今年のトマトは調子が良いと思っていましたが、収穫しているとこんなのが。
尻腐れ病だと思います。
トマトの育て方.comによると
『カルシウム不足になった場合、果実の近くの葉からカルシウムを果実に流そうとします。この時、花房の右側についた実には右側の葉から、花房の左側についた実には左側の葉からカルシウムをもらいます。
トマトをよくよく見てみると、花房がついている場所から、90度右側と左側に1枚ずつ葉があります。
さらに花房から180度のところ、つまり茎を中心に花房の反対側にも葉が1枚ついているのが分かります。
花房の右側の実は右側の葉から、左側の実は左側の葉からカルシウムをもらうとしたら、真後ろのこの葉のカルシウムはどこにいくのでしょうか。答えは、どこにもいかない、のです。
花房の反対側にある葉には、カルシウムが運ばれて蓄積されていますが、花房の方には運ばれることがないのです。
つまり、少しでもトマトの実にカルシウムを運ぶためには、花房の反対側にある葉を摘葉するのが効果的なのです。
花房が着果したのを確認したら、反対側にある葉を摘葉します。この時、切れ味の良い消毒済みのナイフやカッター、ハサミを使うようにします。
できれば摘葉の作業は、晴れた日の午前中に済ませると、傷口から菌が入り込んで病気になる可能性が低くなります。この方法は、尻腐れ病が出る前でも出た後でも効果が期待できます。
薬も何も使わず、これだけで? と思うかもしれませんが、やってみると尻腐れ病に効果があるのが分かると思います。』
この記事を参考に、明日、摘葉します。