「案内するから撮影を見においで!」とおっしゃってくれて、初めて「でんでら」の撮影を見ることが出来ました。
道路が3メートル以上もの雪の壁で、行けるんだろうか不安でした。
「今日(9日)はまだいい方だよ、もっとこれに2メートル位積ってたよ!」
「枝を折って作った家も、雪でせっかくセットしてもつぶれるし、大変だったよ!」
「でんでら」は70才になると捨てられる。捨てられた人の生き様の映画です。
撮影はデジカメで写すことは出来ないので、スタッフが中に入れて撮影を見せてくれました。
明りもなく、暖房もなく、暗い中での撮影でした。
ボロボロのボロを体に巻いていて、顔もドロドロなので「浅丘るり子」の顔はわかったけど、
「草笛美津子」「山本洋子」「賠償美津子」の顔がわからなかぅた。
メーキャップでいつものきれいな顔が、70才以上の顔につくられると本当に分かりませんでした。
「明日は、くまに襲われる場面で、家もなくなる撮影なんだ!」とスタッフが教えてくれて、今日行って良かった。
女優さん達が待機する所も、この大雪なのに、風邪がもろに当たる小さなテントの中でした。
スタッフさん達の大変さもすごく感じてきました。
日曜日になると、ボランティアで、雪のけを手伝ってくれる人達がいるんですって。
「ああ、すばらしいなあ!」と思いました。
多くの人に「でんでら」の映画を見てもらいたいと思います。
生命力を与えてくれる映画だと思います。楽しみです。