入学の時期になると思いだします。 今から48年前になりますね。
その頃の北高では、アルバイトしながら高校に通う人は、一人もいませんでした。
貧困な家庭だったから、働かなくては学校に行かれませんでした。
学校からまっすぐ「キッチンナカムラ」でアルバイト、8時から11時まで「都寿し」一日に、二軒かけもちで働きました。
無我夢中でした。自分でもよく三年やったと思います。
私の十代の生きざまです。でも、私にはムダではなかった。
貧困な家庭に生まれても、いつかはきっと人並みの生活が出来ると、信じてきました。
困難や精神性が後の人生で、どんな苦しいことがあっても、耐えられる、人生の骨格、土台になった気がします。
進学しょうとしてた被災者に、こんなこと言って理解出来ないと思うけど、「損して得とれ!」このコトバおかしいかな?
高校の授業料を稼ぐのに、働きながら通ったことを、今も誇らしく思っています。
負けないで!負けちゃダメ!あなたも何年後に誇らしくなれると思います。