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『ディア・ドクター』『重力ピエロ』に続いてレンタルしてしまったのが、こちらはレンタル新作の『映画ハゲタカ』でございます。ドラマの方はNHKでも数年前に放映されて、当時話題になったライブドア事件などが非常に懐かしい感じになります。さてさて今回の映画版は、主人公の敏腕ファンドマネジャー、大森南朋演じる鷲津が中国資本「赤いハゲタカ」ブルーウォール・パートナーズ代表で、玉山鉄二演じる劉一華（リュウ・インファ）と対決する展開に。ブルーウォールが今回買収のターゲットとしたのが、日本の「アカマ自動車」ですが、ロゴマークがTヨタ自動車にそっくりなのが受けました（笑）
ストーリーは資金力に勝るブルーウォールがアカマ自動車のTOB価格をジャンジャン引き上げていき有利に進めるのですが、鷲津ファンドには最後の秘策があったんですねー。カギを握るのが「スタンリー・ブラザーズ証券」（もちろん破たんしたリーマン・ブラザーズがモデルなんでしょうね）。そして派遣労働者の問題も絡めているので、2009年公開作品としてはタイムリーな内容をカバーしておりますー。ウィキによるとリーマン・ショックの影響で脚本を大幅に書き直したそうですが、公開時期も合わせてタイミングが難しい時期だったのでしょう。
今年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』で演出を担当している大友啓史監督、音楽はもちろん佐藤直紀氏ということでテッパンタッグともいえるでしょうねー。脚本は『コード・ブルー』『医龍』などで有名な林宏司氏でした。
