左の写真は福島の白河市の「乙姫桜」、右の写真は福島の三春町の「三春滝桜」
どっちも1,000年以上も生きてきた木で、被害が多かったのに、この木は健在だった。
乗り越えられない苦難など、絶対ない! と、告げるかのように、、小さい町にエールをみんなに届けています。
小さい町、田舎だって東京より、ずーといい所なんですよ。
私たち高校卒業頃が、「金の卵」といわれ、集団就職した時代で、「出稼ぎ」に行ったり、東京に憧れた時代でした。
今もそうだけど、結果は田舎に残ったのは、年寄りばかりで、高齢化。
でも、この大震災によって、東京は何も出来ないじゃない!と国民は知ったでしょう。
電気も東北でつくられ、野菜も、物資を作る工場も東北でつくられ、産業も東北、東北がんばれ!胸をはれ!
「東北がなければ東京はない!」と、つくづく知ったでしょう。
電気がなければ、電車も「運行停止」になりました。パニックになり、人だかりの中で奇声も上がり、けんかも起きという。
日本国家から独立して、田舎に「国家」を作る小説で、井上ひさしの「吉里吉里村」のように、自給自足で幸せな国を作り、
でも、「減反」という「国の権力」を読者に訴えた本で、それで農村の実態を知りました。
東北があつて、東京が成り立っているのです。私は震災でよくわかりました。
「残ったのは借金だけ!」なんて言わないで! 誰でも何もないところからやってるんだから!
今は、国も自治体も応援してくれてるんだものがんばって! 「再開は無理だ!」なんて言わないで!
こんなにきれいに桜が、苦難を見つめてくれてるじゃない! 東北に何にもまさる自然があるじゃない!
がんばって東北に都市をつくってもらいたい!