森博嗣のGシリーズを読んだ。

森博嗣のGシリーズを二冊読んだ。しばらく彼の本は読んでなかったが久しぶりに手にした。
S&MシリーズやVシリーズはすべて読んでいるが、このGシリーズがS&Mシリーズのスピンオフ的な内容と勘違いしていたので手にしなかった訳です。
しかし、これはS&Mシリーズの主要登場人物がそのまま出てくる新シリーズであり、西之園萌絵が院生になっていたりと時間の経過があるが
S&Mの続編の性格が強い内容でした。相変わらずの理系の思考と文章で面白く読み進めました。彼の本は人物設定が特に面白く物語を楽しく読ませる
事に関しては非常に有効なテクニックだと思います。物語の奥には真賀田四季博士の存在が見え隠れし、少しずつ全体のストーリーが明らかになるに連れて
犀川創平や西之園萌絵と対峙することになるんでしょうか。全7冊の作品のようで、まだ二冊しか読んでいませんがこの後が楽しみです。