なんと言っても氷室です。世界で一番カッコいいロックボーカリスト。うん、きっとそう言っても、BUCK-TICKの皆さんは反論しないでしょう(苦笑)。伝統的に、ヴィジュアル系バンドのボーカリストは、みんな氷室が好きなはずですから。氷室が嫌いで、ヴィジュアル系ボーカリストやるって、どうにもこうにも、話にならないというか。。。
しかし、時代は変わりました。我らの永遠のアイドル「氷室京介」も、今の時代の若者には???の存在。この前、ある講義で、「氷室京介好きな人いる?」と聞くと、悲しいかな、一人も手があがりませんでした。知っている人さえもいなくなってきました。矢沢栄吉の方が知られていたりします。もう今の大学生のお父さん世代が矢沢世代ですからね。
僕ら世代の永遠のアイドル「氷室京介」もきっとあと10年もしたら、みんな知っている存在にまたなるのかな。「お父さんが好きでした」ってね。うん、多分そうなるな。とすると、いつかは「櫻井敦司」もそうなるのか。そして、いつかは「ラルク、Hyde、お父さんが好きでした」ってなるのか。。。
ま、それはさておき。
久々に氷室京介の新作がリリースされました。何気に、氷室の音源はほぼ全部コンプ♪ 氷室の音楽は、いつでも聴きたくなる。BLUEな気持ちになると、氷室の声が欲しくなる。僕ら世代の脳の奥底に、きっと彼の声が刻まれているんだろうな。
今回の新作は、WARRIORS。この数年来の氷室サウンド王道。脱BEAT ROCKなゴージャス・ロック・サウンド。彼特有の哀愁とか悲哀とかは影をひそめていて、どちらかというと、氷室の本質である「破壊」や「暴力」や「凶暴」が際立っています。「迷う夜はエロスの実をむさぼれ」って言ってるくらいだから。迷うくらいなら、暴れちゃえ♪って。ロックでしょ。
でも、今回の作品の聴きどころはずばり2曲目☆
http://news.ameba.jp/20120807-749/
新しい氷室サウンドに出会えました。氷室京介が若手天才ギタリストYUKIHIDE TAKIYAMAと手を組み、新たなプロジェクトを立ち上げたんですが、そのプロジェクト第一弾がこの二曲目なんです。タイトルは、Play Within A Play。これ、好きだなぁ。氷室の美しいファルセットが堪能できます。
すごいムーディーで神秘的で妖しくて淫靡。なんかBUCK-TICKがやるともっとエロくなりそう(苦笑)。
YUKIHIDE TAKIYAMAは、KAT-TUNに楽曲提供とかしてきた人。で、氷室の前作に参加したギタリスト。アメリカの名門(?!)バークレー・カレッジ出身なんだそうです。日本を代表するロックアーチストと日本の若手エリートギタリストのコラボ、となれば、そりゃワクワクしますって。
気に入ったのが、このTAKIYAMAさん、そんなにテクニックを表に出していないんです。どちらかというと、氷室京介の新たな一面を際立たせることに重きを置いているというか。そこがいいなぁって思った。ギターソロも、そういう意味で、雰囲気というか世界観を思い切りだした感じになっていて、好き。こういうギタリストこそ、本物だろうなって思う。マスターベーションになってないっていうか。
是非このユニットで音源を作って、僕らリスナーに新たな興奮を与えてほしいと願います♪
やっぱ、ヒムロックです