エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

好きだけど少しアレな作品①

2023-09-30 04:30:00 | ライトノベル

 土曜はライトノベル愛を語ってます。ここ2回(R5.9.16&23)、打ち切りになったと思われるけど私は好きな作品を紹介…している内に、円満に(?)終了したし、私は割と好きだけど、少しアレなので、人気は今イチっぽい作品を紹介してないと気付きました。そこで、今回からしばらく、そういう作品を紹介します。

 今回紹介するのは、『俺の死亡フラグが留まるところを知らない』です。これは、いわゆる悪役令嬢物の男性版みたいな作品で、主人公は死亡フラグを回避するために努力するのですが、どんどん死亡フラグが増え、危機的状況が厳しくなっていく…という物語です。

 この作品、何と言っても、主人公ハロルド・ストークスのキャラが立っているのが最高です。中身は転生した普通の日本人なので、常識も礼儀も身に付いている…はずなのですが、魂の奥底にハロルドの自我が残っているらしく、喋る言葉は攻撃的で高飛車。ただ、それに見合うだけの恐るべき実力も兼ね備えており、活躍の過程で、「態度は悪いけど、実は優しいヤツかも」と主要キャラ達に受け止められ、本人の知らない所で好感度が上昇していく…このギャップが実に面白いです。

 この作品、全4巻で完結している…と思われるのですが、物語は大団円を迎えた訳ではありません。ラスボスとの戦いはこれから本格的になるけど、仲間と力を合わせれば勝てるさ、きっと…みたいな感じで終わっているのです。まるで、『週刊少年ジ●ンプ』の打ち切り作品みたいじゃないですか。

 これは私が勝手に推測している事ですが、難易度が上がっていく主人公の状況に、作者さんが疲れてしまったのではないでしょうか。そして、何とか破綻させずに着地させるため、こういう終わり方にしたのではないかと思います。

 仕方ないとは思うのですが、主人公ハロルドを巡る三角関係の決着だけはつけてほしかった。主人公ハロルドが生き残り、ラスボスを倒すであろう事は予想できるのですが、2人のヒロインのどちらとハッピーエンドになるのか…これは予想ができません。気になって、気になって、あ~、気になって仕方ない作品です。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上里(カミサト)から名駒(ナゴマ)へ

2023-09-29 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出を書いてます。今回は昨日(R5.9.28)の続きで、サマーキャンプの場所変更について書きます。

 最初、サマーキャンプのベースキャンプとして使わせていただいていた上里(カミサト)地区は、蘭越町の中でも森林地帯と言えそうな場所でした。野趣溢れる、正にサマーキャンプ向きの場所だったのです。

 ただ、この様な場所にも住んでいる人がいました。しかも、ベースキャンプに使わせていただいている廃校の直ぐ近く、おそらく50m位の場所に家があったのです。

 その方から、「この廃校をサマーキャンプで使わないでほしい」と申し入れがありました。サマーキャンプの期間、子供たちの声が騒がしくて落ち着かない…という事でした。

 正直に告白すると、「365日の中の、せいぜい5日なんだけどなぁ」とは思いました…が、それは私たちの勝手な言い分です。自然がいっぱいで静かな上里地区が気に入って、この場所に住んでいらっしゃる方の、穏やかで平和な暮らしを邪魔する権利は、私たちにはありません。

 とは言え、新しい場所を見つけないと、翌年からのサマーキャンプが出来なくなってしまいます。困った私たちは、蘭越町教育委員会さんに泣きつきました。蘭越町教育委員会の方々も、「これまで何年間も蘭越町で活動してくれたのだから、今後も蘭越町で活動できるよう協力したい」と言って、本当に親身になって場所を探してくれました。

 そして、苦労の末に見つかったのが名駒(ナゴマ)地区でした。野趣溢れる雰囲気ではありませんでしたが、水田地帯の真ん中で、「北海道の里山」という雰囲気がいっぱいの場所でした。

 それぞれの場所の良さなど、まだまだ書きたい事は山のようにあります。それは、来週(R5.10.5)以降とさせていただきます。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上里(カミサト)と名駒(ナゴマ)

2023-09-28 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回からしばらく、蘭越町で行われていたサマーキャンプについて書きます。

 八軒自然科学クラブで行っていたサマーキャンプでは、北海道の米どころである蘭越町に大変お世話になりました。特に蘭越町教育委員会さんは、私たち指導員が考えるサマーキャンプの在り方(理念)に共感してくださり、色々な面で支援していただきました。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 中でも、サマーキャンプを行う場所に関しては、蘭越町が全面的に協力してくださり、とても良い場所を紹介していただく事ができました。しかも、2回も…です。

 何で2回も? …を説明するため、紹介された2ヶ所について書きます。

 最初に紹介されたのは、蘭越町の上里(カミサト)と呼ばれる地区です。蘭越町の中心部はもちろん、水田の多い地区からも割と離れていて、周囲の大半は林(森?)となっています。近くに、パンケメクンナイ川(パンケ目国内川)という川が流れています。ここの一画に、かつて小学校の分校だった場所があり、木造の校舎も建っていました。サマーキャンプでは、この木造校舎をベースキャンプとして利用させていただき、炊事などはパンケメクンナイ川で行っていました。

 次に紹介されたのは、蘭越町の名駒(ナゴマ)と呼ばれる地区です。蘭越町の中心部からは少し離れていますが、水田の多い地域の中にあり、お店なども近くにあります。ここには、名駒小学校という鉄筋コンクリート2階建ての小学校がありました。もちろん、サマーキャンプで使わせていただいた頃は、既に廃校となっていましたので、この校舎と校庭をベースキャンプとして利用させていただきました。ちなみに、水道が使えたので炊事は校庭で行っていました。

 こんなに素敵な場所を、2回も紹介してくださった蘭越町…心より感謝申し上げます。どうも、ありがとうございました。

 …と言う事で、続きは明日にしましょう。この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腰巻きスタイルの是非

2023-09-27 04:30:00 | 教育

 月~水曜は学校教育について書いています。今週の月曜(R5.9.25)、火曜(R5.9.26)と体育に関する内容を書きましたが、そこで思い出した事があるので、今回はソレを書きます。

 長袖の運動着やセーター、トレーナーなどを着ていて暑くなってきた時、腰に巻く事はありませんか。服を背中に当て、袖を腰に回して、おヘソの辺りで袖を縛る…いわゆる「腰巻き」スタイルです。

 これ、「だらしないから、やめなさい!」と叱る教師が多いのです。

 でも、私のような暑がりには、腰巻きスタイルは有り難いのです。脱いだ長袖の服が腰に巻いてあるので、温度調節が簡単にできます。これが、どこかに脱いだ服を置いてあると、温度調節する度に移動する必要があります。

 そもそも、腰巻きスタイルに対して、私は「だらしない」とは感じません。むしろ、「こういう着方もあるんだ。これはこれで格好いいな」と感じています。

 ある服装に対し、「だらしない」と感じるかどうかは微妙に個人差があります。その学校のルールで服装が決まっているのなら、それに合わせて指導をすべきでしょうが、個人差のある「感じ方」で指導を行う事には、私はあまり賛成ではありません。

 ちなみに、体育の授業の時は私も、子供たちにも私自身も腰巻きスタイルを禁止しています。これは腰巻きスタイルだと、引っかかったり絡んだりする等の安全面での心配があるからで、服装に対する「感じ方」とは関係ありません。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4分間の壁

2023-09-26 04:30:00 | 教育

 月~水曜は学校教育について書いています。今回は、昨日(R5.9.25)の内容に関連した事を書きます。

 昨日のブログでは、学年体育だと運動量の確保が難しくなる…と書きました。単位面積あたりの人数が増えれば、どうしても運動量が下がってしまうからです。

 ただ、そもそも運動量の確保は難しい部分があります。それを象徴する言葉が「4分間の壁」です。

 「4分間の壁」という言葉を最初に聞いたのは、所属していた教育研修サークルでした。先輩の教師から、「45分間の体育の授業で、子供たちが体を動かしている時間は、正味4分間しかない…という話がある。だから如何にして4分間以上、体を動かす時間を確保できるかどうかが重要になってくる」と、「4分間の壁」について説明されました。

 実際、子供たちが体を動かしている時間をストップウォッチで計測し、細かく足していくと、確かに4分間以内になる事が多々ありました。例えば50m走であれば、1分半から2分の準備運動が終わると、走る時間は1回あたり10~20秒となります。2分間走らせようとしたら、最低でも6回は走らせなくてはいけませんが、普通はせいぜい5回も走れば多い方に入るでしょう。

 マット運動でも同じで、ロングマットの端から端まで技を連続させても、いいとこ10秒も体を動かせるかどうかです。2分間体を動かすためには、少なくても12回は活動させなくてはなりません。マットを何枚も用意し、子供たちが自由に何度も挑戦する方式なら、きちんと活動している子なら12回以上行うでしょう…が、この方法だと活動しているフリをしてサボる子が出てきます。

 「4分間の壁」を打破するのは、実は相当に難しい事なのです。だからこそ、この言葉を胸に刻み、「4分間の壁を打破するぞ」と思いながら授業を行うようにしなくてはなりません。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学年体育考

2023-09-25 04:30:00 | 教育

 月~水曜は学校教育について書いています。今回は、体育の授業について考えた事です。

 小学校で体育を行う場合、学年合同で行う「学年体育」になる事が割と多いです。これには理由があります。

①準備の手軽さ。跳び箱やマットを担任1人で準備するのは大変だが、複数人の担任で行えば簡単になる。

②準備の効率。1人の担任が全体指導している間に、他の担任が用具の準備を行う事ができる。

③場所の効率。学年まとめて指導する事で、1つの場所で大人数を活動させる事ができる。

④指導の平均化。体育に堪能な教師が全体指導すれば、体育の指導における学級差が少なくなる。

 こうやって列挙すると、何だか、いい事ずくめという感じがします。

 でも、実際に「学年体育」をやってみると問題点も感じます。

a.運動量の低下。空間あたりの活動人数が増えるので、どうしても運動量が減ってしまう。

b.細部の甘さ。人数が多いと、細かな指示を徹底するのが難しくなる。

 学年体育の長所は、どちらかと言えば教師側に関わる内容が大半です。それに対し、学年体育の短所は児童側に関わる内容ばかりです。

 もちろん、必ずしも教師だけ児童だけ…と言えない部分もあります。例えば①なら、跳び箱の準備を担任1人で行うと準備に時間がかかり、結果として児童の活動時間が減る(つまりaの状態になる)可能性が出てきます。あるいは、人手不足を補うために児童に手伝ってもらう場合、児童がケガをする可能性が出てきます。

 だから、単純に言い切る事は出来ないのですが、授業を通して児童を成長させたいなら、学年体育ではない方が良いように思います。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葬儀からの学び~①納骨

2023-09-24 04:30:00 | 自分

 日曜は、月~土曜に含まれない内容を書いています。実は、最近、自分の親の葬儀を行いました。話には聞いていましたが、実際に体験すると色々大変な事も多く、本当に勉強になりました。そこで、今回から当分、そうやって学んだ事を書いていこうと思います。

 葬儀を行って火葬場で遺体を焼いてもらうと、当たり前ですが、遺骨が手元に残ります。この遺骨をどうするか…これが、まず1つ目の大きな問題です。

 今回、「地域の共同納骨堂に入れて構わない」と生前に親が言っていたので、その様に対応させてもらいました。もっとも、取り入れ口で骨箱をひっくり返し、中のお骨をザッと入れるのは、心理的に抵抗感が少々ありました。

 また、私が住む札幌のように、地域によっては公営の共同納骨堂が閉鎖になる事もあります。次の共同納骨堂に関する情報が出ていないので、私営の共同納骨堂を探す必要があります。まぁ、調べたら幾つか、私営の共同納骨堂はありましたが…。

 お墓を持っている人は、そのお墓に入れるという選択肢もありますが、お墓に入れて永代供養を行うのも、かなりの費用がかかります。かと言って、「墓仕舞い」をするとなると、これまた百万円単位のお金がかかります。

 いずれ、必ず私も死にます。親の葬儀を行った事で、自分の葬儀も意識するようになり、「自分の時は、どうしてもらうのが、残された家族に負担を掛けないかな」と考えるようになりました。

 しかし、ここまで書いてきたように、納骨の事だけでも悩ましい問題が多々あります。人生を終えるのも一苦労です。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

打ち切られて(?)残念な作品②

2023-09-23 04:30:00 | ライトノベル

 土曜日はライトノベル愛を語ります…って、余談ですが、これまで土曜日が最も人気が無いと思っていました。ところが、この頃は土曜日に訪問してくださる方が多いのです。ライトノベル愛が伝わったからなのか、それともライトノベルを愛する同志が来てくれたのか…どちらにしても、大変ありがたい事です。

 今回紹介するのは、原作もコミカライズも打ち切りになってしまった(と思われる)、『どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです』です。この作品、原作は3巻以降発売されていませんし、コミカライズは5巻で唐突に終了しています。しかも、『週刊少年ジ●ンプ』で打ち切りになる作品みたいな終わり方なのです。もう、これは絶対に打ち切りでしょう。

 でも私的には、特に原作の続きが、それはもう猛烈に読みたいのです。

 と言うのも、原作のプロローグは、主人公の悪役令嬢が大暴れする場面から始まっているからです。主人公は現代兵器を手にしており、破滅を避けるため…だと思うのですが、どこかの国の軍隊を壊滅させ、首都と思われる場所を火の海に沈めるのです。

 最初に結末がわかっていても、どういう経緯で結末に到るのか、その点への興味が尽きる事はありません。

 N■Kの大河ドラマだって、日本史を知ってる人なら誰でも結末は分かります。徳川家康は天下を統一しますし、坂本龍馬が明治の元勲として活躍する事などありません…が、だからと言ってドラマ自体がつまらない訳ではありません。どの様に途中を展開するのか、その部分を視聴者は楽しみにしているからです。

 『どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです』も同じです。破滅エンドを回避するため、主人公は様々な努力をしています。それが、どの様に失敗して、あの殺戮と破壊の限りを尽くす結末に到るのか…打ち切りとなった今、それを知るすべはありません。本当に、本当に残念です。

 今からでも再開してくれないかなぁ…。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナイフは標準装備

2023-09-22 04:30:00 | 野外活動

 木・金曜の八軒自然科学クラブ思い出話、今回は、昨日(R5.9.21)のブログの補足的な内容です。

 昨日のブログで、ツルウメモドキを切る…という話を書きました。素手で切る訳にはいきませんから、当然、それなりの道具が必要となってきます。八軒自然科学クラブでは、切る道具としてナイフを使っていました。

 ナイフは、4月の説明会で購入するように頼んでいました。自然の中で遊ぼうと思うと、切る道具が必要となるからです。購入するナイフは、極端な話、カッターでも構わない…と伝えていましたが、ほとんどの子が「十徳ナイフ」を購入していました。

 知らない方のために書きますと、「十徳ナイフ」と言うのは、握り部分に折りたたまれた様々な道具の入ったナイフの事です。ナイフの他に入ってる道具としては、栓抜き、缶切り、コルク抜き…辺りが多いでしょうか。プラスドライバーやマイナスドライバー、のこぎり、虫眼鏡、ハサミ、スプーン、フォーク…などが入っているナイフもあります。

 昨日も書いた通り、ツルウメモドキは7~8mmの太さがあります。しかも、草ではなく木の仲間なので、表皮が割と硬いです。ですから、いくらナイフでも、すぱっと切る事はできません。何ヶ所か切り込みを入れて切る事になります。

 ちなみに、山菜を切る時は、すぱっと切れます。山菜は草の仲間ですから、木と比べると柔らかいからです。

 子供たちにとってナイフは非常に面白いらしく、休み時間になるとナイフで草を切っている子もいました。これもまた、「ひたる」だと思います。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の中でリース作り

2023-09-21 04:30:00 | 野外活動

 木~金曜は、八軒自然科学クラブの思い出を書いています。今回は、以前(R5.8.11)書いた内容を少し詳しく紹介します。

 以前のブログで、晩秋のハイキングでリース作りをした事を書きました。このリース作り、ヒグマの影響で活動内容が変更されるまでは、八軒自然科学クラブでは定番の活動でした。

 晩秋の北海道の山というのは、葉っぱが全く無くて、それはそれは物寂しい風景となります。と同時に、葉っぱが無いため、枝の様子がハッキリ分かります。そのため、「この木はヤドリギに寄生されている」とか「この木はツタ系植物が絡みついている」とかが、見ただけでパッと分かります。

 そして、ツタ系植物は、森林を管理している人たちからすると、どちらかと言えば「厄介者」なのです。だから、勝手にツタ系植物を切っても、感謝される事はあっても、叱られる事は皆無でした。

 ならば、やるっきゃありません。

 中でもオススメなのが、ツルウメモドキというツタ系植物です。直径7~8mmの手頃な太さで、樹皮がすべすべしていて扱いやすいのです。これを根元から切り取り、丸くなるように編んでいきます。初めての人は、3本くらい用意して「三つ編み」にすると比較的簡単です。八軒自然科学クラブの子供たちも、直ぐに編めるようになりました。

 はっきり言って、ツルウメモドキはあちこちから生えています。ですから、長さが短くて小さいリースしか出来なければ、追加で切り取って付け足していけば良いのです。円の直径30~40cm、太さ5~8cmくらいのリースなら、30分くらいで作れました。

 もちろん、これはリースの土台部分にしかなりません。飾りは100円ショップや手芸屋さんで買ってきたり、自分でドングリやクルミ、松ぼっくりを拾って自作したりして、自分なりのリースを完成させる訳です。

 八軒自然科学クラブで作っていた頃は、きっと、クリスマスに手作りのリースを飾っていた家庭があったでしょう。そう考えると、何となく楽しい気持ちになります。

 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする