今日は朝のミサが終わると、私の肩をたたく人がいた。
振り返ると、なんとブラザーノアスだった。
彼は「おめでとう!」と言ってくれた。
ちょっと外で待ってて、彼に言い、私はシスターマクラダのためにメモラレを祈った。
ちなみに彼女のオペは急に日程が変更され、来週の金曜日になった。
昨日はラジット、今日はノアスと思いがけない出会いが待っていてくれた。
ほんとうに不思議に思う、と同時に「ありがとう、神さま」と思わずにはいられない。
今日はすみこさんとサダルで食事の予定だった、そこにノアスも来てもらうことにした。
彼は姪っ子と一緒に来ていて、今夜の列車でまた田舎に帰るので、今夜食事をすることにした。
すみこさんも日本語を話せるMCブラザーに会うのはたぶん初めてだろうから、良い機会になるだろう。
ノアスにはまだ日本に戻る前にブラザージェフとも食事をしようと伝えた。
今朝何人かのボランティアにノアスを紹介した。
そのなかで韓国のボランティアに彼を紹介し、彼が流暢な韓国語で話すのをびっくりな顔をしてみているのが面白かった、そして、MCブラザーと分かると、頭を急に下げる仕草もするのも韓国人らしくで何だが愛らしかった。
今日は病院にマリオを連れて行った。
私はマリオを連れて行くのをずっと反対していた、その理由は身体が大きいこと{患者がひいたりしないか心配だった}と言葉の壁である。
がしかし、私は胸を痛めていた。
彼だけを病院に連れて行かないのはアンフェアだと思っていた。
言葉の壁があるのなら、心でそれを乗り越えていく努力をすることなく、判断していることに私は私のそれを忌み嫌った。
そうは言っても、やはり患者が選ぶのである、一人の患者に良くても、もう一人の患者には良くないのではあれば、それは病院の訪問が難しくなる。
さて、どうしようか、教えることはたくさんある。
少し考えたい。
このことはまたの機会に書こう。
そう言えば、マリオは私にゴアに行き、フランシスコ ザビエルのお墓参りに行くように進めてくれている、その飛行機のチケット代も洗礼の祝いに彼が出してくれるとのこと、さて、どうしようか、行きたい気持ちがない訳ではない、日本に居た頃から、洗礼名をザビエルにすると考えていなかった頃から、私は実はゴアに行きたいと思っていた。
しかし、たぶん、行かないだろう、せっかくの誘いだが、私は断り続けるだろう。
やはり、時間が許す限り、ここにいたいのである。