エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

札幌木鶏クラブ令和6年度8月例会

2024-08-30 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、本当なら前回(R6.8.23)の「ダニー」の続きですが、ここで木鶏クラブの話を書かないと、かなりズレ込んでしまいます。そんな訳で、申し訳ないですが、「ダニー」の話は次回までお待ちください。
 8月は、お酒を飲みながら『致知』8月号の感想を語り合う「ビール例会」。当然ながら宴会料理も出てくるので、「それを楽しみに来ました」と言う方もいて、和やかな雰囲気で始まりました。
 ところで、この頃、特定の記事に人気が集中する傾向があります。8月号では、林成之先生の「脳が求める生き方」がソレでした。
 まず、36頁の「そうだね」や37頁の「悔しい」「勝ちたい」に関するS先生の感想。「人間は、放っておいたら過去を考えてしまうので、なかなか前向きにはならない。だから、前向きになる様に努力しなくてはならない。脳に働きかけてから、脳が出来る様になるまで最低3ヶ月はかかる。だから、今から『そうだね』と言い続け、3ヶ月後には前向きになって『そうだね』と言える様になりたい」との話でした。
 私が学級で何かを始めた場合、成果が出るまで概ね3ヶ月前後かかります。これ、S先生が仰っている脳の働きと合致すると思いました。とっても納得です。脳の働きについて詳しいS先生から「お墨付き」をいただいた(?)のですから、これからは見通しをもって何かを始める事が出来ます。
 同じ記事の37頁に書かれていた、相手を貶(オトシ)める事は脳に良くない…に関してO先生。「諸事情で、急に仕事の人手が足りなくなると、その事へ不満を言う方がいる。気持ちは分かるが、ここで不満を言っても仕方がない。その状況の中で、どこまで自分が出来るのか…と考えながら私はやっている。仕事と言うのは、与えられたものなのだから。でも、その考え方を若い人には言わない様にしている。ドン引きされてしまうので」との話でした。
 これ、相互フォローしてくださっている「みんなで公立学校教員になろう」さんの記事でも、ほとんど同じ事が述べられていました。もちろん、私も全く同じ意見です。不満を言うのは、後で帰宅してからでも出来ます。まずは目の前の問題を解決していかないと、次に進めません。O先生の話を聞いて、「さすが、プロだなぁ」と嬉しく感じました。
 今回、O先生は心に響く話が多かったです。横田南嶺先生と栗山英樹先生の対談「さらに参ぜよ三十年」についても、「職場では自分が最も年齢が高い。そのため、みんなが気を遣ってくださる。だから、その事で自分がイイ気になって、上から目線で話をしない様に気を付けている。御世話をしている認知症の方は、プライドを傷つけない様、特に注意している。でも、この対談記事を読んで、本当に自分は出来ているのか気になった」と、いい話がありました。
 私なんか特にそうですが、人間は大事にされたり褒められたりすると、ついつい調子に乗ってしまいがちです。そして、偉そうにして失敗する…振り返れば、私もやっていました。だから、機会がある度、こうやって自分を振り返る事は大切だと思います。
 振り返るで言えば、田村哲夫先生と上甲晃先生の対談「教育への思い尽きることなし」。この記事についてT先生が、「茶碗の持ち方を、自分は間違えて身に付けていた。それに気付いた時、多くの人は『今の若い者は、茶碗の持ち方も知らない』と言うのではないか。しかし、青年塾で会った時の上甲晃先生は、『行儀のイイ持ち方は、こうや」と言って教えてくれた。記事にある通り、確かに上甲先生は『今の若い者は…』と言った事がない」と話していました。
 これも、O先生が話した内容と同じです。相手の気持ちや立場を考え、無理なく相手に伝わる様に接していた訳です…上甲晃先生は。うん、本当に、こうありたいものです。
 お酒の影響で、いつも以上に陽気で楽しい(少々騒がしい…かも?)例会でしたが、学びも沢山ありました。これで、気合いを入れて2学期を迎えられます。
 書き忘れていましたが、今回も会場は駅前のネストホテル札幌。日時は通常と違い、第4木曜である8月22日の18時40分からでした。これは、お盆を避けるためと、少しでも早くから飲みたい為の措置です。
 9月例会は通常に戻り、第3木曜にネストホテル札幌で開催されます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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本ではないけど感想を

2024-08-29 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、私の推し作家さんの作品…ですが、まだ出版されていません。ネット上で公開されている作品の感想です。しかもラノベじゃないのですが…。
 紹介するのは、笹目いく子先生の『雷風~独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳番外編』です。本編については、以前(R6.6.6)紹介済みです。その番外編が、アルファポリスさんで公開されていて、読むだけならアカウント無しでも大丈夫なので拝読してきた…と言う訳です。
 主人公・久弥の兄として本編に登場した宗靖(ファンの間では「宗靖兄さん」と、愛情込めて呼ばれています)を主人公にしたスピンオフ作品。本編の前日譚で、宗靖兄さんが本国に戻っていた理由などが分かる話となっています。
 この作品、現代らしい経緯で生まれた作品…ではないかと私は思っています。
 私が若い頃、作家さんに自分の気持ちを伝えたいと思ったら、ファンレターを書くしか方法はありませんでした。もちろん、そのファンレターに返事が来るなんて、余程の幸運でなければ有り得ない出来事です。
 それが今、SNSを使えば、簡単に自分の気持ちを作家さんに伝える事が出来ます。しかも、割と気軽に作家さんからの返事がいただけます。実際、笹目いく子先生に対し、私はnoteと言うSNSで感想を伝え、笹目先生から御返事をいただいています。昔では全く考えられない事です。
 そして、『独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帳』本編では、noteでファンの皆さん(もちろん私も)が次々と感想を伝え、笹目先生から御返事をいただき、それを読んだ他のファンが更に盛り上がる…と言う素敵な流れが生まれました。その流れの中で発生したのが、「宗靖兄さんのスピンオフ作品が読みたい」と言うファンからの希望です。
 そして、それが現実となった訳です。
 もちろん、笹目先生の心の中に「スピンオフ作品を書きたい」と言う気持ちがあったから、この作品が生まれたのでしょう。
 ただ、その気持ちを強く後押しし、実現に繋げたのは笹目先生とファンとの交流だったと思うのです。そう言う意味で、この作品は現代らしい経緯で生まれた…と、私は思う訳です。
 実に幸せな時代に生きている…そうは思いませんか。

 ところで、令和6年8月28日の記事に、「いいね」などをいただきました。どうも、ありがとうございます。今週後半も頑張ります!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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スイカ連続攻撃・前編

2024-08-28 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は介護保険の見直し調査から思った事…に関連した話を。
 見直し調査の時、調査をしている方が困っていたのです。「整合しない…」と。それと言うのも、母の会話能力と生活能力が整合しないと受け止めたからなのです。
 会話能力に関して言うと、以前の記事にも書いた通り、母の会話能力は相当に低いと言わざるを得ません。耳が遠い上に、自分に都合の良い事しか聞いてない上、自分の中で勝手に結び付けたり判断したりするからです。会話にならない事が頻繁にあり、イライラしない様にするのが大変でした(…と記事に書いた覚えがあります)。
 しかし、生活能力で言えば問題はありません。料理も洗濯出来ますし、買い物も問題なく行う事が出来ます。もっと言えば、年金を引き出したり、振り込みをしたりする事も出来ます。
 これが、調査をしている方には「整合しない」と受け止められた訳です。会話が成立しないと言う事は、記憶力が低下したり、論理的思考力が低下したりしているはず。なのに、何故、買い物どころか振り込みまで出来るのか。それらが出来るなら、記憶力も論理的思考力も問題ないはずだ…と考えた様です。
 でも、コレ、母の中では整合しているのです。自分に都合の良い事しか覚えていないし、自分の中で勝手に結び付けたり判断したりしていますから、母の中では何の問題もなく片付けられる事なのです。
 ただし、母以外の人が関連してくるとなると、色々と問題が発生します。その一つが、令和6年8月に発生した「スイカ連続攻撃」事件です。あ…少し長くなりました。続きは、また次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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答え方の指導・後編

2024-08-27 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は前回(R6.8.26)の続きで、算数の答え方の指導について。
 明らかに間違っている訳ではないが、問題に正対した答え方をしていない子供たち。この、「問題文で問われている内容に正対した答え」を書かせる為、かなり粘っこく私は指導する…と言うのが前回でした。
 もっとも、特別な事はしていません。様々な種類の問題を解かせ、体験的に覚えさせるだけです。
 実際の進め方です。次の様な問題で考えてみましょう。

Q4 カモが4羽います。アヒルは7羽います。どちらが何羽多いでしょうか。

 因みに、この問題も教育出版『しょうがく さんすう1』の「どれだけおおい」に出てくる問題です。
 まず、出てきている数字を確認します。ここでは「4羽」の「4」と、「7羽」の「7」を押さえます。
 次に、足し算になるのか引き算になるのかを、証拠の言葉と共に確認します。ここでは「どちらが~多いでしょうか」とあるので、どちらが多いかを確認する時は引き算を使う…と言う既習事項から、「引き算」だと確認します。
 最後に、「どちらが何羽多いでしょうか」と言う問題文から、「どちらが」と「何羽多い」の2つについて答えなくてはならない…と確認します。
 後は、実際に解かせるだけです。気になる子には、机間巡視しながら関わっていきます。
 こう言う感じで、種類の違う問題を何問も解かせていきます。もちろん、最初の内は答え方を間違える子が何人もいます。間違えた子には、必要以上に落ち込まない様に声かけしながら、何問も解かせていくのです。
 やはり、「習うより慣れろ」の方が子供たちには有効な感じで、10問くらい解かせると、正しく答えられる子が大半となります。それでも、なかなか正しく答えられない子については、この後、時間をかけて個別に関わっていく様にします。
 こうやって、1年生の早い段階で「問題文で問われている内容に正対した答え方をする」が身に付けば、この後でも大いに役立ちます。力で無理矢理…って感じの指導ですが、行う価値は十分にあると私は考えています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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答え方の指導・前編

2024-08-26 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、算数の答え方の指導について。
 まず、次の問題を読んでください。

Q1 イカが5匹、タコが3匹います。どちらが多いですか。
Q2 犬が6匹、猫が3匹います。犬は猫より何匹多いですか。
Q3 タクシーが8台、バスが6台止まっています。どちらが何台多いですか。

 これらの問題は、どれも教育出版『しょうがく さんすう1』の「どれだけおおい」と言う単元に出てくる問題です(ただし、図だけで示されている問題を文章化したり、言葉を短くしたりしてはいます)。つまり、実際に子供たちが取り組む問題だ…と言う事です。
 これ、正しい答えは次の様になります。

A1 イカ(が多い。)
A2 3匹(多い。) ※「犬は3匹多い」や「犬は猫より3匹多い」もOK。
A3 タクシーが2台多い。

 しかし実際に解かせてみると、1年生の子供たちからは次の様な答えが出ます(計算を間違えたなど、明らかに間違っている答えは省略します…無限に出てくるので…)。

A1 多い。/5匹/2匹
A2 犬/6匹
A3 タクシー/タクシーが多い。/多い。/8台/2台

 明らかに間違っている訳ではないのですが、これらの答えは正しくありません。問題文で問われている内容に、正対した答え方をしていないからです。
 この、「問題文で問われている内容に正対した答え」を書く指導を、かなり粘っこく私は指導します。どの学年でも粘っこいですが、1年生の「どれだけおおい」は特に粘っこく、そう、納豆とオクラを混ぜたくらいネバネバとやります。
 と言うのも、ここで「問いに正対した答えを書く」事を理解&実行させないと、次からの学年でも出来ない(正しくは、出来るまで相当な時間がかかる)からです。
 もっとも、実際の指導は特別な事をしている訳ではありません。様々な種類の問題を解かせて体験を積ませる…それだけです。
 それについては、長くなったので次回とさせていただきます。

ところで、令和6年8月22日と23日のブログに、「いいね」などをいただきました。どうも、ありがとうございます。これを励みに、今週も頑張りま~す!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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ダニー…お前って奴は…【前編】

2024-08-23 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に入らないテーマです。今回は、思わぬ事で大変なめにあった話を。
 令和6年8月10日、風呂に入ろうとした時、左肩に何やらぴらぴらした物があると気付きました。「気付かない内に吹き出物が出来て、瘡蓋(カサブタ)になったのかな?」と思いながら、ぴらぴらを引っ張ってみました。
 しかし、取れません。何回か軽く引っ張っても取れないので、少し強く引っ張ってみました。すると、「ぶちんっ!」と言う手応えがして取れました。
 取れた物を見ると、茶色くて、平べったくて、毛のような物が何本か生えています。よ~く見ると、「毛」だと思ったソレは、どうやら「足」だと分かりました。
 うん…コレ、マダニの仲間の死骸だね。
 …と言う事は、先程の手応えから考えて、頭部と嘴が皮膚に残っていると考えられます。そのままにしておいたら、皮膚の少し深い部分に刺さったままの嘴から化膿し、皮膚炎などを発症する可能性があります。
 でも、もう土曜の20時過ぎ。今更、慌てて救急へ行っても、翌日、ゆっくり休日当番病院へ行っても、それ程の違いはありません。この日は、さっさと風呂に入って寝る事としました。
 因みに、ダニが襲ってきたのは何時、どこか?
 最も有力なのは、お墓参りをした8月7日です。
 他の方が置きっ放しにした花束を、墓地の横に広がる笹藪の陰に置きに行きました。ここなら、花束くらいなら枯れて自然に還るだろう…と考えたからですが、おそらく、この時に笹の葉の裏に潜んでいたダニが襲ってきたのだと思います。笹藪はダニが多いですし、お墓参りだったので軽装でしたから。
 少し長くなりました。推理の続きと病院での話は、また次回とさせていただきます。

 ところで、令和6年8月21日のブログに、「いいね」などをいただきました。しかも、複数の方々からです。本当に、ありがとうございました!
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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工夫が色々『引きこもり箱入令嬢の結婚』

2024-08-22 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛。今回は、前回(R6.8.15)に続いて箱入令嬢シリーズを紹介します。
 今回紹介するのは、北乃ゆうひ先生の『引きこもり箱入令嬢の結婚』です。前回紹介した『引きこもり箱入令嬢の婚約』に続いて、箱入令嬢シリーズ第2弾となります…が、これで最終巻となりますので、前後編の後編と考えた方が良いかもしれません。
 前作でサイフォン王子の婚約者となった箱入令嬢モカ。「箱入り娘が、物理的な意味で本当に箱入りだったら…」と言う発想から生まれた作品なので、本作でも相変わらず箱から出る事は出来ません。そこへ次から次へと厄介事が発生し…果たして、箱入令嬢モカは無事に王子と結婚する事が出来るのでしょうか…ってのが内容です。
 前作は、「箱入り娘が、本当に箱の中で生活している~www」と言う面白さがあったので、その勢いだけでも読み進める事が出来ました。
 続編となる本作では、その勢いだけでは読み進めるには弱いです…が御安心。本作では、「主人公は箱の中から出られないから、外の世界に働きかけるには大きな制約がある」を覆し、箱入令嬢モカが大活躍する姿を楽しむ事が出来ます。つまり、箱入令嬢の活躍を「深掘り」した作品になっている訳です。
 実際、物語の展開される場所は、王宮と自宅と箱でほとんど終わらせていた前作。それが本作になると、街の中や貴族の館、森などでも物語が展開します。箱から出られない箱入令嬢モカが、どうやって活躍するのか…それが、前作から読んでいると分かる、実にスムーズな流れで展開していくのです。
 それと関連するのですが、本作では、一人称で語られている作品で感じる不満…と言うか、ストレス…と言うか、ちょっとした問題点を解消する事に成功しています。
 例えば、名作『本好きの下克上』も一人称です。そのため、主人公ローゼマインが見聞きできる範囲の事しか分かりません。様々な場所で展開している話(例えば、あちこちで行われている戦闘場面)を描くためには、様々な語り手に語らせるしかないため、短編を幾つも用意する必要があります。
 それが本作では、箱入令嬢モカの魔法の力により、語り手であるモカが不在の場所であっても、どんな出来事が展開しているかを読者は知る事が出来ます。もちろん、それは語り手であるモカが見たり聞いたりしているからなのですが、これにより読者は、あちこちの短編を読んで自分の頭で合成しなくても、物語の全体構造を理解しながら読み進める事が出来る訳です。
 内容自体は甘~い恋愛物語ですが、アクション場面も少しあり、楽しめる娯楽作となっています。コミカライズはシリーズ2冊分をまとめて展開しているので、そちらを読むのもオススメです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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介護保険の見直し手続き

2024-08-21 04:30:00 | 介護狂詩曲
介護保険の見直し手続き
 水曜は介護狂詩曲。今回は介護保険の見直しで行った手続きについて。
 令和6年7月の某日、両親の主治医から「介護保険の見直しをした方がイイと思いますよ」とアドバイスをされました。そこで、ケアマネさんに連絡を取りました。
 ケアマネさんからは「手続きを進めます」と返事があり、まずは書類の提出を代行してくれました。それと言うのも、次に札幌で介護保険の認定に関する見直し会議が行われるのは8月だったため、書類の提出を急ぐ必要があったからです。
 平行して、介護保険の認定見直しで「要支援」から「要介護」に変更された時のため、「要介護」に対応したケアマネさんを決め、実家で顔合わせを行いました。この辺り、最も時間に融通の利く私が窓口となり、メール対応をしたり、電話対応をしたり、顔合わせに立ち会ったりしなくてはなりません。なかなか忙しかったです。
 そうこうする内、8月になり、介護保険の認定見直しに向け、事前に調査する事となりました。調査した報告書と、主治医からの診断書を見て、5人の認定委員さんが認定するのだそうです。
 かくて、令和6年8月某日、実家に認定見直しの為の調査をする方が来ました。
 事前調査の質問項目は約70。その中には、父や母が自分の事を分かっているか確認する内容もあれば、記憶力を試すテスト、バランスを取ったり歩いたりする力を試すテストなど、様々な内容がありました。
 そして、予想はしていたのですが、父も母もテキパキと答える事が出来ません。母は耳が遠いので聞き返す事が多いですし、父は自分の気持ちを中心に答えてしまいます。父の答え方だと質問の意図とはズレてしまう事があり、調査をする方が困ってしまう場面もありました。
 私は現場で立ち会っていましたが、最初、どこまで口出しして良いのか迷っていました。それと言うのも、父や母の答え方自体が、論理的思考力や判断力の有無を判断する材料(ぶっちゃけて言えば、「ボケてないかの判断材料」)になるのでは…と思っていたからです。
 でも、その様な判断はなされておらず、あくまでも質問の答えが整合しているかどうかだけが問題らしい…と分かってきました。そのため、後半は色々と口出しし、父や母の答えでは足りない部分を補足したり、意図とズレた内容は訂正したりしました。
 こうして、父と母で合計110分程かかって調査は完了しました。本当に、調査する方は大変だったと思います。
 これで、こちらが出来る事は全部終わりました。この後は、どう判定されるかを待つのみです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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インチキ島跳び遊び・後編

2024-08-20 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は前回(R6.8.19)の続きで、インチキくさい体育実践を紹介します。
 低学年の「走・跳の運動遊び 跳の運動遊び①」で、沢山の島を作って、それを跳ばせる事にした私。さっそく、体育の授業で「島」を作ってみました。
 適当に線を繋げばイイので、そんなに手間はかかりません。子供たちが準備運動している間に、7割くらい線を引き終わりました。残り3割を引く間は待たせてしまいましたが、私が予想していたよりは待たせずに済みました。
 島が完成したら、スタートの島に子供たち全員を入らせます。そして、反対側にあるゴールの島までジャンプして行く様に伝えました。条件は3つです。

1.ジャンプする時は、必ず両足で地面を蹴る。
2.友達にぶつからない様に、飛ぶ方向には注意する。
3.ゴールの島まで、必ず「8回」ジャンプして着くようにする。

 30人以上の子供たちが一斉に出発するのは、いくら何でも混雑しすぎです。そこで、4分の1の子供たちをスタートさせました。この子供たちがゴールしたら、次の4分の1をスタートさせます。この方法で、特に混乱もケガも無く、全員がゴールの島に到着しました。
 今度は、ゴールの島からスタートの島まで移動させます。もちろん、変化のある繰り返しをするため、ジャンプの回数を「12回」に増やしました。
 それも全員クリアしたので、次は「15回」に増やしました。これも、全員がクリアです。
 最後は、タイムアタック制にしました。30秒間で何回ジャンプできるか…誰が1番になるか競走です。メモをしてないので記録は残っていませんが、上位に入った子は40回以上ジャンプしていたと記憶しています。間隔が狭い島と島をジャンプすれば、確かにその程度はジャンプ出来るでしょう。
 インチキくさい実践でしたが、少なくとも子供たちを盛り上げる事は出来ました。手間の割に良かったと思います。

 そう言えば、令和6年8月19日のブログに、「いいね」などをいただきました。本当に、ありがとうございます。とっても励みになります!
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インチキ島跳び遊び・前編

2024-08-19 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は(今回も)インチキくさい体育実践を紹介します。
 札幌市の体育では、低学年に「走・跳の運動遊び 跳の運動遊び①」と言う単元があります。これは、体育館に輪っかや紐を置いたり、グランドに線を引いたりし、それをジャンプして遊ぶ…と言う単元です。
 この単元、意外と準備が大変です。沢山の子供たちがジャンプするのですから、体育館に輪っかや紐を置く場合、ある程度の数が必要となります。単に輪っかをばらまくだけだとしても、数が多くなれば手間がかかってきます。グランドに線を引くのだって、それなりに時間がかかります。
 出来るだけ手間を省くべく、ある年度の体育、試しにグランドで輪っかと紐を使ってみました…が、これは失敗。グランドで使える輪っかや紐が少なかったため、思った程の運動量を確保できなかったのです。
 仕方がありません。意を決して線を引く事にしましたが、普通に線を引くとなると、ある程度の長さの線を何本も引かなくてはなりません。う~ん、少しでも手間を減らす方法は無いものか…。
 そこで思い付きました。
 線を繋いで「島」にすれば良いのではないか…と。
 線と線の間をジャンプさせるのではなく、島と島の間をジャンプさせる様にするのです。どうせ、線だって何本も引かなくてはならないのです。小さくても問題なさそうな分、沢山の島を用意するとしても手間は変わらないでしょう。
 しかも、線の繋ぎ方により島は大きさも形も自由自在。スタート地点とゴール地点の島だけ学級全員が入れる大きさにし、他の子にぶつからない様にコース取りの指示を出せば、後は子供たちが勝手にコースを考えてくれるはず…。
 さっそく、次の体育の授業で「島」を作ってみました。
 ちょっと長くなったので、続きは次回とさせていただきます。

 ところで、令和6年8月15日と16日のブログに、「いいね」などをいただきました。いつも、本当にありがとうございます。今週も、めいっぱい頑張ります。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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