こんにちは。
千葉県野田市(関宿)中戸の
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せとピアノ教室
講師の瀬戸喜美子です。
ご訪問ありがとうございます。
☆当教室は、千葉県庁認定【チーパス】協賛店舗のピアノ教室です。
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昨日の小2のSちゃんのレッスン。
来月10日に開催されるピティナピアノステップに初参加します。
課題曲と自由曲の2曲を弾くのですが、自由曲は『となりのトトロ』
知っている曲でしかも弾きたい曲だったので、難しいのに短期間で弾けるようになり、昨日は暗譜まで出来ました!
では、ここから掘り下げたレッスンを。
オクターブの弾き方について。
ラーラーソファミファソードドー
こーどーもの とき にーだけー
赤文字のラーラーは真ん中のラと高いラなので、オクターブ違います。
Sちゃんはまだ手が小さく届かないので、
「ラと高いラははなれていいよ」
と言ってありましたので、そのように練習してくれていました。
遠いのに外すことなく、ラからラへ行けていることは素晴らしいです!
ただ、Sちゃんのは
ラッラー
と、1つ目のラがスタッカートのようになってしまっていました。
(私が日頃、「次の音の準備を素早く!」と言ってるので、それを守ってくれているのですね)
1つ目のラから遠い鍵盤へ飛んでいくので、跳び箱を跳ぶ前の踏切り板のように、勢いをつけてしまい、その結果、【ラッ】と弾んでしまう。
これはSちゃんだけでなく、誰でもやることです。
そういう音楽ならそれでよいのですが、この曲はそもそも歌です。歌詞がついていて、『こども』の【こ】と【ど】に当てはまるので、本当はつなげて弾きたい音です。
でも、手が小さいからつなげられない。
どうするか。
2つ目のラに一刻も早く行きたいのをここはちょっとがまんして、1つ目のラの鍵盤に出来るだけ長くいることです。
この場合、1つ目のラは1拍なので、ギリギリ0.8〜9拍分くらい鍵盤にとどまるのです。
そうすると、物理的にはつながってはいないのですが、つながっているように聞こえるのです。
ギリギリのタイミングで遠いラへいくのは難しいことですが、すでに1オクターブの距離感は掴めているので、そこは大丈夫。
私は、まず2つの弾き方の違いで、音楽の違い、聴こえ方の違いをわかってもらいました。
そのあと、Sちゃんの手を持って、弾き方を伝え、そして、一人で弾いてもらったら、できました。
ラからラへ行く時は、放物線を描くようにではなく、出来るだけ低空飛行でヨコ移動です。
ピアノの弾き方は、
どんな音楽か
どんな音がほしいのか
どんなテンポか
いろんなことで変わります。
沢山の曲を経験して、弾き方の引き出しをたくさん持っていると、応用できるようになりますね。
Sちゃんは、こういう細かいレッスンを嫌がらずに、むしろ楽しんで何度も弾いてくれる頑張り屋さんです。
ステキな演奏を目指して頑張りましょう!
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