ジュリィー/Jullyのミニアルバムが6月25日にリリースされた。(書くのをずっと怠ってしまった・・・)
このアルバムは、ジュリーの作品の中でも最高の完成度を誇るアルバムだと強く主張したい。歌詞の内容も、テーマも、音も、世界観も、かなり研ぎ澄まされてきた。思えば、このバンドも結構苦労している、っていうか、色々と紆余曲折している。だからこそ、頑張ってほしい。
僕個人的にずっと、このバンドの世界観は好きだったので、その世界観を強くバンドが打ち出してきたことに共感を覚えた。ただし、この路線でいくと、ポピュラリティーを獲得するのが極めて難しくなる。ポピュラリティーを獲得しながら、この路線で行く可能性を彼ら自身が見出すことを、僕は強く祈っている!
01.バースデイ
02.東京
03.手紙
04.紫陽花
05.笑う闇
06.あれから
正直言って、捨て曲なし。どれも個性的で味がある。その中でも特に「バースデイ」と「東京」は必聴だろう。カッコいいぞ! で、一番心にきたのが「笑う闇」だった。この曲はやばいやばい。僕の中で一番好きなタイプの曲♪
それにしても、すごいタイトルのアルバムだよな。「現実」と「真実」を区別して、その間で葛藤するっていうテーマなんだろうけど、これってめちゃめちゃ実存主義~現象学だし・・・
木村敏でも読んだのかな~ だって、アクチュアリティーとリアリティーだよ。それを、勉強でではなく、センス(感覚)で学んだとしたら、それってやっぱすごいことだよなぁ~