こんにちは。
千葉県野田市(関宿)中戸の
せとピアノ教室
講師の瀬戸喜美子です。
ご訪問ありがとうございます。
☆当教室は、千葉県庁認定【チーパス】協賛店舗のピアノ教室です。
今日は、ピアニスト・赤松林太郎先生による
【電子ピアノの特性を理解し、指導法を徹底追求】
という講座、オンライン受講しました。
講座の冒頭は、電子ピアノCASIO-GP-1000機種を使い「Schumannの幻想曲」を赤松先生が演奏するところから始まりました。
電子ピアノとは思えない素晴らしい演奏。
それもそのはず。
こちらは現代の最高機能を入れた【上級機種】です。
各メーカー、どんどんいいものを作っていますので、10年前発売の電子ピアノより今発売のもののほうが、同じ価格でもよくなっています。
さらに上級機種であれば、タッチによる音色の変化などにも対応するなど、かなりピアノに近づける工夫がされています。
(残念ながらキーボードや安価な電子ピアノは、どんな弾き方をしても同じ種類の音が鳴ってしまいます。ピアノは、弾き方によって多彩な音を出すことができます)
当然お高い!
お高い電子ピアノを買うなら、お安いピアノを買った方がいいと、私は生徒さんにお伝えしています。
(お安いピアノといっても高額ですが)
赤松先生もおっしゃっていましたが、
似て非なり
弦が張ってあり、その弦が揺れて空気の振動が起こり、弦どうしが共鳴し、それが音となる仕組みのピアノと、
鍵盤を押すとセンサーが感知して内蔵されたスピーカーで音を出す電子ピアノは、まったく違うものだからです。
それでも、事情があって電子ピアノしか置けないという生徒さんには、
○ボリュームは大きく設定して弾く
○ヘッドフォンはできるだけいいものを使う
というアドバイスをしてくださいました。
この『ボリュームは大きく』というのは、私もずっと生徒さんにお伝えしています。
もともと小さく設定していては、強弱がつけられないからです。
当教室では、ピアノをお持ちではない生徒さんには、はじめに、ピアノと電子ピアノの違いというものをお話させていただきます。
その上で、電子ピアノを選択された場合は、私がお勧めするものをお伝えしています。
(木製鍵盤のものをオススメしています)
電機製品ですから個体差はなく、機種と品番をお伝えします。
ピアノが好きになってどんどん上手になると、親御さんはアコースティックピアノ(電子ではないピアノのことを最近こう呼ぶそうです)を買ってあげたいと思ってくださり、ご相談くださいますので、一緒に選定に行ったりしています。
同じメーカーの同じ機種でも個体差があるからです。
いずれにしても、まあまあ場所をとるピアノを置き、防音室がなければ家中に音が鳴り響き、家族の協力なくしては習えないピアノを習いに来てくださり、私としては嬉しい限りです。
大事なことは、ピアノを好きになってくれること。
どんなにいい楽器を持っていても、練習しなければ上達はしません。
音楽の楽しさ、ピアノが弾ける喜びを伝えていきたいです♪
そして、日々進化する電子ピアノのことも、勉強していかなくてはならないと改めて思いました。
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