二年前、ブログを始める前のことです。お気持ちを楽〜にして、お読みいただけたらと思います。
2015年6月1日 午後10時半過ぎ。うちの家の前でちょっと大きめの犬が吠えていました。リードをつけたままの♂で、見るからに迷い犬です。ん?以前、お散歩中に遭遇した事があるわんこかも?そうだとしたら、飼い主のおじさんとは、少しお話したことがあります。
おじさん>うちの犬、おたくのワンちゃん(ヘレン)が大好きで、散歩でお宅の前を通ると座り込むんですよ
ヘレンは玄関の中にいるのだけど、わかるのですねとはいえ、そのわんこだとしても、こちらはお家も連絡先もわかりません。わんこの名前すら知らないのです 夜中に吠えているとご近所迷惑だし、家の中には入れられない。ましてや猫達もいます。これが、日中だったら、公園やそれらしき所で聞きまわるなど、打つ手もありますが、なんせ11時にもなろう夜中です。。困って考えあぐねていると夫が、公園のワンちゃん用ポールにつないで来ると言いだしました。
「多分飼い主さんが探すと思うから、みつけるはず」
そう言われれば、、そうだけど。。6月で寒くないとはいえ、飼い主が気づく前に変な人にでも連れていかれたら心配です。すぐ公園に様子を見にいったところ
「あらっ」
ポールに繋がれてても大人しく。
お利口で、待っているようすなのです。
こんな可愛い子、こんなとこには繋いでおけません!
警察署に電話して、保護をお願いしました。
電話に出た署員は迷惑そうに、警察は対応してないような?保護した人の責任で、ダメならほっとけばいいでしょ的な?言いっぷり。ほっといたら住宅地で一晩中吠えてると思いますけど 困窮状態を伝え、なんとか保護してもらえることに。ホッ
30分程、公園でシェルルと一緒に待っていました。
あ、わんこの名前・・シェルティ風だったので、
便宜上「シェルル」と名付けました。カワイイでしょ?
保護にあたり、「一時預かり書」なるものを作成しましたが、その仕様にはこう書かれていました。
動物の愛護及び管理に関する法律の規定に基づく引取り又は収容のため、上記の動物を預かりましたので、あなたに代わって◯◯県等に引渡しをします。
◯◯ 警察署 官職・氏名
原本の仕様に書いてあるのなら、想定済みって事ですよね 来てくれたのは電話の警察署員ではなく、交番の署員で、親切に対応してくれました。
とりあえずは安全な場所に移動しホッとした所で、家でポスターを作りました。
目立つように真っ黄色娘に作ってもらいました
電柱等はダメなので、場所を探して車で彷徨っていたら、深夜ひと気の無い大通りで、自転車に乗るおじさんを発見!シェルルを探し回っていたようで、ポスターを見せて経緯を説明。車の運転をしていないというおじさんを乗せて引き取りのため警察署へ。
シェルルは、警察署でもお利口さんに待っていました
飼って8年位になるそうで、おじさんが元々飼っていた犬が死んでしまった後、気落ちしていたところに迷って保護したのがシェルルなんだそうです。しかも、その天国のわんちゃんにそっくりでびっくりしたとか 不思議な縁のお話しを聞かせてもらいました。
後日談ですが、シェルルのお家は、夫が繋いだ公園を登って数軒先だったので、そのまま繋いで暫く様子を見ていたらもっと簡単に解決したのかもしれません。
また、警察署は車で15分はかかります。車の保有も運転もしないおじさんは、もしあの時遭遇できなかったら、シェルルの引取りに大分困った事でしょう。随分遠まわりしましたが何とか解決してホッとしました
それからしばらく経ったあと、白いスピッツと遊ぶシェルルに遭遇しました。スピッツママが、シェルルを呼んでいました。
「じろうちゃ〜〜ん」
シェルルは、じろう、もしくは二郎、、或いはJIRO、だったのです。。急に、自分で自分に気恥ずかしくなりました。 シェルルって・・シェ・・ルル?
ルルルゥ〜(オイオイ;)
なぜに一昨年の保護を記事にしたかというと・・
なんとなく一抹の不安が私の頭をよぎる今日この頃なのです。
一昨年は6月に、じろうちゃん。
去年は5月に、そまりんを保護しました。
今年この時期、三度目なんてのは、無いようにフラグを立てときます!
いっときでも、迷う猫や犬がいないよう。何より、これ以上私の心臓がキューキューにならないよう さすがに、ここまでおおっぴらにジンクス返ししたら、もう無いですよね!?