みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
コメント欄は、お休みしています。

のんちゃんの病気

2016-12-25 14:16:32 | のん

今日の、のんちゃん。買ったばかりの猫タワーに乗っています。
(和風仕様の猫タワーです


 

 

12月に入ってしばらくした頃から、のんちゃんが少し体調を崩していました。
ちょっと鼻が詰まって寝ている時にグービーと音が出ている状態でした。
のんちゃんは過去、つらい治療をしてきた事があるので、
なるべく病院には連れて行きたくなかったのですが、
数日してご飯を食べなくなったので、近くのかかりつけ病院で診ていただきました。

 

ご飯を食べないのは、鼻が詰まって匂いが解らないことも一因だということで
点滴やお薬での治療の他に、
高栄養の流動食を直接注射器で与えられるように工夫してくださいました。
飼い主の言葉や心配を汲み取って一緒に考えてくださる先生です。

 

ただ、なかなか本因のグー ゼイー という音は無くなりません。
いわゆる蓄膿症で膿がたまっている状態も考えられるとのこと。
(重症の場合は、おでこに穴を開けて出す事もあるそうです)

 

12月も中頃を過ぎた頃、、セカンドオピニオンとして
三年前にのんちゃんが抜歯手術していただき、一年半通った病院でも
診ていただくことにしました。こちらは車で30分以上かかるので、
猫のストレスを考えて、日常は近所の動物病院でお世話になっていました・・。 

 

診察とカウンセリングで、


音は 鼻だと思うが、投薬で改善しないのは鼻の腫瘍も考えられる。

ということで、CT検査を勧められました。
全身麻酔ということでかなり迷いましたが、やっていただくことに。 

全身麻酔の為、血液検査をしたら、血液はとても良い状態なので手術は受けられる事。
こちらではCT検査ができないのでと、施設のある病院で予約もとってくださいました。
混んでる中、運が良く翌日だけ空いていました。
(良かったけど、飼い主の心はついていけてなかったです)



予備的にこちらでレントゲンも撮りました。
病院では猫達の写真を撮ったことが無かったのですが、
先生が準備しているなか、エリザベスカラーをつけたのんちゃんが愛おしく
衝動的に写真を撮りました。

愛おしいです。

 

その時、三年前手術で入院した時にとったレントゲンとくらべて
喉のあたりが狭くなっているのが気になりますね、、と言われましたが、
翌日のCT検査のことで頭がいっぱいの私は、鼻の腫瘍ばかり気にしていました。 

 

翌日、朝のんちゃんを病院へ預けて、夕方結果を聞きにいきました。
(ここら辺・・1日の心の葛藤はまた記したいと思います)

 

結果、、鼻の腫瘍はありませんでした。
やはり少し片方の鼻の奥に、膿があるけれど重大ではない。

 

実は、飼い主の勘で、なんとなく大丈夫な気がしていました。
飼い主の心の痛みや心配は、CT検査そのもので、
絶食を含めたのんちゃんの管理や、捕まえて病院まで連れて行く事の
のんちゃんのストレスやら、検査の恐怖・・そればかりでした。

 

ホッとしたのもつかの間、
「鼻は重大ではなかったのですが、、実は、、」

 

穏やかな先生の言葉だったけど、意味は非情でした。
「喉の奥に腫瘍が見つかりまして・・」 

 

①喉の腫瘍により、呼吸がきつくなって音もでている。
②腫瘍は検査しないとわからないが、95%以上は悪性と思われる。
③手術後、喉の違和感で食べなくなる場合の為、栄養確保で胃瘻を設置する。
④手術は可能で奨めるが、気管の近くで取りきれない場合もある。
⑤取りきれない場合や種類により再発も考えられる。
⑥再発の場合は、早い時は一ヶ月も持たない場合もある。
⑦再発の場合は、体調の具合で手術ができない事もある。

 

大体、このような説明でした。
CTの映像もしっかり見せていただきましたし、
セカンドオピニオンの先生からも、
喉のレントゲンで匂わすような説明があった事思い出しました。

 

手術の日程を組んでは下さいましたが、
手術をするのか、しないのか、
するとしても、何度も怖い思いをしたまま今するのか
年明けに変えてもらうのか、 

 

三日ほど猶予をいただいて、息が詰まるほど考えました。
手術はしないといけないと決心はしていました。
けれど、ギリギリまで口にすることができず、

期限である三日後に、手術のお願いを病院にいれました。

 

この頃、のんちゃんは少しだけど、食べるようになっていました。
手術当日の朝、絶食でお腹が空いたのんが、食べたそうにしていました。
 
切なくて、代われるものなら代わりたかった。 

  

手術当日は、朝9時に病院に預け、手術は12時頃からでした。
車で40分程の距離ですが、手術後はお電話をくださるとのことで
潰れる思いで病院を後にし、一旦自宅に戻りました。

実は、私は諸事情で12月から仕事を辞めていて、
午前中は諸手続きがあったのです。
何かないと落ち着かなかったと思います。 

 

気を揉んでいた13時頃、私のスマホに着信。
病院の執刀医からでした。

・手術は無事に終わりました。
・麻酔から醒めさせている段階でした。
・その段階で予想外のことが 起きました。
・舌の裏が腫れて気管を圧迫して自力呼吸ができない。
・今再度、ギリギリの麻酔で気管確保をしています。

出先だったので、大きな声は出せませんでしたが
逆に体は異常に反応し、ブルブル震えてしまいました。

絞り出すように
「命に別状は・・」「今から伺います・・」
やっと言いました。

 

娘にも連絡して、一緒に向かいました。
不安の中、覚悟もしないといけない状況で、
自分たちに怒りがこみ上げました。
「のんごめん。のんごめん。のんごめん」言いつづけました。 

 

実は、最初私はのんちゃんを見られませんでした。
娘だけが、面会し先生から事情を聞いてくれました。

 

カウンセリングルームに戻った娘の顔は、少し力強くなって
何度か首をウンウンとさせて、「だんだん回復してるって。」と言いました。
その後、気道確保の管を抜いて自力呼吸を誘うというので、結果を待ちました。

 

また、呼ばれた時は私ものんに会いにいきました。
高濃度酸素器の中で、のんは自力呼吸をしていました。
ベロが出て、目は虚ろだったけどちゃんと頑張っていました。

 

三泊四日の入院で家に戻ってきたのんは、徐々に元気になっています。
元気すぎて、胃瘻が取れないかハラハラするくらいです。
(胃瘻については、別途記事を考えています) 

 

れくのそばに割り込んだのん。
包帯が痛々しく、ボカしています。 それでも不快になられたらすみません。

 

まだ二週間後の病理検査の結果もあって、安心はできないけど
私達はもう決めていることがあります。

もし、すぐに再発したとしても再手術は行わない。
のんに何かあるとしても、それまではずっと自宅で私たちと一緒。

帰宅後、また以前のように安心しきって飼い主にすり寄ってくる のん。
なでられて、恍惚の表情を浮かべる のん。

この時間を大切にしようと思っています。

 

年明けの病理検査結果が気にはなりますが、
他の猫達にも負担がかからないように、いつも通りの生活をしていきたいです。
また、楽しい記事を書きますので、どうぞよろしくお願いいたします 


2016北海道牧場巡り・・二日目【アロースタッド】②

2016-12-25 01:29:13 | 

北海道牧場巡り【アロースタッド】の続きです。

馬達の前に、猫ブログの一環として、アロースタッドに居た猫達をご紹介します。
首輪をしているのでアローさんでお世話されていると思われます。


三毛猫さん。 



不思議な毛色でとてもかわいいです




もう一匹・・キジトラの若そうなオス猫さん。



三毛猫さんに近づきたいけど、嫌がられては離れて・・また近づいて
 この距離が切ない感じです。。。


猫達の写真ばかりを撮る変な人・・と、他の見学者に思われたかもです

では、馬達の続きです。


サウスヴィグラス 



20歳のおじいちゃんとは思えない、かわいい顔です。

ダート馬として産駒が大活躍なので、種牡馬として大人気ですね。 



ちなみに、2014年のサウスヴィグラスです 二年後と同じショットにビックリ
そして、若々しく変わっていないところもビックリ



2013年の時は、半目で立ったまま寝て居ました。
(最初から最後まで、ずっとこの姿勢だった・・



 

グランプリボス
前髪を風になびかせた、端正なグランプリボス。 

 

からの、、

 

なびかぜすぎたグランプリボス〜〜お茶目〜
メタルのバンドでも組めそうなにやってもカッコいいね〜
 



そんなボス様の、端正なお顔から猫のようにスリスリ、そしてアクビ三連続の動画です。
2016年10月 グランプリボスのアクビ 三連続
 

 

 

ワールドエース 酸いも甘いも知った渋い顔。

ワールドエースといったら、ゴルシ・ブリランテ・フェノーメノと同じ年代の中
期待の素質馬だったです。屈腱炎で1年半以上休んでの復帰は感動的だったね。

 

 

まっ、そんなこともあったさね〜  byワールドエース

 

 

 

今はのんびりやっとるで〜   by ワールドエース

よかったよかった 


このワールドエースの写真は娘が撮りました。
なかなかお顔を出さない馬がいたら、ずっと待つことになりますが
見学時間は15:00から1時間なので、時間に余裕はありません。
私一人ならこんなに沢山写真は撮れませんでした。
良いシャッターチャンスを逃さなかった娘のお手柄です!



私も、せめて厩舎内方面からでも見れないものかと写真を写したのですが。
(厩舎内は立ち入り禁止なので、外からです)

残念ながら、厩舎内からもワールドエースは見られませんでした。
私的には会えなくて残念だったけれど、ブログ用にはアップできてよかった、
娘ありがとう。

 

デスペラード

デスペラードは窓から顔をださなかったので、厩舎側から撮ってみました。
写真はよく撮れなかったけど、そこにしっかりデスペラードがいることちゃんと見られました。
それが何より嬉しかったです。 

 

これ以降は、私は撮ることができなくて、娘が撮っていた馬達です


ペルーサ
 
馬房の奥で下を向いたまま、干し草を食べ続けていました。
私は諦めて他の馬房へ移ってしまったけど、娘が顔上げのチャンスを待っていました。



食ってる時は邪魔しないでくれ。 by ペルーサ
 
ペルーサは、関東馬なので関西弁を話しません

ペルーサは実力があるのに、いつもスタートを出遅れるクセがありました。。
その強さと悪癖のギャップが、多くのファンから愛された所以でもあります。


ワイルドラッシュ

ワイルドラッシュは、アロースタッド①でご紹介した、変顔大王トランセンドのお父さんです。
日本では走っていないけれど、産駒が沢山頑張って種牡馬の評価は高いですね!


2014年は、こんなひょうきんなお顔を見せてくれていました。

トランセンドはこういうところも受け継いだのか 



同じく2014年・・・  決めるときゃ決めるんだわ  by ワイルドラッシュ

斜め45度、カッコイイーひゅぅ〜ひゅぅ〜
 


今年はワイルドラッシュの写真があまり撮れなかった・・と過去写真を見ていて、
ある真実に突き当たりました!(オーバーな)


同じ姿勢のワイルドラッシュにもツボ。
同じアングルで撮っていた自分にもツボな、写真です
 

。。。 

 


ウォーターリーグ
 
馬房の奥にいて、ちょっとだけ顔を見せてくれたようです。
重賞を勝っていない種牡馬ですが、産駒はなかなか活躍しています。


2013年のウォーターリーグです。
赤くて可愛いお鼻をしっかり見せてくれましたね〜




あっという間の1時間、名残惜しく、アロースタッドの景色を撮りました。




10月初めの16:00近くとなると、お日様の影も長くなります。
左下にカメラを構えている私の影。と、右端の影の中には娘。偶然の共演となりました。 

 

 

アロースタッドの前の道路脇には、コスモスが咲いていました。
両脇の木々は桜です。春には約三千本の桜が7キロにも渡って桜並木を作ります。
 

 

終わりに、コスモスを添えて写真を載せたい馬がいます。
 
 

ネヴァブション

 2016年10月、ネヴァブションも馬房の奥で草を食べ続けていました。


ネヴァブションは10歳まで走っていました。
最後の出走は2013年10歳のステイヤーズ ステークス。
その時の勝ち馬は、5歳の若きデスペラードで、今では同じアロースタッドに居ますね。


ブログの記事を書き始めて、11月にネヴァブションが亡くなって居たことを知りました。
腎臓の病気だったそうです。


長い現役生活を頑張って、引退後は少しでも穏やかな生活を送れていたでしょうか。
ネヴァブション  お疲れ様でした。 アロースタッドの前に咲くコスモスを添えて。


他にも、アロースタッドでけいようされていたけれど、牧場移動や諸事情で会えなくなった馬もいます。
安心すること、悲しいこと、いろいろありますが、また来年も訪れたいと思いました。

やっと牧場巡りの二日目が終わりました
三日目はまた、たくさんの個性豊かな馬達が控えています

膨大な写真を整理して、近々完結したいと思っております。