1991年(平成3年)に大東音響から登場した3-2号機「マジカルベンハー」
(青パネル) (黄パネル)
兄弟機「ドリームセブンJr」(高砂電器)と配列は同じ。3⇒青7、王冠⇒メロン、コイン⇒ベル、ベル⇒リンゴ、プラム⇒オレンジと置き換えればよい。
ボーナス確率はドリセブJrの方が甘いが(設定6は同一)、その分、マジベンは15枚役確率が甘めに設定されている。
但し、メインの4枚役はドリセブJrの方が甘いので、トータルの機械割では、マジベンの方が若干低めである。
★ボーナス確率(設定1⇒6)
BIG 1/321 1/287 1/266 1/248 1/240 1/232
REG 1/303 1/291 1/291 1/273 1/237 1/232
★代表的なリーチ目
本機は、「333」「777」⇒ビッグボーナス、「773」「337」⇒レギュラーボーナス。その他の数字の並びは、全て100%のリーチ目となる。ボーナス絵柄に3を採用したのが特徴。
また、左・中とボーナス絵柄が並んだ状態から、右リールがズルリと滑れば、これまた鉄板のリーチ目。通常時、この「右ズルスベリ」が起きると、釣りの「アタリ」が来たような感覚で、実に気持ちが良かった。私は、一直線目よりもスベリの方が断然好きだった。マジベン目当てで通った、高田馬場「国際センター」のシマが懐かしい。
成立後の代表的なリーチ目。コインに挟まれた王冠、プラム(サンド目)は鉄板となる。また、ボーナス成立後は、王冠の確率が大きくアップ。チェリー&プラム(同一フラグ)の確率も僅かに上がる。逆に、ベル&コイン(同一フラグ)の確率は大幅ダウン。
王冠(15枚)…1/7.94にアップ(通常時=1/218)
チェリー&プラム(4枚)…1/5.24にアップ(通常時=1/6.24~1/7.28、設定差アリ)
ベル&コイン(15枚)…1/2180にダウン(通常時=1/20.2~1/22.2、設定差アリ)
★ビッグ時1000枚抜き(ドリームセブンJrでも通用)
配列&制御の設計ミスにより、ビッグボーナス中にビッグ絵柄が揃うことが発覚(平成4年4月頃)。成功すると、再びビッグが最初からスタートする。この手順を繰り返す事により、1回のビッグで1000枚オーバーが可能。上手く行けば、1100枚程抜ける。
具体的には、1回目のJACゲーム終了後、2枚掛けで中リール下段にベル付きの赤7を狙う。次に、右リール下段付近に赤7を狙って、赤7の下段テンパイ形を作る。最後に、左上段にベル付きのチェリーをビタで狙うと、チェリーを蹴って下段に赤7が揃う。失敗しても、小役が揃うゲームであれば再度トライできる。小役ゲーム30プレイ消化で自動的にパンク。なお、特定プレイでは、3枚掛けでも7が揃う。
但し、ホールでこのような変則打ちをすると、店員に速攻でマークされるのがオチであった。また、対策済の機械も続々登場。ビッグ時に350枚以上抜くと電源が落ちるものや、ストップボタンにランダムなスベリが入るもの、2枚掛けではリールが回らないものなど、様々な方策が取られた。中には、ストップボタンを離すとリールが止まるように改造したホールもあったが、コチラは簡単に攻略されてしまった(笑)。
★次第にウラモノが流行る
マジカルベンハーは、当初ノーマルが大半だった。しかし、徐々に裏返ったマジベンが各地で幅を利かせ始める。有名なのは、イブニングセット付きでお馴染みの5連チャンVerや、連チャン率66。6%の状態モノ(通称「ダミアンVer」)など。イブニングは、電源立ち上げから一定時間経過でビッグフラグが立つという、夕方の客寄せを狙った機能である。
また、ドリセブJr同様の「爆裂状態Ver」も存在。いったん状態に入れば、延々ボーナスの連打で、時には5000枚以上のコインを吐き出す。ただ、ドリセブJrほど蔓延していなかった。
個人的には、激しい連チャンがなくても、マジベンのゲーム性は十分に面白いと思う。まぁ、釣りに例えれば、一日のんびりと竿を垂らし、しばし訪れるアタリを楽しむ「太公望」タイプには、もってこいの一台であろう。イレグイ目当てのギャンブラーには、そんなマッタリ感は辛いだろうが…。