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ねこじゃらし

いきもの・いけ花・園芸・額装・食べ歩き・お散歩・・・趣味の記録 

081219 いけ花 11 X’mas

2008-12-19 23:12:49 | いけ花
花材は1人分ずつ包まれてバケツに入れてあるので、どれをとろうかなぁ~~っと新聞紙からでている枝をみたり、ちょこっと新聞紙を開いて花を覗いてみたり、まよう。
福袋の閉じた口の隙間から中を覗き込んでみる感じだ。
サンゴミズキの赤と杉の緑が、クリスマスを連想させる包みを選んで、テーブルに持ち帰って開けてみたら、またガーベラだった。今日のは掌ほどもある大きなピンク。

 ガーベラ
 雪冠杉 
枝先が白い(黄色)ので、“雪の冠をかぶった杉”
クリスマスのリースやアレンジに使うとピッタリの雰囲気が出る
 サンゴミズキ
枝の“色”を楽しむ枝物 薄黄緑の切口もきれい
対生の枝の線もおもしろい使い方がありそうだ


花器の棚のお部屋へ、花材や作品に合う器を探しに行く
X'masだからリースみたいに輪の形の器にした



2つ挿し口のあるかわった花器。
そこへ杉を入れて全体を輪にして、ガーベラをいれる。
普通、花は3輪、それに枝が1~2種類、数枝ずつついている。
口が小さいので花は2つだけ使ってみた
最後に、サンゴミズキを適当な長さに切って上向き下向き横向きにいれて、赤・緑のクリスマスカラーの作品にした

先生に見ていただいた

「う~~ん、クリスマスねぇ・・・ それじゃ、白い壁の前に移して、もう少し枝の赤を足してみたらどう?」
ということで、赤を足してみました



「赤が増えるとクリスマスの楽しい感じが出るじゃない?」っと先生
さらに、緑の枝も逆さにしてかぶせてくださり“遊び”が出ました

ちょっとかくれているけれども、ガーベラの後ろに先生が水に晒してつくった“ほおずきの鈴(?)”が下げてある

先生、どうもありがとうございました

081216 ヒイラギ 刺は身を守り 老いると丸くなる? CUMC

2008-12-16 20:11:30 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など

施設見学でキャンパス内を歩いたら、ヒイラギに赤い実がなっていた
クリスマスだな~~~
ヒイラギといっても この写真の範囲では葉が丸い

若い葉は鋸歯があり、古くなると丸くなると言う
私も丸くなったかな? なってないなぁ~~~
木全体で見ると比較的低いほうの枝の葉は鋸歯があるそうだ
これは、動物が触れる高さの葉には鋸歯があり、捕食から守っていると言う
しかし、定説は無く、誰か研究してみませんか? と植物形態分類学の先生がおっしゃっていたっけ。先生も気にして調べ中だそうだ。

新政 特別純米酒 六号

2008-12-16 19:29:03 | お酒
あしたいただくのに何が良いかな~~寒そうだし・・・
と見ていたら、六号虎 という文字が眼に入った


これは協会6号酵母で造ったお酒だ

新政 特別純米酒 六号虎(ろくごう)
秋田県 新政酒造(株)
原材料名:米、米麹
精米歩合:60%
アルコール分:15°
酵母:協会6号
製造年月日:’08,11
081216 KS 1,050

評点 1.8
1優 すばらしいお酒 何度でもいただきたい
2良 おいしいお酒 御馳走様でした
3可 ちょっと苦手なお酒 残念ですが私には合いませんでした

熟度 2
1若い(熟成不足) 2飲み頃 3過熟(老ねている)

感想
穏やかな香りがする 酸味も感じる ふくよかな味がする
お燗にしたら まとまった感じになってさらに美味しくなった

焼き魚“鯖”

 協会6号の特徴 
昭和10年、秋田県「新政」(今回のお酒の酒蔵ですね)の蔵中から分離。香りは穏やかだが、味は9号よりも深みがある。糊精の大きい環境下でも増殖が阻害されないので、生もと系にも向いている。
参考:上原浩「純米酒を極める」光文社新書078 p.129

裏のラベルを見るとこの酵母が発見されたのは昭和5年で、日本醸造協会最古の酵母だと言う。なんか、70年と言う歴史に、ありがたい感じがする。このお酒は、研究機関に保存されていた当時の酵母に近い株を譲り受けて今の技術で新たに作ったお酒だそうだ。


081215 寒さの底 CUKC

2008-12-15 20:04:07 | お散歩・その他
天気予報で「今日が寒さの底です」といっていた
キャンパスの入口では、シモバシラが立っていた

霜柱立っていたねぇ~~といったら
踏んできたっ! との答え しまったぁ! 
う~~む 遅刻寸前で駆け込んだから写真を撮るのが精一杯だった 
やっぱり霜柱は踏まなくちゃね 


プランターの縁も真っ白


タンポポがごくごく短い花茎で地面に張り付くように咲いていた

081214 オワンクラゲ 新江ノ島水族館

2008-12-14 19:14:09 | 生物
 
さそわれて鎌倉一泊お供してきた
帰りに江ノ島電鉄で江ノ島の水族館にいってきた
ミナゾウ君がなくなって、見られないのが残念
新江ノ島水族館 700万人が訪れたという
クリスマスが近いのでデンキウナギの発電でツリーの電飾をつける・・・なんてこともやっていた 
ダイビングとイルカ 2つのショーを見た

クラゲコーナーがあって、もしかして?とみたけれどだめで
帰りに覗いた天皇陛下のご研究と言うコーナーに
おもいがけず水族館生まれの1~2cmほどのオワンクラゲが泳いでいた 
まだ小さい
繊細なクラゲだ 
はじめてみた・・・以前大阪にいるというので見に行ったけど見られず
念願かなった 
おりしもノーベル賞授賞式が先週あったばかり
でも、水槽の前、ほとんど見ている人がいなかった
どれだけの細胞生物学や発生学、農学・医学の遺伝子やタンパク質関係の研究がこのクラゲの光るタンパク質とこれを改変したタンパク質とその遺伝子のお世話になっていることか

うれしかった オワンクラゲを見られたのは収穫だったな


このオワンクラゲ
夏に江ノ島付近でみられるということだけれど
学名がA. coerulescens になっていた
暗闇で刺激すると青白い光を放つ と説明があった
GFPをとりだしたのはAequorea victoria (参考:GFP:フリー百科事典ウィキペディア)
種がちがうみたいだけども同じ属のクラゲみたいだ 
そこのところちゃんとみてくるべきだった・・・
だから、ノーベル賞のこと掲示してないのだろうか・・・


081213 素芯蝋梅 鎌倉 長谷寺

2008-12-14 19:14:05 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など

もう ロウバイが咲いていた
ロウバイって言うと、お正月休み・新春!
ってかってにイメージしていたけど 鎌倉・湘南は暖かいのかな


境内にはいろいろな花木があり、ていねいに小さめの木札に縦書きの漢字で名前が記してつるしてあった。
前に来たのは 真夏の稲村ヶ崎での海藻実習の帰りだった。
違う季節に同じところを何度か訪ねるって言うのはまた良いものだなと思った。

ロウバイ Chimonanthus praecox (L.) Link
ろうばい科 ロウバイ属
栽培する落葉低木。 幹は叢生し、高さ2~4m。樹皮は淡い灰黒色で横長の小さい楕円形の皮目がある。
花期:12~2月 強い芳香があり、前年枝の葉腋に1個ずつつき、葉より先に開く。花被片は多数。外部のものは下ほど短く円頭、上のは長くて長楕円形、鈍頭で10~15mm、黄色でやや光沢があり、内片は7mm内外で暗紫色。
この内部花被片も黄色いのがこの写真のソシンロウバイ(Chimonanthus praecox f. concolor Makino )。
f.はformの略で種の下の品種のこと。ソシンロウバイは別種ではなくて、ロウバイと同種で、ロウバイの品種の1つってことで、それを記載したのが牧野富太郎先生だったということですね。

ロウバイはその分布が中国で、日本へは後水尾天皇の頃に朝鮮から来たと言う。
後水尾天皇は、先日行ってきた京都の大宮仙洞御所や修学院離宮ゆかりの方だ。
立花(りっか)の達人だった後水尾天皇は渡来したばかりのこのロウバイも花材として“いけ花”をなさったのだろうか。

参考:北村・村田 S54 原色日本植物図鑑 木本編Ⅱ 保育社

081212 Mammillaria CUMC

2008-12-13 06:50:05 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など
081204京都 当番を代わってくれたHさんから“Mammillaria が咲きそうです”とMailが来た
Mailに学名!! やるなぁ~
マミラリアは属名
サボテン科だけど、刺は痛くない 毛のようだ
粒粒・ボツボツと盛り上がったところからはえている
帰って9日お昼
さっそく一緒に見に行ってみた
柔らかな毛(刺・葉)の間にピンクのつぼみが覗いている

081212 そろそろ満開かな もう一度行ってみた 咲いてますね 
おでこのあたりに一周 花の冠です
  
 花びら13枚

冬は花が少ないけれど、サボテンが咲くんだ

081212 いけ花 10 “編む”

2008-12-12 21:52:54 | いけ花
私がならっている 草月流 テキストがかわった
3・4過程に新しく「編む」というテーマが加った
テキストを見ながらやってみることにした

 初編み・・・ 
花材:ガーベラ・スチールグラス・アスパラガス

“格子に編む”と“三つ編み”の2つの“編む”をやってみた

先生に見ていただきました
向きを変え
後ろに流していた三つ編みを見えるところに持ってきて
自然調だった下のガーベラを手前に持ってきて 作ったように“活けなおし”
姉弟子Aさん「すべりやすい材料で良く編んだわね」
先生「難しいと思ったけど、意外と早くできたわね」

先生 ありがとうございました



 アスパラガス Asparagus
キジカクシ科 クサスギカズラ属 
アスパラガスといってもいろいろで、花材としてもいくつかある
今回のは半つる性のA. setaceus だとおもう 
常緑の多年草で、ちょっと見た感じシダみたいだ

 ベアグラス 
Xerophyllum tenax・・・だとおもう
北米産・・・切り葉でしか見たこと無いけれど
何やら白くてぽさぽさした面白い花が咲く植物のようだ

 ガーベラ Gerbera キク科
葉はロゼット状で、花材としては葉の無い花茎だけくる
このごろ、ガーベラの持ちがよくなったと先週も今週も話題になった
首のところが茶色く腐ってくた~っとなることが少なくなった
それに、品種がいろいろ多彩になった
今回のガーベラも 花弁は八重、先が細くとがりねじれて踊っているようだ
中心に近い部分の花弁は細く立ち上がり、芯は濃い茶色 いい花だ

参考:安藤・小笠原・長岡 日本花名鑑④

葛飾の花 純米酒 葛飾酒作り本舗

2008-12-09 17:42:09 | お酒
   
葛飾の花 純米酒 葛飾酒作り本舗
福島県 東白川郡 藤井酒造店
原材料名:米、米麹
アルコール分:15~16°
原料米:ちよにしき100%
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.6
製造年月日:2008.10
やや辛口 やや芳醇 常温・ぬるめの燗

評点 2.0
1優 すばらしいお酒 何度でもいただきたい
2良 おいしいお酒 御馳走様でした
3可 ちょっと苦手なお酒 残念ですが私には合いませんでした

熟度 1.9 
1若い(熟成不足) 2飲み頃  3過熟(老ねている)

感想
カルガモ米農家のSさんに 思いがけず お酒をいただいた
田植えから関わられたそうだ
いいなぁ  
自分で植えたところから知っているお米で造られたお酒をいただけるなんて
チャンスがあったら、そんなこと体験してみたい
感想を・・・ときかれたんだけれども
わたしの好きな純米酒
吟醸香のような華やかな香りが無いので
お食事しながら 杯を重ねられる味だと思った
たくさんを知らないが、純米の中ではやや淡白(淡麗というのか?)になるのかもしれない
しかし しっかりと味があって(芳醇というのかな?)酸味も感じられる 
ぬるいお燗にしたら味がつよくなった
後味がすっと消える

ご馳走様でした

葱と手羽先の煮込み


 葛飾酒作り本舗 HPを検索してみた 
パンフレットも同梱されていた
葛飾区の「郷土と天文の博物館」で学ぶ市民の集まりに 
福島の人々が賛同して昨年(H19)から始まった酒作りのようだ
博物館はお花茶屋の近くですね 
藤井酒店のHPをひらくと“いのちのしずく(生命の酒)”という曲が流れてきます
田んぼは塙町那倉地区にあるようです

葛飾には以前2軒の造り酒屋があったそうだ
ラベルの花は江戸時代花卉栽培が盛んだった葛西領堀切の花菖蒲を後の二代目歌川広重となる画家が描いた浮世絵「三十六花撰 堀切菖蒲園」をモチーフにしているとのことです

今回いただいたお酒は 5月31日に田植えされ、
作られた300本のうちの1本のようです 

貴重なものをありがとうございます

 ちよにしき というお米
あまり聞いたことがない
福島県南会津の開当男山酒造さん、白河市の千駒酒造さんのお酒にも使われているようだ
チヨニシキという品種がある
早植栽培・早生で強稈・多収 昭和60年愛知県農業試験場山間農業研究所でトヨニシキの食味、穂発芽性の改善を目的として、コシヒカリの子どもの「初星」(母)とササニシキの子どもの「トヨニシキ」(父)との交配により育種されたお米だという。
酒米好適種ではない、主食としてのお米でお酒をつくったのだろうか


081206 額装 4 トキ パスパルトゥ・サンプル ダブル・パス

2008-12-08 06:09:26 | 額装
 トキ 絵葉書

午後、トキ自然再生について研究者の先生にお話をうかがう日
今回は絵葉書を額装してお礼の品にすることにした

イメージ(葉書の絵)は郵便局のセットハガキ 額面40円・・・古い
額だけは額装を教えてくださる先生に新しく選んでいただき ちょっと奮発
二重のパス(まわりの紙の部分)の外側(上側)は布
菊のような小花と鳳凰のような模様が繰り返されている。刺繍のように見える。
内側は和紙 通常2mmくらい見せるところ、1cm幅で手作り和紙の質感が見えるように設計していただく
これらは・・・他の額装のときの余りものを利用

和紙と布で囲まれ
ニッポニアニッポン!・・・って感じになった
40円には見えないよね

講演会後の懇親会で、恐る恐る「自分でつくりました・・・よかったら」とお見せすると「いただいてよろしいんですか 嬉しいな」と とても喜んでいただけ、だいじに胸に抱えるようにしてお持ち帰りいただいた。

よかったよかった

新潟からこのために来てくださった先生
もっと宣伝したり声かけたりして多くの方にきていただきたかったけれども 
しかし、参加者15名、懇親会11名 この歩留まりのよさはさすが!!