エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

戦友『くまクマ熊ベアー』②~大ピンチ

2024-02-29 04:30:00 | ライトノベル
 木曜は、ラノベ愛を語ります。前回(R6.2.22)に続き、私と『くまクマ熊ベアー』との出逢い話です。
 学級担任を離れ「担外(タンガイ)」になり、失敗もありましたが、そこそこ職場の皆さんの足を引っ張らない仕事は出来ていたと思います。実際、私を担外にした校長からは、「思っていたより、ずっとシッカリした仕事をしてくれている」と言われました。
 そして担外3年目に入る頃、性格どぶドロな「下衆(ゲス)校長」が転勤してきました。下衆校長が来てから状況は一変。滅茶苦茶パワハラされる様になったのです。
 週に1~2回は校長室に呼ばれ、1~2時間の説教です。その時には、「お前の仕事の仕方は間違っている」とか「お前は担外の仕事が分かってない」と言われます。あげくに、私以前の担外が積み残していた仕事(主に書類の整理)を押しつけられ、通常の勤務時間では到底片付かない量の仕事をする羽目になりました。
 毎日、20~21時…しばしば22時過ぎまで残業です。もちろん、それだけでは終わりません。土日や休日にも出勤です。もう15連勤や20連勤は当たり前。最長記録は62連勤でした。
 余談ですが、この経験があるので、ライトノベルで50連勤で過労死…とあると、「いやいや、まだ10日は頑張れるはずだよ」などと考えてしまいます。ははは…思考回路がブラックに染まり過ぎですね。
 話を戻しますと、当然、こんな状況なのでメンタルをやられる寸前です。妻は「持ちこたえられないで、病休になるかもしれない」と本気で思っていたようです…が、私にも意地があります。「こんな、どぶドロ下衆野郎のせいで病休になるなんて、アイツの思う壺じゃん。それだけは絶対に阻止してやる」と心に誓い、とにかくメンタルをやられないように気を付けました。
 そう言っても、大した事はしていません。仕事の無い時は、ひたすらボーッとして休むだけです。正直、気を張って仕事している事もあって、家に居る時間には、難しい事をする気が全く起きません。
 因みに読書は大好きなのですが、ちょっとでも難しい本や現実を強く感じさせる本だと、脳(心?)が読む事を拒否してしまいます。そのため、それまで読んでいた新書や文庫の本を読まなく(読めなく)なってしまいました。
 それでも、本は好きなので、時間のある時に本屋へは行っていました。そして、その日、見つけたのです…『くまクマ熊ベアー』を。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑草が消えた

2024-02-28 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、ここ最近続けていた、掘っ立て小屋宿泊話のおまけです。
 掘っ立て小屋宿泊を何年か続けると、実は、困った事が発生しました。何と、手近な場所にイタドリや雑草が無くなってしまったのです。
 何せ、イタドリは柱などにするため沢山切りました。雑草も、天井を葺いたり、床に敷いたりするため、大量に刈り取りました。そのため、雑草が成長する速度が、使用する速度に追いつかなくなっていまったのです。
 「こりゃ、八軒自然『科学』クラブじゃなくて、八軒自然『破壊』クラブだねぇ」と冗談が出る程、イタドリも雑草も無くなってしまいました。
 誤解の無いよう書きますが、地元の方からは、むしろ喜ばれたのです。面倒な下草刈りをしなくても良くなった上、林の木々の成長にも資する事になりましたから。
 ただ、十分な量のイタドリや雑草が無ければ、掘っ立て小屋宿泊は出来ません。そのため、しばらく掘っ立て小屋宿泊は行わず、別な活動を行う事にしました。
 やがて、サマーキャンプの場所が上里(カミサト)から名駒(ナゴマ)へ変更されました。残念ながら名駒には、掘っ立て小屋を作る程にはイタドリも雑草もありません。そのため、掘っ立て小屋に宿泊する活動は、これ以後、封印される事となりました。
 この様に、八軒自然科学クラブの活動は時代によって変化しています。それもまた、八軒自然科学クラブの面白さだなぁ…と、私は考えています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今回は長くて、本当に済みません。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自腹を切るのは「趣味」なのか

2024-02-27 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、前回(R6.2.26)に関連した話です。
 初任者時代に勤務した学校で、先輩の先生から言われた事があります。概ね、こんな話でした。

 学校教育は公教育なんだから、必要な教材教具は公費で準備すべき。公費で準備出来なかったからと言って、それを自腹を切って購入して授業で使うのは、授業の私物化に他ならない。厳しい言い方をすれば、「趣味」で教育を行っていると言えるだろう。

 若い頃は、「成る程なぁ」と思っていましたが、年齢を重ねるに従って、何か引っかかりを感じる様になってきました。
 この意見が間違っているとは思いません。正しいと思います。
 ただ、最近の私は別な意見をもっていて、それもまた正しいと思っている…と言う事なのです。「正義」は人の数だけある…と私は思っていますから、何も矛盾はないと考えています。
 それで私の意見です。
 例えば、教師としての技量を高めたいと考え、書籍や雑誌を購入する人は、沢山いると思います。仮に、その書籍や雑誌に掲載されていた学習プリントをコピーして授業で使った場合、少額ではありますが、自腹を切った事になります。これは、「趣味」で教育を行っているのでしょうか。私は、「趣味」とは言えないと思います。
 別な例です。教師としての技量を高めたいと考え、休日に開催されている有料の研修会に参加する人も、日本全国には一定数以上います。その研修会で学んだ内容を、そっくりそのまま授業した場合、これも広義では自腹を切った事に含まれると思います。では、これも「趣味」でしょうか。やはり私は、「趣味」とは言えないと思います。
 「公費で出来る範囲で全力を尽くす」…決して間違っているとは思いません。と同時に、「自腹を切ってでも、より良い教育を子供たちに与えようと努力する」…これも正しいと思うのです。
 そんな訳で私は、自腹で購入した教材教具で授業している事も少なくありません。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

物がある事は大事

2024-02-26 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育を語ります。今回は、授業をするためには物が必要だよね…と言う話をします。
 低学年を担任すると、体育の授業で鬼ごっこを行う事が多々あります。準備運動的に行う事もありますし、時間が余った時に調整として行う事もあります。よく行っているのは、単純な「入れ替わり鬼」や「増やし鬼」、「手つなぎ鬼」、「けいドロ(ドロけい)」、「氷鬼」辺りでしょうか。
 他に、ルールが簡単な鬼ごっことして「しっぽ取り」があります。これは、尻尾に見立てた紐や布を腰の辺りから下げ、それを取り合うという鬼ごっこです。
 この「しっぽ取り」、ルールは簡単なのですが、紐や布を人数分用意する必要があります。しかも、腰の辺りから下げられる様にするため、ズボンに差し込むとか、ベルトに挟むとかの必要があります。この様に、準備が難しい事が壁となり、ルールが簡単な割に、あまり学校現場で「しっぽ取り」は行われていません。
 でも、これ、以前紹介したフラッグフットボールやタグラグビーの用具が学校にあれば、何の苦労もなく実施できます。実際、令和5年度の勤務校にはタグラグビー用のベルトとタグのセットが、ざっと75名分くらいありました。だから、「しっぽ取り」をしたい時に行う事が出来ました。
 この様に、授業をする時に物がある事は大変重要です。あれば様々な授業を行う事が出来るからです。
 とは言え、限られた予算で教材教具を購入するのですから、何でもかんでも…とならないのは当然です。だからこそ年度当初に、必要な教材教具について予算会議などで交渉する訳です。
 もっとも、B級教師で発言力の低い私では、なかなか交渉で勝ち取る事は出来ませんでした。そのため、自腹を切って購入している事もありました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今回は長くて、本当に済みません。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌木鶏クラブ令和6年2月例会

2024-02-23 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に入らないテーマです。今回は、2月15日(木)の概ね19時からネストホテル札幌で開催された、札幌木鶏クラブの2月例会の様子を紹介します。
 なお、札幌木鶏クラブについては、令和5年7月23日のブログで詳しく紹介しています。気になる方は、そちらを御確認ください。
 『致知』令和6年2月号の特集が「立志立国」がったためか、今回の例会は熱く語る方が多かったです。メモした言葉も沢山あるのですが、全部を紹介するのは無理なので、4人くらいに絞って紹介します。
 まずロバート・D・エルドリッチ先生の記事「元気で強い日本の復活を世界は望んでいる」に関連してお二人。
 K先生は、「札幌雪まつりの通訳を手伝ったが、アジアの方から何度も御礼を言われた。ほとんどが、『私のお爺ちゃん、お婆ちゃんは日本に感謝している。日本に侵略されて大変だった…とは一言も言ってない」と言う内容。こう言う話を、色々な方々に届けたい。『どうせ無理』と諦めるのは、現実から逃げる事で、やはり、やってみなくちゃダメ。我々も声をあげていかなくちゃ」と話されました。
 S先生は、「日本の政治に関わる方々は、スマートシティなどと言って、自分たちの都合のイイように進めようとしている。でも日本の若者の中には、歴史や文化から学んでいて、社会全体が良くなる事を目指している人がいる。こう言う気骨のある人がどんどん出てきてほしいと思うし、我々も気骨をもって生きていきたい」と話されました。
 お二人に共通するのは、「傍観者でいてはダメ。自分から動きだそう」と言うメッセージでしょう。本当に、その通りだなぁ…と思います。そしてそれは何も、「今、自分の限界を超えろ」である必要はないと考えます。まずは、一歩踏み出す努力…これでしょう。
 次に、山崎光夫先生と白駒妃登美先生の対談「明治人の気概に学ぶ 福澤諭吉と北里柴三郎が目指したもの」に関し、医師のN先生の言葉。「北里柴三郎が会長をしていた時代の日本医師会は、医療の向上の為に努力していた。国民の為の医学を目指すのが、医師会だと思うが、今は違ってしまい、ミニ国会の様になっている。話しているのは、どうやって医者が儲けるか…ばかりで、とても残念な状況だ」…日々、真剣に患者さんと向き合っているN先生の言葉だけに、とても心に響きます。
 N先生には、この後、米田倫康先生の「意見判断 第140回 子供たちの心と体をいかに守るか」への私の意見(やや批判強め)にも意見をいただきました。プロの前で発達障害について語るのは緊張しましたが、私の述べた内容で概ね間違いは無かったらしく、ホッと一安心です。そして、診察した患者さんの様子から考え、私の述べた学校現場の実情を「そうなるだろうと思う」と語られ、私の意見にも一定の賛意をいただけました。心強い限りです。
 最後に取り上げるのは、數土文夫先生の「巻頭の言葉」についてY先生が述べた言葉です。「私は今、七十八歳で終活中だ。若い頃は『どう生きるか』を考えていたが、今は『どう死にたいか』を考えている。今現在の考えは、ぎりぎりまで働いて、ぴんぴんコロリで死ねたらいい…と言う事だ。生きている内は世のため人のために頑張り、命の端っこまで生き抜きたいと思う」…いゃ~、素晴らしいです。私も、こうありたいものです。
 まだまだ凄い学びが沢山ありましたが、長くなったので今回はココまで。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また、次のブログ(R6.2.26)で会いましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦友『くまクマ熊ベアー』①~出逢い以前

2024-02-22 04:30:00 | ライトノベル
 木曜は、ラノベ愛を語ります。今回から何回か、私にとって特別な存在である『くまクマ熊ベアー』との出逢いに関わる話を書きます。
 しつこすぎる感じですが、それ程、私にとって『くまクマ熊ベアー』は別格の作品です。正直、戦闘中に背中を預けられる「戦友」って感じです。その辺りの経緯を、書きたいと思っています。
 そもそも『くまクマ熊ベアー』なる作品を意識したのは、有線放送ジェイコムの番組紹介誌でした。
 ジェイコムでは、多くのBS放送を無料(正確に言えば、基本料金内)で視聴できます。そのため、番組紹介誌にBS放送のチャンネルも紹介されていました。その番組欄を眺めていた時、見つけたのです。
 「『くまクマ熊ベアー』ってかいてあるけど…何だ、コレ?」
 深夜の時間帯…そう、アニメ放送の時間帯に題名だけ書いてあったのです。おそらくアニメ放送だとは分かりましたが、どんな内容なのかサッパリ分かりません。勝手に、童謡「森のくまさん」みたいな内容のメルヘンなアニメかな…と思っていました。
 その頃、私の教師人生に大きな転機が訪れました。学級担任を離れ、「担任外」とか「担外(タンガイ)」と呼ばれる仕事になったのです。
 担外は、一般の会社で言えば中間管理職に相当するイメージでしょうか。もっとも校長は課長職、教頭は係長職扱いですので、一般の会社だと主任職って感じになるかもしれません。職員室の中で、学級担任がやらない事務仕事を主に担当します。
 一般的には、教頭や校長など管理職になるためのステップと位置づけられていますが、担外専門の方もいます。私の場合、管理職になる気持ちは全くなかったので、本当は断りたかったです。
 でも、当時の校長から「誰かが担当しなければならない仕事だから」「いずれ担任に戻った時に経験が活きるから」と口説かれました。それで、仕方なく引き受けた訳です。
 まぁ、これが大失敗。そして、その事が私と『くまクマ熊ベアー』の出逢いにつながるのですが、それはまた次回に。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実際の寝心地

2024-02-21 04:30:00 | 野外活動
 水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、サマーキャンプで行った掘っ立て小屋宿泊体験を書きます。
 当然ながら、指導員である私も、掘っ立て小屋を建てて泊まっています。ですから、掘っ立て小屋で寝る感覚も分かります。
 掘っ立て小屋で寝るのは…とってもワクワクします。
 掘っ立て小屋とは言え、自分で建てた小屋に泊まるんですよ。これがワクワクしない訳がないじゃないですか。
 もう少し冷静に書きますと、私の場合、自分の身体が入るギリギリの大きさで、A型テント風の掘っ立て小屋を建てていました。そのため、足の方は、屋根を葺いた雑草が触れるくらい狭いです。頭の方も、目の上10~15cmくらいの場所に天井の雑草が見えていました。本当に狭いです。
 でも、この狭さがイイ!
 閉所恐怖症の方は辛いと思うのですが、私は、この狭さが何か落ち着くのです。自然と一体となっている感じがします。
 寝心地も悪くありません。子供たちは、床に敷く雑草の量をケチる事が多いのですが、私は、た~っぷり敷きますから、『アルプスの少女ハイジ』に出てくる「干し草のベッド」状態です。残念ながら干し草にする時間は無いので、ひなびた香りではなく、新鮮な青菜っぽい香りがしますが…とにかく、ふかくかなのです。
 何回か行った掘っ立て小屋宿泊ですが、どれも毎回ぐっすり熟睡でしました。もう、サイコーです!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先生なんか大嫌い

2024-02-20 04:30:00 | 教育
 月・火曜は、学校教育について書きます。今回は、私の子供対応について書きます。
 低学年に多めなのですが、本当は甘えたいのに、なかなか素直に言えない子がいます。そんな子とは、例えば、次の様な会話になります。
 「私、先生の事キライ」
 「そうなんだ。先生は、貴方の事が大好きですよ」
 「ふーん。でも、私は先生なんか大嫌いだから」
 「あらあら…そう言われても、先生は貴方の事だ~い好きですよ」
 「私は先生なんて大大大大っキライだからね」
 「うんうん…先生は貴方の事が大大大大だ~い好きだからね」
 「何さ、先生のおバカ」
 「ははは…何と言われても、先生が貴方を大好きなのは変わりませんよ」
 この文面だと緊迫した状況に感じられるかもしれませんが、全然そんな事はありません。だってコレを言ってる子、私の膝の上に座っているんです。そして、最後の捨て台詞(?)を言う時は、もうメッチャ嬉しそうなんです。
 この事を妻に話すと、かなり手厳しく叱られます。曰く、「そう言う態度を許してはいけないし、正しい会話の仕方を教えるべき。それにより、その子は対人トラブルを減らす事が出来る」と。
 いつも通り、これは妻が正しいです。妻の言ってる事は正論で、普通は正しい会話の仕方を教えるべきでしょう。
 でも、私はスルーしてしまいます。だから、次に似た様な事があったら、また先程の様な会話をします。何故なら、その方が、その子の生きる力になる…と考えているからです。
 仮に、先程の会話の時、私が「そんな事を言うものじゃないよ。相手にキライなんて言ったら、相手は傷つくんだからね」と言ったとしましょう。おそらく、その言葉は届きません。先程の子であれば、「先生が怒った!」とだけ思って、そこから先は何も聞いていないと思います(あ、コレ、私の勝手な想像です。だから、間違っているかもしれません)。だから、私の言った言葉は何の役にも立たない訳です。
 でも、何を言われても「貴方が大好き」と言い続けたら、それは子供の心に残るでしょう。そして、無条件に愛されているという実感が得られるはずです。それは、その子の長い人生を支える力(ほんの僅かですけどね)になる…そう、私は思うのです。
 ま、B級教師の勝手な思い込みですけどね。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなに子供はヤワじゃない

2024-02-19 04:30:00 | 教育
 月・火曜は、学校教育について書いています。今回は、前々回(R6.2.12)、前回(R6.2.13)の続きで、「統一しましょう圧力」について書きます。
 授業の進め方をはじめ、給食や掃除の方法、学級内のルールなど、様々な事柄を全校的に統一しましょう…と言う動きがあります。それを私は、「統一しましょう圧力」と呼んでいます。
 一見、とても納得できる考え方の様に思えますが、それならAI搭載ロボットで代替可能で、人間の教師は不要となります。また、没個性の教師では子供の個性を大切にするのは難しいだろう…と、前回までに書きました。
 今回は、子供の方から考えてみます。
 様々な事柄が全校で統一されていたら、確かに子供たちにとっては楽な部分が増えるでしょう。特に、これまでと異なる状態となる事を嫌がる子にとっては、とても楽になると思います。
 しかし、そうやって全校統一に慣れた子が転校したら、果たしてどうなるでしょう。学校が違うのですから、おそらく、様々な事柄が前とは異なるでしょう。その時、その子は大きな衝撃を受けるのではないでしょうか…「これまでと違う!」と。
 この衝撃に比べれば、進級して新しい先生になる度に、様々な事柄が変わるという経験の衝撃は少ないでしょう。そして、進級する度に小さな衝撃を経験しておく事により、変化に対する耐性が少しずつ高まる事が期待できるはずです。
 実際、多くの子供たちは、そうやって変化に対して耐性をつけていると思われます。そうでなければ、もっともっと不登校などが増えているはずです。
 「統一しましょう圧力」を主張する方が思うより、子供たちは遙かにしたたかで、しなやかです。そんなにヤワじゃないのです。私たち大人は、子供たちの力を信じるべきではないか…そう、私は思います。 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クィーン札幌公演

2024-02-16 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に含まれないテーマを書きます。今回は、令和6年2月10日(月)に札幌ドームで行われた、クィーン+アダム・ランバートの札幌公演について書きます。
 私の妻はクィーンの大ファンで、結婚して以来25年余り、毎日の様にクィーンの曲を聴かされてきました。その洗脳(?)の結果、私もクィーンが好きになり、今回、札幌公演に行く事となった訳です。
 最初に、悪い点に関する話を書きます。
 札幌ドーム事務局なのか、キョードー札幌さんなのか知りませんが、運営は今イチ…いや、今サンくらいでした。購入した席へ行くには、どこの入口から入れば良いのか…事前の連絡はありません。ドーム入口前で人々が長蛇の列を作ってから、指示を出す有様です。グッズ販売の場所も案内が見当たりませんでしたし、アリーナ席は狭くて前後左右の方にぶつかりそうでしたし、分散退場の指示も徹底されていませんでした。周囲の方々から、「名古屋公演でも大阪公演でも、こんなに運営は酷くなかったよ」とか、「せっかくのコンサートの余韻が台無しだわ」など、運営を批判する声が幾つも聞こえていました。
 以上、悪い話は終わり。ここからは良かった話です。
 まず、何と言っても「ブライアン・メイとロジャー・テイラーの生演奏を見る事が出来た」でしょう。2人とも、もう70歳以上の…失礼ですが「お爺さん」です。その2人が、バリバリのロックを演奏しているのです。これが感動しなくて、何なのでしょう。
 特に感激したのは、ロジャーのドラム・ソロです。最初に、若かりしロジャーがティンパニーで組んだドラムセットを叩きまくる映像が流れ、観客が「うぉー!」と歓声を上げました。すると、カメラが今のロジャーに切り替わり、ロジャーがドラム・ソロを始めたのです。70歳を越えているとは思えない早さとリズムで、1分以上は叩いていたと思います。もう、涙が出そうなくらい感激でした。
 ブライアンのギターも最高でした。例の愛用のギターを使い、華麗なテクニックを惜しげもなく披露してくれます。途中でアコースティック・ギターの演奏もしてくれて、もう私は大満足でした。
 予想していたより良かったのが、アダム・ランバートのヴォーカルです。フレディ・マーキュリーとは全然違いますが、非常に聴きやすい歌声でしたし、パフォーマーとしての姿も良かったです。難点があるとしたら、フレディよりセクシー過ぎる事でしょうか。笑
 観客を巻き込んでの場面が多かった事も、素晴らしかった点です。
 ちょうど中盤の頃、ブライアンのアコースティック・ギターで「LOVE OF MY LIFE」「Teo Torriatte(手をとりあって)」の2曲を演奏したのですが、客席に向かって一緒に歌うよう合図がありました。映画「ボヘミアン・ラプソディ」の再現でしたが、リオデジャネイロの客ほどには熱唱できませんでした(ちょっと悔しい…)。それでも、会場全体で一体になった感じがして、素晴らしい体験でした。
 そしてアンコール。「WE WILL ROCK YOU」「RADIO GA GA」「WE ARE THE CHAMPIONS」の3曲を畳み掛ける様に演奏しましたが、当然の様に、私たちもサビの部分で歌ったり踊ったり…。私も、「WE WILL ROCK YOU」では拳をバンバン突き上げましたし、「RADIO GA GA」では両手を挙げて手拍子をし、「WE ARE THE CHAMPIONS」では喉がかれるくらい熱唱しました。いや~、めっちゃストレス発散です。
 因みに、アンコールになる前、本ステージの後半で「DON'T STOP ME NOW」「THE SHOW MUST GO ON」の2曲が…映画「ボヘミアン・ラプソディ」のエンディング再現ですね。そう考えると、アンコールの後半2曲も映画でのライブエイド場面の再現です。なかなか構成が良いと思いました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今回は長くて、本当に済みません。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また、次のブログ(R6.2.19)で会いましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする