ワタクシの専任校の学食のつけ麺をご紹介。
うちの学食は、ラーメン専門店ではないが、結構ラーメンにはこだわっている。スープもラーメンのためにしっかり鶏がらで出汁をとっているし、チャーシューも自家製。麺も千葉市内の製麺所から仕入れている。
そんな学食では、夏の限定で、つけ麺を提供している。このつけ麺が実はかなりの一杯で、量も多いし、味も悪くないのだ。ただ、やはり学食というシステム上、なかなか原価率も定価も上げることはできない。僕の尊敬するラーメン屋店主が言っていたけど、「原価率を上げれば、誰でも美味しいラーメンを作ることはできる」のだ。低コストで可能な限り美味しいラーメン/つけ麺を作ってこそ、一流と言えるのだろう。
ここのラーメンスープは鶏がらとゲンコツ、野菜などを使っている。あっさりとした昔ながらの中華スープだ。このスープを使って、余計な食材を使わずに「美味い」と言わせるためにどうしたらいいか? そもそもガラやひき肉などを使ってコクを出すことはなかなか難しい。とすると、こだわれるとしたら、油と調味料、ということになる。
今回、実験的に試したのは、酢と七味唐辛子を加えて、大勝軒風にしてみる、というものだ。あっさりとした中華スープにお酢の酸っぱさと七味の辛さが加わって、かなりインパクトのある味になった。油はまだ実験していない。今度は「ネギ油」と「ラー油」を使って試してみようと思う。
うちの学食のおばちゃんは、とても好奇心が旺盛で、僕の生意気な意見にも耳を傾けてくれる。勉強熱心で、僕が貸したラーメン作りの専門本も貸してほしいと、僕の本を借りていったほどだ。
やっぱり夏はつけ麺だな♪ 冷やしラーメンも美味いんだよな~~♪