七田チャイルドアカデミー札幌幼稚舎

札幌幼稚舎の子どもたちのたくさのえがおをお届けしたいです!

腹這いとハイハイ その3 

2009年01月08日 | 七田教育
今日は、脳幹、爬虫類の脳と呼ばれている部分についてお話させていただきます。

脳幹は、橋(きょう)・中脳・間脳から成り立っています。
脊髄から脳幹までの間に、感覚と大元があると言われています。
ここで言う感覚とは、前庭感覚(バランス)と固有感覚(自分の身体における位置関係を把握する感覚)のこと。これらの発達が不十分だと、なにもないところで転んでしまったり、小学生になってもちゃんと座ってられず、机にだら~んと身体を倒したり、といった姿が見られるそうです。本人がだらしないから、という部分もあるかもしれませんが、それ以前に十分な刺激が与えられていない、経験が足りない状態かもしれない、ということが考えられます。

では、この脳幹を刺激するのに適している運動が、腹這い移動です。
おなかを床やマットに付けて移動する。最初はスムーズに移動することができないかもしれませんが、毎日1回でもいいので、毎日続けていくとスムーズに移動することができるようになります。
手だけしか動かせない、手と足がスムーズに動かない、といった場合は、手をとって足をとってあげて、動かし方を教えてあげてください。正しい動き方を身体で覚えることで、スムーズになっていきます。