#40 相生月子・卑弥呼抄〔幻〕
◇ 一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
180212
*春夕の生目古墳の丘ですよ恋人月子卑弥呼の棲家
180213
*夕つ方生目古墳に行ったけど月子卑弥呼に逢えませんでした
180219
*辛いこと 楽しいことと 雨水かな
*夜降ちの 静かな雨の 雨水かな <よくたちの>
*密やかな 雨となりたる 雨水かな
*水底に月子のライン届くかも意気吹き返し走るプリウス
*いいかげん諦めましょう引き出しの一つと言われた五分の魂
*貴女まさか木偶の坊にぞ愛されたそんな風にぞ思っていたの
180220
*幻想を 生きる覚悟や 春の野辺
*欲得の 果ての絶望 春の野辺
◇片想い
*これ以上踊らされても仕方ない雨水の野辺を散歩しましょう
*我が身にも五分の魂あったかと怪訝に思ひしんみりとする
◇一寸の虫にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
小さな者・弱い者でも,それ相応の意地や感情はもっているから決してばかにしてはならない。