、なさそうな、、、