Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2016年夏(6)◆ 学会閉幕! そして、ワルシャワ最後の一日…

徐々に、「更新」に遅れが出てきています…

(・_・;)

土曜日。

17日水曜日に開幕した学会も、この土曜日(20日)で終了です。

長かったような、短かったような、、、

でも、人生初の海外での学会発表、

一生、忘れられない思い出になりそうです。

こんな素敵な会場で、発表できたんです。

もう、それだけで、幸せでした。

(発表の準備は死ぬほど辛かったけど、、、発狂しそうに何度もなったけど)

この緑の小さな建物は、いわゆる「売店」。

ワルシャワ大学のTシャツとかトレーナーとか売ってました。

買っておけばよかったなぁ、、、涙

で、最後の基調講演は、Roger T. Ames先生。

このAmes先生、ハワイ大学の先生なんだけど、中国でも教えている方で、

中国語もペラペラな先生。

ハワイ大学の先生で、しかも西洋と東洋の「間」の研究をされているということで、

めちゃめちゃ楽しみにしていました。

日本人はいっぱいハワイに行っていると思うけど、

ハワイ大学の先生の話なんて、なかなか聞けないでしょう。

そういう意味でも、興味が大有りでした。

内容は、、、

なんと、僕らの発表ととても近くて、テンションも上がりました。

「翻訳としての哲学」。

そして、「他文化の理解」。

まさに、Ames先生は、西洋哲学の視点とは異なる東洋哲学の理解の実践を行っていました。

漢字が続出、、、

しかも、話が面白い面白い。

NHKの「白熱教室」?みたいな感じ?!

具体例あり、笑いあり、、、

最後まで、語りつくす講演でした。

ファンになっちゃった(苦笑)

先生もテンションが上がったからか、

どんどん客席の方に向かって行っていました。

先生の話もさることながら、このパフォーマンスは真似したいって思いました。

そして、閉幕式?みたいなセレモニー。

といっても、「~さん、ありがとう」、みたいなやつ。

日本みたいに、「終わりの言葉」みたいな形式的なものはなかった。

(そもそも、学会に閉幕式なんかないか、、、汗)

ワルシャワ大学の先生が本当にいっぱいがんばってくれて、、、

楽しく、真剣に、学ぶことができました♪

そして、最後の「学食」(苦笑)

いやー、、、

これが、もう、なんとも、、、

異国の味わいで、、、汗

基本的に、全体的に、酸味があり、香辛料が強い味なんですよね。

かといって、しょっぱさや甘さもなくて、、、

まさに、異国の味の理解、といったところかな!?

そして、終わった後、発表チームで、市内を散策しました。

これは、誰の像か分かりますか!?

分かったら、コペルニクス的転回ですよ!!

っていうか、コペルニクスの銅像です。

コペルニクスって、ポーランド人だったんですね。

これから、「コペルニクス的革命」と言うとき、この像を思い出すようにします。

で、ワルシャワ市内で、異様な雰囲気を漂わせている「文化科学宮殿」。

Palac kultury i Nauki

この建物は、ポーランドの人が望んで建てたものではないんです。

1952年に、スターリンが自らの権力を示すために、建てられたものなのです。

ワルシャワの人たちは、この建物に対して、いい感情はないらしいです。

でも、、、

観光客的には、この建物はかなり荘厳、というか、

迫力たっぷりです。

少し怖いくらい。。。

で、ワルシャワ中央駅へ。

ワルシャワ-ベルリン間のECは、予約が必要で。

全席指定の特急電車なんですよね。

1時間くらい待って、無事に予約が取れました。

18時発のベルリン行もあるんだ!?

着くのは、12時過ぎ!?

マジかー!?

こちらは、駅を背にした駅前の風景です。

近代的な高層の建物もいっぱいできています。

でも、どこか、広々としていて、、、

土地が豊かにある国だからなのかな?

日本では考えられないくらいに贅沢に土地を使っているように思いました。

いよいよワルシャワともお別れです。

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