早いもので、「パチプロ日記」の著者・田山幸憲氏が、2001年に亡くなられて12年が経つ。
今日は、ちょうどその命日にあたる。7月4日、「ナナシーの日」。
多くのレトロパチンコファンにとって、今日はある種「特別」な日であろう。私も、その一人だ。
ただ、ここで自分が、田山プロの生涯をあれこれ語るのは、何か「無粋」な気もする。
田山さんが天国に旅立った午後5時3分にそっと黙祷を捧げ、故人の冥福を静かに祈りたい。
そして今夜は、氏が遺した数々の名著を読み返して、ドップリと「田山ワールド」に浸るつもりだ。
そうそう、以前某所で発掘した、平成初期の池袋「S店」(山楽)内部が映ったお宝映像を、のんびり鑑賞するのもいいな…。ちょうど、「学生プロ」「赤毛クン」「ハダシ小僧」「ノガミ」「オマちゃん」「マルチ小僧」「ソバケン」「左官屋」といった個性的な面々が、田山さんの周りにいた時代だろうか。その映像には、S店向かいの喫茶店「ネスパ」(田山さん行きつけの店)や、S店の換金所下にあった大人のオモチャ&ビデオ「ロマン」なんかも、チラッと映っているんだよね…。