西条祭りは幼い頃から親しんできた「他地区」の祭りです。
とても一言ではいえない熱い思い入れがあります。
今年は特に20年ぶりぐらいで走るみこしを見る事ができたので、
超興奮してしまいました。今回はひとりよがりな「語り」が入った記事になり
ますが、どうかご容赦くださいm(_ _)m
西条のおみこしは非常に重要な存在です。人気も絶大です。
なぜなら、 その姿は・・・
逆光に写るおみこしのシルエット
最高に・・・いや、
ウルトラかっこいいからです。
瀬戸内地方の祭りでは担ぐ山車がほとんどですが、このおみこしは曳き
まわします。
だんじりとおみこし 大きな木製の車輪がついてます。
通常の歩きでは、スローなテンポの太鼓のリズムで前に伸びた
ロープを幼稚園くらいの小さな子供たちに引かれて動いています。また脇に
は太鼓に合わせて横笛を吹く少女達がいます。ほんわかなのです。
が、早太鼓に走り太鼓に変わった瞬間、おみこしはその柔和な表情を一変
させます。前へ後ろへ走りながら「さぁ~えいや~」の掛け声とともに荒れ狂
うのです。
荒れ狂うおみこしは、もはや人によって動かされる構造物などではありません。
おみこし自らの意思で動いているようにしか見えないのです。
例えて言うなら、その姿は
大魔神です。
正義の味方でもなんでもありません。
「見たい奴は勝手に見ろ」
「ただし、お前ら脇によけてろよ、いや、よけてても潰すぞっ!」ってな感じです。
えっ?幼児みたいな感想だって?ええそうです!
小さい頃初めて見た時のあの強烈なインパクト・・・それが今もそのままなのです。
圧倒的な威圧感と存在感。優しさと厳しさ。
それが私の西条のおみこし像なのです。
※2008年5月5日 復活再掲
以前はヤフーのフォトを使っていて一定期間後のリンク切れに悩まされていま
した。今回丹原の御輿に刺激を受けたこともあり、大好きな西条御輿の記事を復活
させました。
×おみこし→○みこし ×えいや~→○えんや~ だそうです。
蝙蝠0018さんご指摘ありがとうございました。