今日も閑話休題で。ってかタイムリーな話題でどうしても言いたい事があるので
お祭りネタはちょっとお休み。
今や一人に一台の携帯電話。
先日ソフトバンクが「予想外割」なるものを発表しました。
関心をもってニュースを見た人も多いでしょう。
が、その中身はとても胡散臭いものだということをご存知ですか?
あとでリンク先の記事をご覧下さい。(もっと辛らつに批判してるサイトもありますが、
これは割合抑制された記事です(笑))
以前から言われていることですが、携帯の料金設定はとてつもなく分かりにくいものです。
「○○円からの定額」・・・意味わかりますか?
定額ってのは決まった額のお金を払えば使い放題ってのが普通の解釈だと思いますが、
携帯の世界ではそうではありません。
ここでの○○円とは例えば1,000円(定額)払えば1200円分まで使えるって感じの意味
なんです。その先は実費、さらにその先に上限の定額が待ってます。だから宣伝では上
限の金額は小文字にします。そしてすぐに使い切ってしまう(例1,000円)方の額を大きく
打ち出してアピールするのです。
居酒屋にこんなルールの飲み放題があれば、確実に客は暴れます。
たまたまこのブログをご覧下さった方々の多くは、おそらく携帯を何年も使っていてあるい
は家族と使っていてすでに基本料金はかなり安くなってるのではないかと思います。だか
らこれを読んで、「許せんなぁ、解約だ!」なんて人はいないでしょう(笑)
だけど見ていただいたのもなにかの縁で知っておいて欲しいのは、携帯会社なんて大し
て信用できるところではないということです。「無料!」「定額!」なんて甘い見出しで
宣伝文句が並んでますが、「※」の注釈部分を読むと数多くのリスクが隠されています。
消費者をバカにしてると思いませんか?
これが食品の世界だったらどうでしょう?産地を偽装、部位を偽装、添加物を偽装・・・
すべてトップニュースになる事件ですよね。携帯料金の宣伝はこのすべてにかなりの
度合いであてはまると思います。
携帯電話は現代の生活にもはや欠かせないものですが、自分が何に対してお金を払っ
ているのか、そこに注意を向けて欲しいと思います。
追記:21時45分
ドコモの社長が怒ってます。3社でやりあって結果的に消費者にとってわかりやすい
料金体系になるといいですね。