カルカッタより愛を込めて・・・。

今月のアピア40のライブは3月21日(金)です。また生配信があるので良かったら見てください。

シスターマイケルから。

2014-02-25 16:07:50 | Weblog

 昨日はやっとどうにか身体の調子が回復してたので、午後の登録をした後にアドレーションも終わりまで居ることが出来て良かった。

 昨日朝、マザーハウスで朝食を取っていると、シスターマイケルから呼ばれた。

 シアルダー近くのStテレサ教会の近くに男性の結核の患者がいるので見てきてほしいと頼まれた。

 ちなみにこのStテレサ教会のなかにはマザーが始めてディスペンサリーを開いた場所がある。

 その場所からマザーが初めて家を借りすんだゴメスさん宅はすぐ近くで、その丁度真ん中あたりの路上に患者は寝ていた。

 昨日のシアルダーは一人の母親と赤ちゃんをシャンティダンにジェニィとメリーが運んだ。

 その母親はまだ17歳、そして、メンタルで身体もかなり痩せていた。

 彼女のすぐ近くにはブラウンシュガーはしている男性もいて、彼女もドラッグをしている可能性もあり、どうしようかと一日悩んだが、昨日シャンティダンに運ぶことを決めた。

 このままでその赤ちゃんを彼女は育てることが出来ないだろうと判断したし、また誰かに売ってしまったり、誰かが盗んでしまう可能性もあるからである。

 近くにいた女性たちも、私の申し出に賛成し、彼女自身も受け入れて受け入れてくれた。

 しかし、夜シャンティダンに運んだメリーに話を聞くと、彼女はあまりシャンティダンにいることを望まなかったらしい。

 それは仕方がないことである、ずっと路上で暮らし、集団のなかで暮らしたことのないメンタルな女性がすんなりと集団生活が出来る訳ではない、しかし、短い間でもシャンティダンで愛情あるケアを受け、何かを学び、体調を整えることは良いだろう、それを私は望んだ。

 ジョンとマリオはHopeの病院に患者たちの入院費を払いに行った。

 私とマリアはシスターマイケルから頼まれた患者に会いに行った。

 そこで患者に会い、私たちがこれから病院に連れて行ったりするから心配ないと伝えた。

 その患者には妹が居た、しかし、妹はメンタルで、彼らが寝ている場所から通りを越えたところにする女性が私に言ってほしい、彼女には理解出来ないからと言うので、その彼女にいろいろと伝えた。

 そして、マザーハウスにいるシスターマイケルに会いに行き、いろいろと伝えた。

 患者はレントゲン写真やいろいろなレポートを持っていたが、また血液検査やレントゲン写真、タンの検査などが必要だと言う事だった、私はバライプールに患者を運べば良いものだと考えていたので、これはこれから忙しくなると思った。

 午後にシュシュババンで登録のオリエンテーションで話をある程度してから、またその患者のところに行き、彼が持っていたレントゲン写真やその他のレポートすべてを一度借り、マリアにシスターマイケルにゆっくりと見てもらうことにした。

 私たちが彼のところに行った時、彼はレントゲン写真を地面に置き、それで物乞いをしていた。

 彼は杖をつき、ゆっくりとしか歩けず、また固形物は食べれないほど弱り、腹部も腫れ上がっていた。


 今朝シスターマイケルは朝食時に私たちのところに来て、八時にシスターと一緒にその患者のところに行き、ダラムタラにある聖心会の病院に検査に連れていくことになった。
 
 マリアの他にもしもの場合、力仕事になる可能性もあったのでマリオもマザーハウスに残した。

 八時の待ち合わせだが、九時近くにイタリア人シスターとインド人シスターが来てくれた。

 そして、みんなで揃って、患者に会いに行った。

 最初の病院での検査はすんなりと済んだ、もう一つの検査はシアルダーの方にあるところに行かなくてはならなかった。

 明日私とマリアがその検査には患者を連れて行く。

 シスターたちと病院に行ったりするのはなかなか良いものであった、患者の検査を待っている間、イタリア人シスターと一緒にロザリオの祈りを祈ったり、彼女自身の話を聞いたりするのは興味深かった。

 そのシスターはマザーに会ったことはなかった、しかし、マザーハウスにいるとマザーをものすごく感じるとのことだった。


 このケースはとても難しいケースである、と言うのは、患者にはメンタルな妹がいて、その彼女は患者のワイフだと言っているくらい依存性が高い、その朝患者が彼女のもとを離れる時も泣いていた。

 その時、近くにいた女性に彼女の面倒をみるようにと伝えた。

 患者を戻した時、その彼女に話を聞くと、私たちが去った後もずっと泣いていたと言う。

 いろいろと検査結果が出るのは金曜の夜である、それから、どうすれば良いのだろうか、彼らは離れ離れにするのであろうか、そうせざるを得ないのだろうか、これは私だけではなく、シスターたちもしっかりと考えてくれていると思う。

 どうかうまく行くように、神さまのために美しいことになるように。

 患者は私たちと別れる時、私たち一人ひとりと握手をし、感謝を伝えた。
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