羽田で働いていた時の20才の私。 千山閣で働いている65歳の私。
気が付いてみれば、45年間という月日が、あっという間に過ぎている。
何とか今日まで35年間、お店をやってこられたのは、結果として、多くの友人に恵まれ、社員に恵まれたからだと思います。
これが、千山閣が存続できた、一番の理由です。
もう、65才でお店に出ることは、やめるべきと考えた時もあります。
でも、お客様との会話、スタッフとの会話を、常に大切にしたいと思っています。
私は、年をとるごとに「一生勉強」だと思うようになりました。
お店は、勉強材料の宝庫です。それから、活力も出るし、チャレンジも出来ます。
今までに何回も危機の経験をしました。店をたたむ直前まで行きました。
こんな経験は、ニ度としたくない。
私は、週にニ日、休ませていただくことにしました。
あまり無理をしないように、スタッフが満足できるお店を目指したいと思います。
皆さまには本当に感謝しています。