エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

野口芳宏先生からの学び(後編)

2023-10-31 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育について書いていますが、昨日(R5.10.30)と今日は、私が所属する教育研修サークルの令和5年10月特別例会について書いています。
 この特別例会では、千葉県の国語授業名人である野口芳宏先生に、サークル員の学級で「くじらぐも」の授業をしていただきました。そして、「てんまでとどけ、一、二、三」の部分の読み方を考えさせる…という部分からが、今回のブログの内容となります。
 授業検討での野口先生の説明ですと、「一、二、三」は振り仮名を付けるとすると、「いち、に、さん」となります…が、それをそのまま読んでも、子供たちが力一杯ジャンプしようとしている雰囲気は伝わりません。読む時は、「いち、にっ、さーんっ」と読むべきだろう…と言うのが、野口先生のお話でした。
 ただ、実際の授業では、野口先生の意図した授業にはならず、最後は野口先生が説明して終わりました。これについて野口先生は、「いやぁ、今日は失敗だった。子供たちに申し訳なかったです」と仰っていました。
 授業名人として知られているにも関わらず、こうやって自分の失敗を認めて、次は改善しようとする野口先生の姿勢…本当に、素晴らしいです。私は、この、野口先生の謙虚かつ貪欲に学ぼうとする姿勢に憧れます。この様な姿に、一歩でも二歩でも近付けるようになりたい…心から、そう思います。
 ちなみに、野口先生の意図した通りにならなかった一因は、子供の一人から「いち、に、さん…は、段々大きな声で読むといい」と意見が出たからではないか…と、私は考えています。その子は、かなり丁寧に自分の意見を説明し、その結果、読み方そのものより、声の大きさの方に意識が向いてしまった事が、少なからず影響したと感じました。
 申し訳ありません。野口先生からの学びは多すぎて、ブログ2回くらいでは書き切れません。教養講座「教学聖旨(キョウガクセイシ)」については、いずれ、どこかで書きたいと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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野口芳宏先生からの学び(前編)

2023-10-30 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育について書いています…が、今回は特別編。私が所属している教育研修サークルで学んだ事を書きます。この教育研修サークルについて知りたい方は、令和5年8月2日や9月4日のブログを御覧ください。
 今回の例会は令和5年10月27日(金)に、札幌市立札苗北小学校を会場に行われました。「例会」と書きましたが、通常とは異なり、千葉県から野口芳宏先生をお招きしての特別例会です。
 野口芳宏先生は国語の授業名人として知られている方で、道徳の実践も多数あり、「鍛える国語教室研究会」や「野口塾」などの勉強会の主宰もなさっています。野口先生と私たちの教育研修サークルとは、平成時代の初期、野口先生が北海道教育大学函館校の教授に就任された頃から、お付き合いさせていただいています。
 今回の例会では、まず、サークル員が担任する学級で野口先生に飛び込み授業をしていただきました。「飛び込み授業」とは、自分が担任している学級とは別の学級で、1単位時間だけ授業を行う事です。今回は1年生の学級だったので、光村教育図書の教科書に載っている「くじらぐも」の授業をしていただきました。
 授業後は、会議室をお借りして授業検討を行い、最後に野口先生による教養講座「教学聖旨(キョウガクセイシ)」を行っていただき特別例会終了です。その後、場所を移動して懇親会を行いました。実に充実した半日を過ごす事ができ、私は大変嬉しいです。
 では、具体的な内容です。
 野口先生の「くじらぐも」の授業では、助詞「も」の使い方を考えさせたり、「てんまでとどけ、一、二、三」の読み方を考えさせたりする事が、授業の中心となっていました。
 「も」に関しては、言葉の使い方を教える事が大きな目的です…が、それだけではありません。「も」以外の助詞が使えるかを考えさせる事で、その場面の様子を明確にイメージさせる事も目指していました。
 そして、「てんまでとどけ、一、二、三」ですが…あ、長くなりましたね。では、続きは明日のブログとさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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札幌木鶏クラブ10月例会

2023-10-27 04:30:00 | 自分
 令和5年10月9日(月)に書いた通り、金曜は、月~木曜に含まれない内容を書いています。今回は、私が学びの場の一つとしている、札幌木鶏クラブ(R5.7.23ブログ参照)の10月例会について書きます。なお、9月例会は都合により欠席しています。
 札幌木鶏クラブ10月例会は、令和5年10月19日(木)にネストホテル札幌で開催されました。今回は、『致知』10月号について語り合います。
 断トツで意見が多かったのは、最初に出ていた栗山英樹先生と横田南嶺先生の対談です…が、賛否両論と言った感じでした。書かれている内容については賛成意見が多かったのですが、栗山先生の監督(リーダー)としての在り方に否定的な意見が多かったからです。やはり、ファイターズでの采配について、疑問を感じる方が沢山いた事が大きな要因でしょう。
 私は今回、あまんきみこ先生と中川李枝子先生の対談を選びました。一般の方は教科書に触れる事が無いだろうと、「くじらぐも」と「ちいちゃんのかげおくり」のコピーを用意したのですが、いきなり司会のM先生に「読んでみてください」と言われてビックリ。教室で読んでいる感じで朗読したら、代表のN先生から「素晴らしい!」「感激した!」と言われて少々照れくさかったです。
 例会後半で取り上げられていたのは、「新・生涯現役」に出てきた「流水濁らず 忙人老いず」という言葉です。「いい言葉だ」「こう在りたい」などの意見が多かったです。中でも、私が凄いと感じたのはB先生。「自分は一日をルーティン化して、座るのは食事と晩酌の時くらい。のんびりテレビを見ている生活はしていない。だから、『流水濁らず 忙人老いず』には共感するし、そう在りたいと思う」と語られ、常日頃、長イスでごろごろしている私は、大いに反省させられました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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社会人あるあるの『ギルドの受付嬢~』

2023-10-26 04:30:00 | ライトノベル

 令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、木曜はライトノベル愛を語ってます。今回は、割と新しめの作品、『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』を紹介します。

 この作品、長い長~い題名の通りの内容で、主人公のアリナ・クローバーは、ファンタジーな世界の冒険者ギルドで受付嬢をしています。そして、ダンジョン攻略が行き詰まって残業が増えてくると、超絶チート能力でダンジョンのボスモンスターを叩き潰す…そういう物語です。

 この「叩き潰す」は比喩でも何でもなく、文字通り叩き潰します。何せ、小柄なアリナの使う武器は巨大な戦鎚(ウォーハンマー)。それを目にもとまらぬ早さで振り回し、当てられたボスモンスターは瞬時にミジンコッパーとなります。戦闘そのもののシーンの短さは、ライトノベル界でも断トツじゃないでしょうか。

 この作品の面白さは、まず、何と言っても社会人あるあるな状況設定でしょう。色々な理由(本作の場合はダンジョン攻略の行き詰まり)により短期間に仕事が集中し、結果、残業しないと片付かない。それどころか、処理する時間より増える時間の方が早いため、どんどん仕事が積み上がり、残業地獄がエンドレス状態になる。いや~、私も似たような経験があったので、主人公アリナにはメッチャ共感してしまいました。

 他にも社会人あるあるは沢山あるので、きっと共感する方はいっぱいいると思います…が、この作品はそれだけじゃありません。意外と、主人公の内面もしっかり描いています。特に、最後の決戦に向かう前のアリナの葛藤は、それまでの気持ちが分かるだけに、かなり感情移入する方が多いのではないでしょうか(私は感情移入しました)。

 続編も何冊か出ているので、発売されて直ぐ人気作になったのでしょう。私も、本屋に行って続きを大人買いしてこようと思います。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

 

 

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蘭越町名駒でのサマーキャンプ

2023-10-25 04:30:00 | 野外活動
 令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、毎週水曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回からしばらく、サマーキャンプで利用させていただいた蘭越町名駒(ナゴマ)について書きます。
 前回まで書いていた上里(カミサト)と名駒の簡単な特徴、そして変更した経緯については、令和5年9月28日と29日のブログに書いてあります。興味のある方は、そちらを御覧ください。
 上里が「野趣溢れる」とか「ワイルド」という感じだったのに対し、名駒は「北海道の里山」とか「のどか」という感じの場所でした。
 活動拠点の周囲は、美味しい蘭越米を作っている水田が、どこまでも広がっています。あちこちに林が点在していますが、「森林」という感じではありません。集落の中にあるのですが、家の数は多くなく広々としています。
 日中に耳をすませば、用水路を流れる水音とバッタの鳴き声が聞こえてきます。これが夜になると、コオロギなどの鳴く声とカエルの鳴く声に変わります。夜空を見上げれば、広々とした闇夜の空に無数の星の輝きが見えます。
 本当に、の~んびりするには最高の場所でしょう。
 こうやってブログを書きながら改めて思い出すと、名駒に移ってからのサマーキャンプは、「ワイルド」と言うより、「のどか」「のんびり」と言う感じに変わったように思います。活動する場所の影響を受けたのかもしれません。
 いや、実際、上里の時より様々な面で文明化(?)されました。その事で、影響されたのでしょう。それについては、これから何回かに分けて書いていきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
 
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マット運動の基礎力アップ

2023-10-24 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育について書いています。今回は、昨日(R5.10.23)の続きで体育のマット運動の話です。 
 子供の体が硬くなってる感じがする…と昨日は書きました。硬くなっているなら、柔らかくしていく必要があります。
 課題は幾つもあるのですが、B級教師の私では、全てをキッチリ改善するのは難しいです。そこで、「手や足などの協応動作」と「腰と頭の位置関係」に絞って、基礎感覚を育てたり、基礎技能を鍛えたりしています。
 まず行うのは「ゆりかご」です。体育座り(腰を下ろして膝を曲げ、その膝を囲むように腕を回した姿勢の座り方)になり、体を前後に揺らして勢いをつけ、その勢いに乗って手を着かずに立ち上がる…が出来たら合格です。
 次に行うのは「カエルの足打ち」です。床に手を着いて足を振り上げ、両足をパンパンと打ち付けます。1回でも打てれば一応合格ですが、回数を増やしていき、出来れば3回以上打てるようにしたいです。
 この2つだけでも、毎回の授業で行っていれば、少しずつ基礎感覚が育っていきます。まぁ、「毎回」というのは色々と難しいでしょうが…。
 時間に余裕があれば、「ウサギ跳び」「肩倒立(自転車こぎ)」「カエル倒立」「肋木を利用した二点倒立」なども行いたいところです。これらについては、申し訳ないですが、YouTubeなどで調べてみてください。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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子供の体がカタイ?

2023-10-23 04:30:00 | 教育

 月・火曜は学校教育について書いています。今回は、マット運動を指導して気付いた事を書きます。

 令和5年度、子供たちにマット運動を指導していて、子供の体が随分と硬くなったように感じました。

 私は2年生の指導をしているのですが、以前は前転でも後転でも、ちゃんと手を着かずに回る子がいました。体が柔らかいから、手を着かなくても回れてしまうのです。

 それが今年度の子供たちは、手を着かないと回れません。体が崩れて横に倒れてしまうか、そもそも尻が上がらないか…ほとんどの手を着かない子が回れないのです。

 もっと言うと、正しく手を着き、頭を着く事も出来ていない子が多いのです。頭頂部を着くならまだしも、額を着けて回ろうとする子が、思っていた以上に沢山存在しました。

 もちろん、ちゃんと手を着き、ちゃんと頭を着くよう指導はします。「両手は丸めてないで、指先まで伸ばそう」「しっかり手の全体をマットに着けよう」「首を曲げて、頭の後ろ側を着けるようにしよう」…などと声を掛けていますが、それが中々出来ません。どこかぎくしゃくとしているのです。

 何故そうなったのか…仮説はあるのですが、ブログで書くと炎上間違いなしなので、私の胸の中に仕舞っておきます。

 教師にとって肝心なのは、原因より対策です。これは「基礎感覚・基礎技能を鍛える」に尽きると思います…が、少々長くなってしまいました。そちらは明日のブログで紹介します。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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葬儀からの学び~⑤金魚のフン状態の事後処理

2023-10-20 04:30:00 | 自分

 令和5年10月9日(月)に書いた通り、金曜は、月~木曜に含まれない内容を書いています。今回も、葬儀から学んだ事の続きです。

 亡くなった父の家は遠方で、しかも母は事情があって事後処理の対応が出来ない状態です。そのため、様々な事後処理…税金や保険、電気、水道、ガス、固定電話、携帯電話など…は我が家に回してもらうよう、葬儀の頃に連絡をしておきました。

 当たり前ですが、それぞれの役所や会社は別々に作業を進めます。そのため、事後処理に関わる連絡が別々の日に届きます。その結果、まるで金魚のフンのごとく、事後処理が延々と続きます。

 例えば、電気料金の支払い請求が来て、翌日、コンビニで振り込んだとします。やれやれと思って帰宅すると、今度は水道の支払い請求が届いています。仕方なく、届いた翌日にコンビニに行って振り込んで帰宅すると、今度はガスの請求が届いている…みたいな感じです。なかなか終わりが見えません。

 更に、支払い請求だけでなく、還付金の連絡や保険の解約、今後の税金の変更の連絡なども来ます。落ちがあっては困るので、確実に目を通しておかなければなりません。葬儀の後、1ヶ月ほど過ぎましたが、まだ連絡が来ているので、まだまだ気を抜く事は出来ません。

 ちなみに、今回の事後処理で最も「何やってんだよ~」と言いたくなったのが、NT○さんです。15日が支払期限の書類を、22日に発送し、我が家に届いたのが28日…思わず、「どうやって支払えっちゅうねん! タイムマシンでも使えっちゅうんか!!」と突っ込みを入れてしまいました(誰も聞いてはいませんが…)。

 そう言えば、N○Tさんは、変更手続きについて電話で連絡した時、「それは、この電話では対応できません」とだけ言われました。他の役所や会社は、「それは、この電話では対応できないので、○○へ電話してください」と教えてくれたので手続き出来たのですが、○TTさんの手続きは出来ていません。他人事ですが、少々心配になります。

 話を戻しますと、事後処理は金魚のフン状態になります。気持ちを強くもって取り組みましょう。私も頑張ります。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

 なお、10月9日のブログに書いた通り、土日は休みます。次は月曜日(10/23)にアップします。

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視覚的にも面白い『じょっぱれアオモリの星』

2023-10-19 04:30:00 | ライトノベル

 令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、木曜はライトノベル愛を語ってます。今回は、割と最近に出版された『じょっぱれアオモリの星』を紹介します。

 ざっくり言うと、東と北の果てにあるアオモリから出てきたオーリン・ジョナゴールドが、レジーナ・マイルズという女の子と冒険する物語です。普通と異なるのは、オーリンは津軽弁がキツくて、一般の人たちには言葉が通じないため、レジーナに「通訳」してもらわなくてはならない点でしょう。つまり、この物語の成否はオーリンのキャラが立っているかが重要な訳です。

 その肝心のオーリンのキャラ…見事に立っています。話す言葉は津軽弁だし、一見、好青年風だけどメッチャ頑固者だし、それでいて超絶魔法を使いまくりです。超絶魔法を使った後には、「あれはアオモリだばそごらの爺様(ジサマ)でも使えるだね」などと、サラッと流す辺りも実に見事。私は、あっという間に引き込まれました。

 更に、前の段落で少し紹介しましたが、津軽弁が随所に入ってくるのが面白い! 標準語の横にルビとして書かれている時と、津軽弁でずらずらと書いた後に標準語で解説される時と、大きく2種類の書き方があるのですが、どちらも本当に面白い…視覚的にも…です。

 実は、子供が弘前大に御世話になったので、私自身、青森県には何となく親近感があります。それで、題名を見てふらふらと衝動買いしてしまったのですが、この本は買って大当たりでした。今後、シリーズ化の予定もある感じなので、とっても楽しみにしています。

 因みに、作者は東北出身の方らしく、東北地方への愛が溢れています。もしかすると、それも、読み終えた後の楽しく清々しい気持ちに繋がっているのかもしれません。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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掃除のゴミは虫!

2023-10-18 04:30:00 | 野外活動

 令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、毎週水曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回も、サマーキャンプで利用させていただいた蘭越町上里(カミサト)の思い出です。

 上里の思い出を子供たちに質問すると、まず出てくるのは前回紹介した汲み取りトイレの話です。そして、その次に出てくるのがキャンプの最初に行う大掃除の話です。

 サマーキャンプで使うにあたり、最初に大掃除をします。これは、しばらく使われていなくてホコリなどがたまっている事があるからですが、使わせていただく事への感謝の気持ちを込めて…という事もあります。

 そこで大掃除をするのですが、出てくるゴミの大半が…虫の死骸なのです。テントウムシが6割、カメムシが3割、ハエや蛾が1割くらいでしょうか。とにかく、至る所に転がっています。それを箒でかき集め、外に捨てなければなりません。虫嫌いの子にとっては、ほとんど拷問と言える作業です。

 特に凄いのが…例の汲み取りトイレです。臭気に引き寄せられるのか、やたらと虫の死骸があります。八軒自然科学クラブは経験年数による序列制(?)を採用していたので、八軒自然科学クラブへの参加が初年度の子供たちが、必ずトイレ掃除となります。臭気が凄い上に、物凄い量の虫の死骸が出てきます。こりゃ思い出にも残るはずです。

 参加2年目、3年目の子供たちは、初年度の子供たちが苦しみながら(?)掃除している姿を見て、「あ~、2年目(3年目)になって本当に良かったなぁ」と思った事でしょう。

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