健康談義2020/02/12
「虚血性心不全」にならないために!
野村克也氏が虚血性心不全で亡くなった。
90年にヤクルト監督に就任して、9年間でデータを駆使して「ID野球」を掲げ、
リーグ優勝4回、日本一を3回、あの弱いヤクルトを再生したのだから、あの頭の中はスーパーコンピュータをしのぐ、脳細胞があったのでしょう。
「野村再生工場」といわれたピークを過ぎた選手を活躍させた監督の頭脳には、今のAIの先端頭脳があった。
今の世を先取りした頭脳の持ち主だった。王や長嶋は運動能力で、野村監督は、「運動能力」と「頭脳」で、天才だった。
まさに現代日本野球道の発展に、最大の功績を残した人といっても過言ではない。
ご冥福をお祈り申し上げます。
「虚血性心不全」は冠動脈が動脈硬化などの原因で狭くなったり、閉塞して心筋に血液が行かなくなること(心筋虚血で起こる疾患です)
わたくしの心筋梗塞の引き金になった病です。野村さんは風呂場で倒れていたのを家政婦さんが見つけたそうです。奥さんに先立たれ、一人でふろに入ったのでしょう。足も不自由だった。足さえよくて、すぐに救急車が呼べれば、助かっていたかもしれません。
私も風呂に入っていたのですが、異常に気が付いて、すぐに上がって救急車を呼び入院しました。入院せず、家のベッドに寝ていたら、朝には、あの世に逝っていたでしょう。
はじめ心臓の異常ではなく、お腹が苦しくなって、その痛みは、今までの腹痛とは違っていた。心筋への血流がとまって、心臓が停止したのが、偶然にも手術台の上で、AEDのドーンで、生き還ったのですから、後遺症もなく、いまなお生きていられるのです。
手足が丈夫!いかに早く救急車を手配するか!生死はその時間との戦いです。
野村監督の死は、奥さんに先立たれた死です。奥さんがいれば、この事故は起きなかった。残念です。
これからは「奥さんをもっと大事にせにゃ~・・・」つくづく感じたことでした。
首筋マッサージ、野菜オタク・・手足のツボ・・続けやらなければ・・・と。