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図のように、月が連なって見えることはありませんね。毎夜見えるのは月が一つです。
昔の話をします。ある年の暮れでした。
毎年の事ですが、神職、村人が村に集まって、神社のお正月の準備をします。大注連縄、縄をなって神社や村で正月に必要なものを造ります。
私は,縄をなう納屋で村の古老から手ほどきを受けておりました。 その時の問わず語りの話です。
「昔はのう、村の若け~もんは縄をなうのが日課でのう。決められた長さをなってないと、遊びに出してもらえんかった」「へーぇ、ノルマがあったんだ!」「月が真上に来るまでには終わらせたもんだ」
若いころから月とにらめっこして手を動かしていたそうだ。
油は高くて、縄には使わせてもらえなかった。
「月は毎日形を変えながら元の真っ暗になるまで29.53日だっけか?」
「いつの間にか月の形で自分さこよみ作ってたさ!」他の古老もあいずちを打った。
つづく
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