泉心堂治療院

せんしんどうちりょういん

2012/12/31

2012年12月31日 | Weblog
2012年の営業も無事終えることできました。

この場を借りまして皆様に感謝申し上げます。

新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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政治と役者

2012年12月21日 | Weblog
以前、師の郭先生は、「医術の源流は巫術(シャーマニズム)にある」と話しておられました。

おそらく、伝統的な医学・医術は古代の巫術からある程度の確実性・再現性のある部分が独立して発展し、

学問として体型づけられながら後世に伝えられていったのだと思われます。


一方、古代日本における邪馬台国の卑弥呼に代表されるように、

巫術と政治の関係も深く、政治もまた巫術より起こり、分離独立していったと考えられます。



さて、先日行われた衆議院選挙で、

わが杉並区では俳優の山本太郎氏が立候補し、話題となりました。

彼は福島の原発事故を機に所属していた事務所を飛び出し、

脱原発運動に身を投じていることはご存じの方も多いかと思います。

また、彼の行動に対して疑問に思われる方も少なくないと思います。

「脱原発ばかり叫んでも仕方ない。」

そんな声も当然聞かれるでしょう。

いったい何が彼をそれほどまでに突き動かしているのでしょうか?



「皆様の声を国政に届けます!」

選挙があるとよく聞かれる言葉です。

現代における政治家の仕事は国民の声を代弁することです。

では国民の声とはいったいどのようなものでしょうか?

「景気をよくして欲しい。」

「安定した老後を送りたい。」

「安心して子育てがしたい。」

どれもよく聞かれる「国民の声」です。


それならば山本太郎氏が届けたかったのはどのような声だったのでしょうか?

ここで巫術というキーワードが浮かんできます。

演劇の起源の1つとして巫術や宗教儀式的なものがあるとするならば、

彼はそれを「演じる者」として何かの「声」を表現しようとしているのかもしれません。

そして彼の俳優としての純粋な本能のようなものがその根本にあるような気がします。

その点、彼は根っからの役者魂を持った人間と言えるのかもしれませんね。



政治家と役者、浅からぬ因縁を感じる今日この頃です。















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仕事とは?

2012年12月07日 | Weblog
先日ふと「先生にとって一言で仕事とは?」と質問されてしまいました。

そしてとっさに出た答えは「生活」でした。

…もう少し高尚な答えができれはよかったのですが妻と2人の子供を養っておりますので(汗)


という訳でせめてもの罪滅ぼしに仕事について考えてみました。

よく「仕事が趣味」という言葉をききますけど、

わたくしの場合は元々興味のあった分野を学び、

それを仕事の手段としてきたので間違いではないのかもしれません。


しかしやはり「仕事」となっている以上、責任が伴います。

例えば仕事に飽きたからと言って予定をキャンセルしてしまうこともできません。

ですからわたくしにとって仕事は趣味というカテゴリーからかなり離れた存在のように感じています。

いや、仕事が趣味になったらそれはもう仕事ではないのかもしれません。

ただ、もちろんやりがいは感じております。


では改めて「仕事とは?」と問われると、

もはや「自分の一部」としか言いようがありません。

結局クサい言葉で締められてしまいましたが、

最近になって特にそう感じることができるようになった事は確かです。






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