エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

蟻が好きなウドの花

2024-08-16 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回も、前回に続いて気軽な家庭菜園系の話です。
 我が家の庭には、ウドが4本生えています。
 このウド、何故、生えてきたのかは…分かりません。ある年から、毎年4本生えてくるようになりました。
 一応、八軒自然科学クラブで活動した際、ウドの種が私の体に着いていて、それが落ちたのではないか…と思っています。まぁ、あくまでも私の考えた仮説ってだけですが…。
 そのウドですが、どうやら多年草らしいです。一度生えてくると、毎年、同じ場所に生えてくるのです。根っこを掘り出さない様に気を付けていれば、毎年、ウドを楽しむ事が出来ます。
 ところで、夏頃になるとウドの花が咲きます。葱坊主みたいな丸い形で、球形全体の直径は1.5cmくらい。小さな花が幾つも集まっているのですが、その花も小さな白い球体です。
 本題はココから。
 それで、このウドの花が咲くと、何故かアリ(クロヤマアリ)がやってくるのです。それも、1匹や2匹ではありません。1つの葱坊主状球体に、少なくとも1匹、多い時は3匹いる時もあります。白い花の中に黒いアリが動いているので、かなり目立ちますし、はっきり数を数えられる訳です。
 他のハチやチョウなどは、あまり(ほとんど)見かけません。アリばかりが、やたらと目立ちます。
 これ、何ででしょう?
 私の仮説、アリが受粉しているのでないか…と思っています。
 どなたか、御存知の方がいたら教えていただきたいです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発想の広げ方が秀逸な『ひきこもり【箱入令嬢】の婚約』

2024-08-15 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は正に、「愛」の物語を紹介します。
 今回紹介するのは、北乃ゆうひ先生の『ひきこもり【箱入令嬢】の婚約』と言う作品です。
 この作品、ひきこもりの御令嬢が王子様の愛を勝ち取って、婚約者になるまでの物語…って、「そんなの普通の恋愛物語じゃん! どこがラノベなの?」って思いますよね。普通。
 ところがギッチョン、この御令嬢は只の「箱入令嬢」じゃない。
 本当に、物理的な意味で「箱入り」の御令嬢なのです。
 物語のオープニング、王子様のパーティ会場に木製と思われる木箱が置いてある場面から始まります。「何で、こんな場所に木箱が…」と皆が思い、やってきた王子様も思うのですが、その木箱が喋ったから、さあ大変! 箱魔法と言う、かなりヘンテコな魔法の力で、箱中ひきこもり生活をしている主人公モカと、王子様の恋愛物語が始まります。
 このラノベ、かなり真面目な恋愛物語なのです…が、主人公のモカが箱中ひきこもり生活をしていると言う設定のため、色々とシュールな情景が展開されます。
 例えば、王子とモカがバルコニーに出てくる場面。ひきこもり令嬢のモカは当然、箱の中から顔を出しません。その代わり、空中に浮かんだ箱の横から女性の腕が出てきて、その腕を引いて王子はバルコニーに出てくるのです。女性の腕の生えた、空中に浮かぶ木箱をエスコートする王子…大笑いとまではいきませんが、結構くすくす笑っちゃうと思いませんか。
 こんなシュールな情景が度々出てくるので、くすくす笑いながら読んでしまう作品でした。
 作者の北乃ゆうひ先生は、「箱入り娘が本当に箱に入っていたら…面白いんじゃね」と考えて作品にした様ですが、見事、大成功だと思います。その、ちょっとした思い付きから発想を広げ、これだけ面白いラノベにしてしまったのですから。
 この作品、コミカライズもされていて、コミックもラノベも同じくらい面白いです。

 ところで、令和6年8月9日のブログに「いいね」などをいただきました。気付くのが遅くなり申し訳ありません。そして、とても嬉しいです。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて付き添いの見直し

2024-08-14 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は、「介護狂詩曲」。今回は前々回(R6.7.31)、前回(R6.8.7)の続き…と言うか、その事故から学んだ事です。
 令和6年6月のある日、いつものリハビリのために外科へ向かっている途中、転んで母は顔にケガをしてしまいました。隣で私が、腕をしっかり掴んでいたにも関わらず…です。
 正直、これは衝撃でした。腕を掴んでいても、油断したら事故が発生してしまうと分かったからです。
 そこで、この事故の後、どうすれば防げたのかを考えました。

1.「慣れ」からくる油断
 毎週同じ曜日の同じ時間に行っているので、ほとんどルーティンワークの様になっていました。その事で、気持ちに「慣れ」からくる油断が生じていたのだと思います。これを防ぐ事は難しいかもしれませんが、とにかく毎回、「今日は事故を起こさないぞ」と自分に気合いを入れる様にしています。

2.余裕のある時間進行
 上記1とも関連するのですが、出発が遅くなり受付に遅れそうだった事が、無理な速度で母を歩かせる事に繋がりました。これを防ぐため、早め早めに、そして細かく母に声をかけ、余裕をもって出発できるようにしています。

3.腕の掴み方の工夫
 普通に腕を掴んでいると、特定の方向から力がかかった時、簡単に抜けてしまいます。それを防ぐ為には、がっちり腕を組んでしまえばよいですが、それでは母も私も歩きにくくなってしまいます。
 ここで考えたのが、「とにかく、首から上をケガさせなきゃ良いのでは…」と言う事です。特定の方向から力がかかって腕が抜けた…そこに私の体があれば、首から上をケガする可能性は極めて低くなります。そこで、母の脇に近い部位を、手の向きに注意して掴む様にしました。これで完全とは思いませんが、取り敢えず何とかなりそうです。

 この記事を書いているのは令和6年8月…事故から2ヶ月が過ぎました。ここまで事故は防げています…が、油断せず注意して付き添いを続けたいと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

式って凄い・後編

2024-08-13 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は前回(R6.8.12)の続きで、算数で初めて式の書き方を教える指導です。
 言葉や図で書くと大変なので、算数では「式」を使う…と説明したところまでが前回です。
 ノート見本に書きながら、指示を出していきます。

指示2 「ぜんぶで5ひき」の下を1マス分空け、「しき」と書きます。
    その隣のマスは空け、「3」「+」「2」「=」「5」と書きましょう。

 書いた事を確認したら、その下には「こたえ 」と書かせます。そして、1マス空けて「5ひき」と書かせ、下に直線を引かせます。
 全員が書き終えたら読ませます。「式、3+2は5」、「答え 5匹」…って感じです。そして、読み終えたら言います。

説明2 あんなに沢山の言葉や図で書いていた事が、たったこれだけで分かるんです。
    算数って凄いでしょ。

 更に、畳み掛けるように言います。ノート見本の最初に書いた言葉や図、あるいは式を指差しながら…です。

説明3 最初に書いた言葉や図は、みんなが普段使っている言葉や図です。
    それを算数で使える様にしなくてはなりません。
    そのための魔法の言葉…それが「式」です。
    「式」によって、普段使ってる言葉や図が、数字や記号に変わります。
    それを、元の普段使ってる言葉に戻す魔法の言葉…それが「答え」です。
    元に戻ったから、ちゃんと「5ひき」って書いてあるでしょ。

 最後に、出来るだけイタズラっぽい笑顔で言います。「算数で使う『式』の魔法、これからドンドン覚えていこうね」と。
 いや~、嘘くさい指導です。
 でも、1人でも2人でも、「算数ってスゲェ」と思ってくれたらなぁ…と考えてやってみました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

式って凄い・前編

2024-08-12 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、算数で初めて、式の書き方を教える指導です。
 令和6年度の実践を紹介します。
 教育出版の『しょうがく さんすう1』に「ぜんぶでいくつ」と言う単元があります。足し算について初めて教える単元です。最初の小単元は「ふえるといくつ」で、次の様な問題が載っています。

Q 金魚が初めに3匹います。2匹増えると、全部で何匹になるでしょうか。

 問題を音読させた後、ノートを出させて日付と頁を書かせます。そして、教師の見本ノートを書画カメラでテレビに映し出しがら、指示や説明をしていきます。

指示1 ノートの1番左上のマスに「は」と書きます。
    その隣に「じ」、その隣に「め」、その隣に「に」と書きます。

 「はじめに」を書いたと確認したら、次々と指示を出しノートを書かせていきます。
 「はじめに」の下には「3びき」と。「はじめに」と2マス空けて「2ひき」、その下には「ふえると」と。そして、「3びき」の下には「○」を3つ、「ふえると」の下には「○」を2つ書かせます。そして、2つの「○」は長丸で包み、矢印を3つの「○」まで引きます。最後に、3つの「○」の下に「ぜんぶで5ひき」と書けば終わりです。
 ここまでの作業時間は、5分程度でしょうか。
 全部書き終えたら、声に出して読ませていきます。ノート見本の該当箇所を指差しながら、「初めに3匹」と読み、子供たちにも追い読みさせていきます。「2匹増えると」や「全部で5匹」も読ませたら、おもむろに話し始めます。

説明1 こうやって、言葉や図に書けば一目で答えが分かります。
    でも、こうやって書くのは大変です。
    そこで、算数では「式」と言うものを使います。

 続きを書くには、少々長くなりました。残りは、また次回に。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キュウリじゃなくてカボチャ

2024-08-09 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに含まれない内容です。今回は、畑仕事で驚いた話を。
 令和6年、畑での野菜栽培に挑戦している私。と言っても、自分がズブズブの素人だと自覚しているので、大々的な挑戦はしていません。放っておいても大丈夫そうな雑草…もとい「ハーブ」を何種類かと、エダマメ、ズッキーニ、ナス、ピーマン、キュウリくらいです。もちろん、失敗しても経済的&精神的ダメージが少ないよう、ズッキーニ~キュウリは全部2本ずつしか苗を購入していません。
 今回、話題にしたいのはキュウリです。
 最初、あまり伸びなかったのですが、6月後半になって暑くなってきたら、少しずつ伸びてくるようになりました。伸びてくると嬉しいもので、世話にも力が入ってきます。水やりなども頻繁に行うようになり、そうすると更にぐんぐん伸びてきました。
 そして、ついに花が咲き、実が出来はじめました…が、何か変です。
 そもそも、花がキュウリっぽくありません。実家の父もキュウリを育てていたから分かりますが、キュウリにしては大きすぎるし、黄色っぽ過ぎるし…。
 それに、実も変です。キュウリなら細長くなるはずなのに、何だかコロンと丸っこいのです。まさか…丸いヒョウタンか?
 妻が調べた結果、どうやらカボチャらしい…と分かりました。
 おいおい…苗には「キュウリ」って札が貼ってあったぞ! 責任者、出てこ~い!!!
 なんてね。 (^o^)
 文句を言っても仕方ないので、気持ちを切り替え、カボチャで何を作るか楽しみにしながら、世話を続けようと思います。

 ところで、令和6年8月6日のブログに、「いいね」などをいただきました。いつも、ありがとうございます。とても嬉しいです!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実はいちゃラブな『悪役令嬢レベル99 その2』

2024-08-08 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛の日。今回は、前回(R6.8.1)紹介した作品の続編を紹介します。
 今回紹介するのは、七夕さとり先生の『悪役令嬢レベル99 その2~私は裏ボスですが魔王ではありません~』です。
 前作で断罪を免れた主人公ユミエラ。学校を卒業したユミエラは、伯爵位を継いでドルクネス領に戻ります。あまり目立った産業がなく借金が多めの領地を再建し、平穏な生活を手に入れるため、気合いを入れて頑張るユミエラ…ですが、やっぱり天然でズレています。そのため、次々と騒動を発生させ…と言うのが概略です。
 う~ん…概略だけ読むと、何か、前作と違わないですね。
 でも、安心してください。前作よりパワーアップしている部分があります。それが、ラブコメ…いや、もしかすると「いちゃラブ」かな…の要素です。
 前作で恋人になった…と思われるパトリック・アッシュバトン。もちろん、ユミエラはパトリックの事が大好きなのですが、天然でズレている上、極度の恥ずかしがり屋なので、恋バナは一向に進みません。
 でも読んでいると、ズレているなりに、いちゃいちゃしている印象を受けます。何と言いますか、ラノベ世界で言う「痛い子」的な展開なのですが、いちゃいちゃしている感じも強いって言いますか…。
 前作は、かなりカチッとまとまった作品でした。伏線なども概ね回収され、あれ1作で終わっている感じの作品です。ですから、続編を書くとなると新しい要素を入れる必要があり、それがラブコメ(いちゃラブ)要素の増強なのでしょう。
 私は、これは概ね上手くいっていると思いました。ユミエラとパトリックの間で、まるで漫才みたいな会話がなされる時があるのですが、天然要素とラブコメ要素が混ざっているので、無理なく読み進める事が出来たからです。
 話のまとまりは前作の方が上だと思いますが、楽しく気軽に読めるライトノベルに仕上がっていると思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気持ちは分かるけど…

2024-08-07 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は、「介護狂詩曲」。今回は前回(R6.7.31)の続きで、油断して母にケガをさせてしまった話です。
 令和6年6月のある日、いつものリハビリのために外科へ向かっている途中、転んで顔にケガをしてしまった母。心配した人たちが、どんどん周囲に集まってきます。
 幸い、外科までは2~300mなので、母が立ち上がれるなら何とか出来そうです。
 そこで母に、「立てるかい?」と聞いてみました。母は「痛~い」と言ってますが、立とうとはしています。手助けすると、何とか立ち上がりました。
 何とかなりそうなので、母を背負う事にしました…が、これが大変。小柄で太ってはいない母ですが、痛くて体に力が入ってるためか、あるいは完全に脱力しているからか、とっても重いのです。
 周囲の人は、「大丈夫か?」とは言ってくれますが、「手伝おうか?」とか「乗せてあげようか」とは言ってくれません。まぁ、この周囲にいる第三者が私だとしても、きっと同じ様に対応するでしょうから、これは仕方ない事だと思っています。
 私はニッコリしながら、「あそこが病院なので大丈夫です。御心配をおかけしました。どうも、ありがとうございます」と言いました。そして、気合いを入れて歩き出しました…が、ぐむむ、重い。外科までの道のり、恐ろしく遠く感じました。
 やっと外科に到着しましたが…そうでした。忘れてました。ここの外科、首より上のケガには手当もしてくれないのです。「脳外に行った方がイイですよ」で終わりです。
 まぁ、色々と面倒な昨今の日本ですから、面倒事を避けたい気持ちは分かります。それでも、絆創膏くらいくれても…罰は当たらないと思うんですが…。
 結局、妻に応援に来てもらい、一度、母を自宅まで連れ帰りました。そして、車に母を乗せて脳外科へ行き、診察と手当をしてもらいました。診察の結果、脳には損傷らしきものは無く、打撲も無く、眼鏡で切った切り傷だけでした。母のケガが重篤なものでなくて、ホッと一安心です。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度も同じ長休前指導

2024-08-06 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、長期休業前の指導について書きます。
 もっとも、令和5年7月31日のブログで既に書いた話で、長期休業に入る前、ほぼ毎回必ず行っている指導です。令和6年度も同じ指導を行いました。
 プリントなどを渡し、課題などの説明をし、後は最後の指導をするだけ…となった段階で、「なつやすみに1ばんだいじなこと」と書きながら子供たちに問いました。
 「夏休みに1番大事な事って何だか分かりますか?」
 令和6年度に担任している子供たちは発表したがる子が多いので、次々と手が挙がります。
  子「交通事故に注意する」
  私「校長先生の話をちゃんと聞いていたね。
    素晴らしいけど、それだと50点」
  子「海や川で溺れない」
  私「それも、よく聞いている。
    でも、やっぱり50点です」
     ・
     ・
     ・
  子「自分の命は自分で守る」
  私「お~、素晴らしい。正解が出ました」
 そして、「じぶんのいのちはじぶんでまもる」と黒板に書いた後、
 「これを、短く4文字で言うと『死なない』となります」
…と言い、黄色いチョークで「死(シ)なない」と黒板に書きました。
 この後、「死んだらリセット出来ないよ」とか、「死んだら何もかも終わりだよ」とか、どうして死んではダメかの理由とか…3分くらい、くどくどと話をして指導を終えました。
 因みに放課後、校内の巡回点検から戻った教頭先生が、「黒板に書かれた『死なない』を見て笑っちゃったよ」と言ってきました。
 あ~っ!
 消すの忘れた~!!!
 まあ、その後、「でも、『死なない』は大切な事だよね」と言ってくれたからOKとします。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

跳び箱指導で絶対に言う事

2024-08-05 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、ちょうど今(R6.8.1現在)オリンピックをやっているので、それに関連した話を。
 小学校で跳び箱を指導していると、必ず言われる言葉があります。言い方は色々で何種類かあるのですが、大雑把に言うと以下の様な感じでしょうか。
 「今回は何段までいいの?」
 「8段はやりますか?」
 「もっと高くしてください」
 「8段にしてください」
 「こんな低いのは、もう跳べます」
  ・
  ・
  ・
 これ、言いたい事は1つです。
 「8段を跳びたい(8段を跳ばせて!)」
 因みに、8段というのは、小学校にある大きめの跳び箱セットで最も高い段数の事です。つまり、「1番高い跳び箱を跳びたい」と言ってる訳です。
 もちろん、そんな事は絶対に認めません。安全面から言っても危ないですし、小学校の学習指導要領でも必要が認められていません。
 でも、それ以前の問題があります。子供たちは、跳び箱の本質が分かっていないのです。
 だから、跳び箱の授業の最初、私は必ず言う事があります。

 「みんな、知ってますか?
  跳び箱って、実は、オリンピックの種目になってるんですよ。
  もちろん、こんな木の箱を使ってはいませんが…分かる人はいますか?」

 ここで質問すると、「もしかして…体操?」とか、「知ってる! 跳馬でしょ?」とか、答えてくれる子が(時々)います。

 「オリンピックの花形種目の1つ、体操の跳馬です。
  跳馬を子供向けにしたのが跳び箱なんですよ。
  ところで、オリンピックの跳馬って、どうやったら優勝するか知ってますか?」

 この質問にも、「技の種類」などと答えてくれる子が(たまに)います。

 「難しい技を美しく演じた人が優勝します。
  決して、高い跳馬を跳んだから優勝する訳ではありません。
  つまり、跳び箱だって同じ…って事です。
  7段跳ぼうが、8段跳ぼうが、格好悪い跳び方なら意味ありません。
  逆に、4段でも完璧に美しく跳べば、それは最高の『跳び箱名人』です。
  だから今回の跳び箱の授業では、完璧で美しい技を目指して頑張ってください」

 こうやって、授業の最初に「8段を跳びたい」って気持ちを潰します。
 まぁ、それでも、「8段を跳びたい」って思ってる子はいますけどね。

 ところで、令和6年8月1日と2日のブログに、「いいね」などを沢山いただきました。いつも、本当にありがとうございます。これを励みに、今週も頑張ります!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする