

ここで目撃したのは3度目だ。
気を取りなおし、でも興奮しながらも草取り再開。すると、雑草の株元に、
なんと子ウサギだ~~~。

じっとしてピクリとも動かない。地面の色とおんなじなので、よく見ないとわからない。
よくみると、2羽いた。触りたい衝動に駆られるが、ヒトの臭いが付いたら、親ウサギが困惑して子ウサギに良くないことになるかもしれない。ぜんぜん動かない。

2.5頭身!?軟らかそうな毛並み。
今日の草取りはこれにておしまい。掻き分けた雑草をウサギが見えないように元に戻して、そっと立ち去る。
後日行ってみたら巣は跡形も無かった。すこしだけ、フン。
こどもくわえてお引越ししたのだろうか・・・
無事、育っているとよいのだけれど

Lepus brachyurus
ウサギ目 ウサギ科 ノウサギ属
日本の兎 ではなくて 日本野兎
ペットとして飼われているのはヨーロッパアナウサギで、野生のこのウサギとは別種。
このウサギのフンは丸くて少し平たくて乾いていて、臭くない。
イヌワシの研究をしている大学の先生のお話では、イヌワシの餌になる野兎の糞を取ってきて、中の未消化の植物のかけらのDNA分析をして、ウサギが何を食べているか調査するのだそうだ。
ヒキガエルの糞を茶漉しで洗って、中から出てくる昆虫の足や翅をくさ~いと言いながら調べたことを思い出した。
う~~~ん、ずっと今のほうがおしゃれだ。