エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

札幌木鶏クラブ令和6年6月例会

2024-06-28 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。今回は、令和6年6月20日(木)に開かれた札幌木鶏クラブ例会での学びについて書きます。
 今回は、特定の記事に人気が集中していました。その一つが特集「希望は失望に終わらず」のリード文で、もう一つが佐治晴夫先生と鈴木秀子先生の記事「希望は失望に終わらず」です。
 この対談記事で、佐治先生が紹介したアウグスティヌスの「現在イコール永遠」、そして佐治先生自身が語った「いま、ここに」に関して、保育園や幼稚園を経営しているO先生が語った言葉が印象的でした。「洋の東西を問わず、共通性のある考え方がある。ここで紹介された『現在イコール永遠』も、そう。相田みつおさんの「いま ここ」と通じる考え方だと思う」
 「現在イコール永遠」と「いま ここ」を結び付けて考え、そこに世界レベルでの共通した思想を読み取る…さすがO先生です。こう言う、思考の瞬発力…私も鍛えたいと感じました。
 人気が集中した記事ではありませんでしたが、中島伸子先生の「人生のハンドルを握り扉を開けられるのは自分だけ」に出てきた「学ぶ組織」や「サンキュー活動」などに、中学校で運動部の指導をしているA先生は共感した様です。「『どう言うチームを作るか』や『チームを作る過程で、どう言う自分になりたいか』を子供たちに考えさせている。考えた事は文書化し、全校に向けて発信しているので、子供たちも真剣にならざるを得ない」と語っていました。
 「考えさせる」までは割と一般的に行っている事ですが、それを外部に発信して追い込むと言うのは、かなり凄い実践だと思います。こう言う、あと一歩を詰めていく実践を、私も一つでも多く行っていきたいものです。
 最後に、楡周平先生の「セイコー創業者 服部金太郎の生き方に学ぶ」で紹介された、SEIKOと言うブランドを立ち上げるまでの話に関して、山林開拓を続けているM先生の言葉。「いい歳をして山を開拓し、ブランドとまではいかないが、NPO法人を立ち上げようとしている。(開拓した土地には)日本一長い滑り台を作る事も夢ではなく、子供たちの笑顔を見たいと思い、日々取り組んでいる」との事です。
 こう言う、大きな夢に向かって取り組む姿は素晴らしいと思います。ともすると日々の仕事に流されてしまいがちなので、大きな夢まではいかなくても、目標をもって生活していかなくては…と、私は反省させられました。
 来月も例会に参加し、しっかり学んでこようと思います。

 ところで、令和6年6月26日の「八軒自然科学クラブ誕生秘話4」に、また「いいね」などをいただきました。読んでいただき、本当にありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また来週の月曜(R6.7.1)に会いましょう。
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ラノベじゃないけど『圕(トショカン)の大魔術師』

2024-06-27 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り…ですが、この頃は色々と書いていますね。スミマセン。今回も、ラノベではなくコミック(漫画)です。
 今回紹介する作品は、泉光先生が絵を描いている『圕(トショカン)の大魔術師』です。元々は、ソフィ=シュイムと言う方が書いた『風のカフナ』と言う作品が原作(原案?)の様で、表紙には「画・泉光」と書かれています。
 因みに、「圕」と言う文字はありますが、「としょかん」と言う読み方は見つけられませんでした。もしかすると、このコミック独自に作った「読み方」かもしれません。実際、調べた2つの書店系サイトでは、「圕の大魔術師」ではなく、「図書館の大魔術師」と表示されていました。まぁ、その方が調べやすいからかもしれませんが…。
 この作品、なかなか壮大な物語です。
 舞台は、魔法が存在する架空の大陸。そこでは書物や文書が大きな力をもつため、「圕法」と言う法律により、全ての書物や文書が「中央圕」によって管理されています。そんな世界で主人公シオ=フミスは、とある出逢いをきっかけに「中央圕」の司書を目指す事となり、やがて…と言う感じで展開していきます。現在、8巻まで出ているのですが、まだまだ物語の序盤と言う印象で、この後の展開は全く読めません。
 ところで、このコミック、勝手な私のイメージですが、「とても『アフタヌーン』っぽい作品」と感じます。キャラの立った登場人物、印象的な台詞、既視感のある場面設定…面白いと感じさせる要素を詰め込み、読み手をぐいぐい引き込んでいくからです。
 例えば、「既視感のある場面設定」で言えば、第二次世界大戦中に発生した大量虐殺をイメージさせる事件があった…と、作品の中では設定されています。御丁寧に、そのきっかけとなった書物(史実では『我◆闘争』ですが…)も作品中に存在しており、歴史を知っている読み手であれば、これだけでググッと引き込まれるでしょう。
 そうかと思えば、「空から少女が降ってくる」場面もあります。これ、明らかに『天空の◆ラピ◆タ』でしょう。人類の暗い歴史と結び付けて緊張感を高めたかと思えば、マニアックなネタで面白がらせる…緩急が効いています。
 そして、重要な要素…図書館(圕)です。何せ、書籍案内の文にも「ビブリオファンタジー」と書かれています。この要素は外せません。
 ただ図書館の要素については、「ビブリオファンタジー」ラノベの傑作『本好きの下克上』とも関連します。ですから、また別な記事として書きたいと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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八軒自然科学クラブ誕生秘話4

2024-06-26 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回も、ここ最近続けている、八軒自然科学クラブが誕生した経緯語りです。
 ロクデナシの私を何とかするため、札幌市中央区の旭ヶ丘地区で行われていた「旭山自然科学クラブ」に参加させた母ですが、札幌市西区の八軒地区に引っ越す事となり悩んでいました。そんな時、「旭山自然科学クラブ」の指導員H先生から、「自然科学クラブを続けたいなら、エスせんママさんが作ればイイ」とアドバイスが。そして母は、地域の町内会から許可をもらい、「八軒自然科学クラブ子供会」を立ち上げ、そこに指導員としてM先生が来た…と言うのが、前回までの話です。
 このM先生…まぁ、凄いって言うか、とんでもないって言うか…。このブログを書いた令和6年6月の段階で、もう80歳を超えているのですが、スキューバダイビングはするは、スカイダイビングはするは、フルマラソンに参加するは…とんでもない方なんです。
 私が出会った頃は、その様なアウトドアスポーツには力を入れていませんでしたが、野外活動の知識は信じられない程のものがありました。
 野山を歩いていて鳥の鳴き声が2~3秒聞こえたら、「あれはメジロだな」とか「あれはシジュウカラだな」と、瞬時に当ててしまうのです。樹木にキツツキがあけた穴を見て、「こっちはアカゲラ。こっちはクマゲラ」と当てる事も出来ました。
 植物も詳しくて、葉っぱの形をちらっと見たら、「これはヨブスマソウ。別名ボウナ。茹でて食べられるよ」と直ぐに説明してくれます。虫も詳しくて、葉っぱに止まったバッタの幼虫を見て、「これはフキバッタの2齢幼虫だな」と判断してしまいます。
 出会って直ぐ私は、「こりゃ、とんでもない人だ。よし! この人を私の野外活動の師匠にしよう」と、勝手に決めてしまった程です。
 このH先生が牽引してくれたおかげで、八軒自然科学クラブは草創期を乗り切る事が出来たと言えるでしょう。年間の予定を決めたり、他の指導員を集めたり、試行錯誤を繰り返しながら数年過ぎ、十数年過ぎ、ようやく八軒自然科学クラブは形を整える事が出来た訳です。
 残念なのは、母が資料を捨ててしまったので、私の曖昧な記憶しか頼れるものがない事です。資料が残っていれば、この草創期の面白い話を、もっともっと紹介できるのですが…。

 ところで、令和6年6月24日の「教え子が母校の教師に」に「いいね」などをいただきました。いつも読んでいただいている上、「いいね」までいただいて感謝です。ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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絶対に諦めない

2024-06-25 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、学級指導に関する話です。
 最近、学級の中に問題を抱える子が多くなってきました。しかも、その抱えている問題が難しく、なかなか対応し切れない事も多くなっています。
 その問題の中でも、周囲の子への関わりの問題は難易度が高いです。「隣の席の子が嫌な事をしてくるから、毎朝、学校へ行きたがらない」とか、「後ろの席の子がちょっかいをかけてくるから、毎日、家で泣いている」とか、保護者も心配して相談してきます。対応を間違えると一気に大トラブルへと発展しかねないので、かなり気を遣います。
 ある年度の話です。
 必ずしも本人は悪気が無いのですが、周囲の子が嫌がる様な行動を行ってしまう子がいました。低学年だったので周囲の子の耐性が低く、「家で泣いている」や「学校へ行きたがらない」と言った話が、担任の私に持ち込まれていました。
 こう言う場合、「席替えする」と言う方法があります。色々と方法を検討し、私も席替えをしました。
 その直後は安定しましたが、しばらくすると新しく隣や前後になった子の保護者から、同じ様に相談が持ち込まれます。そこで、また席替えしましたが、少しすると再度相談が…。
 その内、何度か席替えした結果、隣でも大丈夫そうな子が出てきました。これで一安心…と思いましたが、結局は、その子の保護者からも相談が…。
 正直、打つ手が無い…と思いました。あの子がダメなら、もう隣に出来る子がいない…そう思ったのです。
 暗~い気持ちで寝て、目が覚めたら思いました。

 でも、まだまだ行ってない組み合わせがある。

 確かに、2~3週間で席替えを連発していましたが、まだ全員と隣にした訳ではありません。もしかしたら、私が気付いてないだけで、ばっちり相性の良い組み合わせがあるかもしれないのです。
 それに、相談が来たら、また席替えを行えばよいだけです。良い組み合わせが出来るまで、何度でも席替えをする…それだけの事です。
 そう思ったら、気持ちがスッキリして子供たちに向き合う事が出来ました。
 とにかく「絶対に諦めない」…担任は、コレでしょう。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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教え子が母校の教師に

2024-06-24 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話…なんですが、今回は自分の実践とは関係ありません。ちょっと(いや、かなり)嬉しかった話です。
 札幌市では、「札教研」なる教育研修団体があります。札幌市の教職員は強制的に参加させられる団体で、まぁ、個人的には言いたい事が沢山あるのですが、それは今回置いておきます。
 令和6年6月11日(火)、その札教研の「春の研究集会」なる会議がありました。令和6年度は初の試みとして、中学校区の小中学校で授業を参観し合い、中学校に集まって交流する…と言う内容で実施されました。私の勤務地ですと、H中学校とHK小学校とHN小学校の3校が交流する事になります。
 因みに、このH中学校…私の母校です。私が通っていた頃は床も窓枠も木製で、冬には隙間から雪が入ってくるような学校でしたが、今は鉄筋コンクリートの校舎になっていました。もう、昔の面影は全くありません。
 それで、交流を終え、会場を出て廊下を歩いていた時です。中学校のM先生と言う方が声を掛けてきました。
 「エスせん先生って、もしかして、北海道師範塾にいませんでしたか?」
 実は私、北海道師範塾と言う教育研修団体に所属していた事があります。そして、「教師養成講座」と言う、教職員を目指す方々を支援する活動に関わっていた事があるのです。中心メンバーとして活動した時期も3年間ほどあり、その頃の教え子は50名ほどが、小・中・高・特別支援学校の教師になりました。
 ただ、残念なのは、その後、病休に入ったり、退職したりした教え子が少なくない事です。私が知っている範囲だけでも、何だかんだで、2割近くが病休や退職しています。もう本当に、残念で、残念でなりません。
 話を戻します。
 正直に言うと、M先生については交流中から、「何とな~く見覚えがあるんだけど、誰だったかなぁ」と思っていました。だから、直ぐに、「あ~、教師養成講座の教え子だ!」と分かりました。
 私が教師養成講座で教えてから、もう10年以上過ぎています。その時の教え子が今も教師を続けている…きっと大変な事や、苦しい事も沢山あったあずです。もしかしたら病休に入った事はあるかもしれませんが、それでも、この日まで退職せずに教師を続けていたのです。
 いや~、嬉しい! 嬉しい気持ちでいっぱいになる出来事でした。

 嬉しいと言えば、令和6年6月21日の「介護狂詩曲11~介護保険は分かりにくい」に「応援」をいただきました。ありがとうございます。
 また、6月19日の「八軒自然科学クラブ誕生秘話3」に「いいね」などを沢山いただきました。とても嬉しいです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
 
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介護狂詩曲11~介護保険は分かりにくい

2024-06-21 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに含まれない内容です。今回も、父の介護に関わる話です。
 令和6年の4月のある日、父がダウンしてしまった。病院へ連れて行こうと思ったけど、たらい回しっぽい感じで、病院へ行ったのは翌日。脳外科の診断では脳に水が溜まっているからで、すっかり父は老け込んでしまった…って言うのが、ここまでの話でした。
 今後の事を考え、介護保険で何が出来るかを相談するため、ケアマネージャー(以下、ケアマネ)さんに連絡をしました。そして、色々と相談する内に分かった事…何と、父にはケアマネさんがいないそうなのです。
 これまで父には、訪問看護の方が来てくださったり、デイケアさんがリハビリしてくれたり…そんな事をしていただいていました。私はてっきり、これは介護保険で行われている…と思ったのですが、医療保険で行われていた様なのです。
 「え? でも、時々ケアマネさんが来てくれていたよね?」と思ったのですが、ケアマネさんが契約していたのは母だけ。父の相談も聞いていましたが、それは母のケアマネの「おまけ」…つまり、善意で行っているボランティアみたいなものだった様なのです。
 いや~、分かりにくい。ケアマネさんが悪い訳では全くありませんが、理解するのに時間がかかってしまいました。
 この後、ケアマネさんに頼んで、父ともケアマネ契約をしてもらう事にしました。そして契約後、父が歩きやすいように室内の手すりを増やしたり、寝やすいように電動ベッドを入れたりする事にしました。
 正式にケアマネ契約しているので、ここからの動きは早かったです。あっと言う間に手すりが取り付けられ、電動ベッドをレンタルする事が出来ました。そして、この電動ベッドが父に劇的な変化をもたらした…かもしれないのですが、それは、長くなったので次回に。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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追い詰め方がエグい『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!』

2024-06-20 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、私には珍しい「復讐物」です。
 あまり私は読まないのですが、ジャンル的に「復讐物」と呼べそうなラノベがあります。ほとんどの場合、主人公は仲間や恋人や国家に裏切られ、命の危機に陥ったり、社会的に抹殺されたりします。そのドン底状態から這い上がり、自分を裏切った相手に復讐をする…と言うのが、基本的な展開です。
 以前に紹介した『悪役令嬢の中の人』も、「復讐物」の要素が色濃い作品と言えます。
 話を戻すと、今回は「復讐物」の典型とも言える作品です。明鏡シスイ先生が書いた、『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!』…って、題名めっちゃ長い!
 この題名だけで、ざっくり80文字くらい、文字数が増えてしまいました。ラノベは長い題名が多いのですが、この作品は間違いなくトップ10に入ると思います(確かめてはいませんが…)。
 まぁ、題名を読んでもらう事で、大雑把な内容は分かるでしょうから、その点では便利な題名だと言えるでしょう。この題名を読めば、さっき私が紹介した「復讐物」の内容にぴったり合っていると分かります。
 ところで、「復讐物」の面白さは大きく2つある…と私は思います。
 1つ目は、復讐を達成するまでの過程です。自分と同じドン底状態に追い込むため、念入りに準備を進める…まず、ここが面白い。因みに、『悪役令嬢の中の人』は、ここが丁寧に描かれています。
 2つ目は、いわゆる「ざまぁ」です。準備した事が次々と成功し、どんどん相手がドン底に落ちていく…悪人(嫌な奴)が敗北する爽快感と、準備した事が成功する爽快感の、ダブル爽快感で楽しめます。
 そして、本作(題名が長いから「本作」で省略させてください)は、少なくとも2巻までは2つ目の面白さが強いです。主人公のライトは復讐する相手を徹底的に追い詰め、精神的にも社会的にも完全にドン底状態へと追い込みます。もうホント、容赦がありません。
 3巻では少し趣が変わりそうなのですが、取り敢えず2巻までは「ざまぁ」の面白さが推しポイントの作品と言えるでしょう。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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八軒自然科学クラブ誕生秘話3

2024-06-19 04:30:00 | 野外活動
 水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、ここ最近続けている、八軒自然科学クラブが誕生した経緯語りです。
 ロクデナシの私を何とかするため、札幌市中央区の旭ヶ丘地区で行われていた「旭山自然科学クラブ」に参加させた母。
 しかし、札幌市西区の八軒地区に引っ越す事となり悩む事となります。そんな母に、「旭山自然科学クラブ」の指導員をされていたH先生が、「自然科学クラブを続けさせたいなら、エスせんママさんが作ればイイ」とアドバイスしました…と言うのが、これまでの話です。
 H先生のアドバイス通り、取り敢えず母は、地域の町内会から許可をもらって子供会として組織しました。「八軒自然科学クラブ子供会」と言う訳です。
 普通の子供会と異なるのは、地域の町内会の下部組織的な子供会ではなく、幾つかの町内会にまたがる子供会とした事でしょう。当時、八軒地区には2つの小学校があり、その両方から子供を集めるためには、そうせねばならなかったのです。もっとも、八軒地区には地域の町内会の他に、「八軒連合町内会」と言う組織もありました。そのため、連合町内会の下部組織的な扱いで設立する事ができた様です。
 なお、後に八軒地区の小学校は4つに増えましたが、この時に全部の地域を網羅していたので、スムーズに全ての学校へ募集を行う事が出来ました。
 組織が出来たので、次は指導員の確保です。
 私の曖昧な記憶では、最初の何回かはH先生がしてくださった様に覚えているのですが、間違っているかもしれません。
 H先生は約束通り、後輩の小学校教師を紹介してくれました。私の野外活動の師匠である、M先生です。私が師匠と勝手に思っているくらいなので、M先生は凄い…と言うか、とんでもない方です。
 あ、でも、もう1000文字を超えてしまいました。では、続きは次回と言う事で。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。



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困った時の5(ファイブ)ヒントクイズ

2024-06-18 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、ちょっとした隙間時間に行っているゲームを紹介します。
 元ネタを誰から聞いたか、あるいは何かで読んだか…は不明ですが、「5(ファイブ)ヒントクイズ」と言うゲームがあります。イエスかノーで答えられる質問を5つしてもらい、その答えから推理して正解を当てる…と言うゲームです。
 最近(令和5~6年)の私は低学年担任が多く、5つだと答えに行き着かない子が多くなってきました。そのため、最近の私は8つくらい質問をさせるようにしています。
 進め方は以下の通りです。

1.適当な紙に答えとなる言葉(低学年だと具体物の方がイイです)を書く。
2.イエスかノーで答えられる質問をグループ毎に考えさせる。
3.質問を思い付いたグループから当てて、その質問に答えていく。
   例)子「それは食べ物ですか」
     私「はい、食べ物です」
     子「それは給食に毎日出ますか」
     私「いいえ、時々しか出ません」
  答えは板書しておくと良い。
4.全グループの質問が終わったら、グループ毎に答えを書かせる。
5.書いた紙を見せながら、全グループに発表させる。
  発表内容は板書しておくと分かりやすい。
6.教師の紙を見せ、正解を発表する。

 ここ最近、学級のグループ数が8になる事が多いので、「8(エイト)ヒントクイズ」と言って実施しています。もし6グループなら、早い者勝ちで追加質問を受け付けます。
 単純なゲームですが、盛り上がるし、色々な力も育ちます。10分弱あれば終わるので、私は割と行う事が多いです。

 ところで、令和6年6月17日の「イライラする時は後回しに」にも、「いいね」などをいただきました。この頃、毎回の様に「いいね」などをいただけて、ヤル気が爆上がりです。どうも、ありがとうございます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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イライラする時は後回しに

2024-06-17 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は、トラブル対応で気を付けたい事です。
 結論を先に書くと、「イライラしそうな時は無理にトラブル対応しない。後回しにして落ち着いた時に対応すれば、円満に解決出来る事が多くなる」です。
 例えば、ある年度の話です。
 給食の配膳準備をしている時、AさんがBさんに引っかかれたと訴えてきました。Bさんは、「引っかいてない!」と怒っていて、聞いている私は、「あ~、またやらかしたか。責任逃れで逆ギレしてるな、これは」と思いました。
 ただ、ここで急いで対応しようとすると、給食の配膳が気になって、私もイライラしてしまいそうです。逆ギレ気味のBさんとイライラした私…結果が目に浮かぶ様です。
 そこで私は2人に、「今、給食の準備をしなくちゃならないから、昼休みに話を聞かせてね。それまで、お互いに、この話は口に出さないでください」と伝えました。Aさんは「仕方ない」と言う表情で戻っていき、Bさんは逆ギレ継続中っぽかったので、「後で聞くから、まずは気持ちを切り替えて、給食の準備をしましょう」と、極力優しい言い方で声をかけました。
 この後、トラブル無く給食時間が過ぎ、掃除時間も終わって…昼休み。
 2人を呼んで話を聞くと、

①Aさんがトイレに行った時、Bさんがトイレ前でふらふらしていた。
②BさんがAさんにぶつかったが、Aさんは気にせずトイレに入った。
③Aさんがトイレから出た時、BさんはAさんを追いかけた。
④Bさんが追いかけたのは、Aさんにぶつかった事を謝るため。
⑤Aさんの襟首をBさんが掴んだ時、Aさんの首を引っかいてしまった。
⑥引っかいたつもりはないのに「引っかいた」と言われ、Bさんは怒った。

 まぁ、多少怪しい部分はありますが、Bさんとしては悪意があってやった事では無さそうだ…と話を進める事にしました。この辺り、低学年児童に細部を詰める対応をすると、もう、無限に時間がかかる事が多いからです。
 幸い、穏やかに話を進めたので、Bさんは冷静に出来事を受け止めています。「悪気は無かったのは分かったけど、ぶつかった上に、結果として首を引っかいちゃったんだよね。それは、悪い事をしたと思いませんか」と言うと、「悪い事をしたと思う」と答えました。
 ここまで来れば大丈夫。Bさんに謝るよう言うと、素直にAさんに謝りました。Aさんも、ちゃんと謝って貰えたので納得の表情です。
 これ、焦って、直ぐ解決しようとしていたら、こんな風に穏やかには進まなかったでしょう。やはり、イライラしそうな時は無理にトラブル対応せず、後回しにして落ち着いた時に対応すれば、円満に解決出来る事が多くなる…と言えそうです。

 ところで、令和6年6月13日の「また進行諸島先生で『異世界転生で賢者になって冒険者生活』」にも、最近「いいね」などをくださる方から、また「いいね」などをいただきました。毎回の様に読んでいただき、本当に、ありがとうございます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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