七田チャイルドアカデミー札幌幼稚舎

札幌幼稚舎の子どもたちのたくさのえがおをお届けしたいです!

実践した人だけが知っている

2010年08月03日 | おすすめ
(ある雑誌の記事より)

あるタレントが、以前、テレビでこう言っておられました。

 自分は、くだらない番組をやっていても視聴率が上がる。自分では面白いと思わないのに、小説を書くと売れる。絵を描いても、いい絵だって評価されて、美術館だとかに収録されたりする。映画も自分の楽しみの一つとして創っていたら入賞してしまったり、グランプリで選ばれたりする。

 自分としては、好き勝手にやっているだけで、人よりも才能があるとは思えない。でも、何をやっても全部評価されてしまう。「おかしい」。よく考えてみても、自分の才能でそれをやれるわけがない。ただ、心当たりは、たった一つだけである。

 それは、若いころ師匠に「トイレをきれいに掃除しろ。」と言われたから、三十年以上ずーっと掃除をやり続けてきた。ロケに行ったときなどは、公園のトイレがグチャグチャでも自分が使ったあとは、必ずきれいにする。ときには、隣りのトイレまできれいにして出てくるときもある。もちろん、掃除用具を持って歩いているわけでもないので、トイレットペーパーがないトイレでは、素手でもやる、とのこと。

 そういうのを三十年以上、ずーっとやり続けてきた。そこにだけ思い当たるふしがあるんだそうです。で、彼は今でもトイレ掃除をやり続けています。

 「自分は才能があるとは思わないのに、なぜかもてはやされる。何をやっても、それが評価を受けるのは、もしかしてトイレ掃除のせいかもしれない。」と言っていた。今のような話を、テレビでたった一度しゃべった人がいます。


 その人の名は、北野たけし、あのビートたけしさん、です。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。