エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

「聖地巡礼」の旅~旭川編③

2024-12-20 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに含まれない記事です。今回は前々回(R6.12.6)、前回(R6.12.13)に続き、私たち夫婦が「聖地巡礼」をした話の最終回です。
 旭川の「聖地」北鎮記念館。そこでの巡礼の記録ですが、今回は『ゴールデンカムイ』のネタバレが少し入っています。ネタバレが嫌だという方は、この後を読まない様にしてください。




   ※念のための空白。




 館内ツアー以外にも、テンション爆上がりになる事があります。それは、コスプレコーナーと土産物コーナーです。
 コスプレコーナーは、どう考えても『ゴールデンカムイ』を意識したコーナーです。何せ、置いてあるのが、明治期の第七師団の軍服や軍帽などですから。コレを着て、鶴見篤四郎中尉や鯉登音之進少尉に成り切る訳です。
 あ、鯉登少尉で思い出しました。実は、鼻血が出そうな程、興奮した出来事があったのです。
 それは、歴代第七師団長の肖像画または肖像写真コーナー。その中に、何と、鯉登師団長の写真があったのです!
 確かに、『ゴールデンカムイ』の最終回で、鯉登少尉は「最後の第七師団長になって…」と言う記述がありました…が、それは話を盛り上げるための作り話だと思っていたのです。それが、ちゃんと鯉登師団長は実在した…すっご~い!
 館内ツアーの最中だったので、鯉登師団長の名前が「音之進」かどうかは確認できませんでした。それでも、『ゴールデンカムイ』の物語の一部は史実に基づいていたと分かって、とっても嬉しかったです。
 脱線しました。話を戻します。
 コスプレコーナーですが、自衛隊が管轄している(らしい)ので、他とは一線を画する凄い物があります。それは、本物の三八式歩兵銃です。もちろん、銃弾は入ってませんし、銃口を人に向けたり、引き金に指をかけたりする事は厳禁です。それでも、本物を持って写真を撮る事が出来るのは、テンションがメッチャ上がります。
 私も、見た目はともかく、気分は尾形百之助に成り切って写真撮影しました。
 もう一つのテンション爆上がりエリア、土産物コーナー。
 こちらでオススメなのが、熊ちゃんぬいぐるみです。あ、正確に言いましょう。熊ちゃんぬいぐるみで着せ替えできる、第七師団軍服セット(軍服上下+軍帽)です。
 この軍服、土産物コーナー店員の「お姉さん」がAIミシンで手作りしているそうです。そのため、一着およそ1900円と少々お高めですが、その種類が凄いんです。各階級毎に用意されていて、中尉の軍服は礼装用と通常用と二種類ありました。
 もちろん、これは『ゴールデンカムイ』ファンが着せて、「鶴見中尉殿、本日の礼服がお似合いですね」とか、「鶴見中尉殿、網走監獄の連中を滅殺いたしましょう」とか、そう言う目的で購入するのでしょう。実際、私も総額9000円近くかけて、通常服の鶴見中尉殿を飾っています。
 今回の旭川「聖地巡礼」は、急に予定を決めたので、色々と味わい尽くせない部分が色々ありました。これは是非、再訪して味わい尽くしてきたいと思っています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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「聖地巡礼」の旅~旭川編②

2024-12-13 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに含まれない記事です。今回も前回(R6.12.6)に続き、私たち夫婦が「聖地巡礼」をした話です。
 北鎮記念館へ行く朝…天気は雨。しかも、メッチャ土砂降りです。
 本州の晩秋の雨も寒いでしょうが、北海道の初冬の雨は尋常ではない寒さです。それだけでも嫌なのに、風も強くて傘ぐらいだと防ぎきれないのは明白です。どう考えても、体が冷えて…いや、凍えてしまうのは確実。もう、朝からテンションだだ下がりです。
 でも、苦難を乗り越えて行くのが「聖地巡礼」。気力を振り絞って出発しました。
 道を間違えて歩く時間が長くなり、かなり濡れましたが、何とか北鎮記念館へ到着!
 驚いた事に、この北鎮記念館…入館料は無料です。おそらく、自衛隊の広報も兼ねているからでないかと思います。何せ、陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する国有無番地に建っているので…。
 中に入ると、様々な資料が並んでいて、だだ下がっていたテンションが爆上がりです。ざっと見た感じでも、かなりの数の資料が展示されています。
 どう見て回るか考えていたら、気になる掲示物を発見!
 自衛隊の方が案内してくださると言う、素敵な館内ツアーがあるではありませんか。
 もうすぐ開始なので、入口近くのホールで待つ事にし、4~5分後、自衛隊の広報の方が来ました。私たち夫婦も含め、7名ほどの参加者で館内ツアー開始です。
 この館内ツアー、参加して本当に良かったです。
 まず何と言っても、説明してくださる自衛隊の広報の方の語りが上手! 何度も行っていて慣れているからでしょうが、蕩々と淀みなく語られるので、聞いていて心地良く分かりやすいです。第七師団の歴史は勿論、当時の装備や服装、様々な文書資料、更には旭川の歴史や人々の暮らしまで、45~50分くらいで説明していただきました。じっくり見る事は出来ませんが、北鎮記念館の全容を理解するにはピッタリです。
 じっくり見る…で思い出しました。この北鎮記念館、凄い一級資料があるのです。それは「第七師団史」。簡単に言えば、第七師団の業務日誌を綴った冊子なのですが、これ、本来は廃棄されているはずの物です。
 敗戦が確実となった頃、大本営から各師団の業務日誌を焼却処分する様に指示があったそうですが、当時の担当事務官(もちろん軍人)が命令に背きました。「これは貴重な資料だから、後世の為に残さねばならない」と。
 その事務官は油紙に包んで土に埋め、大切に保管していたのだそうです。そして、旭川に陸上自衛隊が駐屯する事が決まった時、掘り出して寄贈したのだとか。いや~、泣ける話です。
 この資料、館内ツアーに参加していたため、じっくり見る事が出来ませんでした。これは是非、北鎮記念館を再訪し、じっくり拝読させていただきたいものです。

 ところで、令和6年12月12日に「いいね」などを沢山いただきました。そして、12月6日にもいただいていました。見落としてしまって、本当に申し訳ありません。これからも読んでいただけると有り難いです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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「聖地巡礼」の旅~旭川編①

2024-12-06 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに含まれない記事です。今回は、私たち夫婦が「聖地巡礼」をした話をします。
 「聖地巡礼」と言えば、映画やドラマの撮影で使われた場所を訪れたり、漫画やアニメの舞台になった場所を訪れたり…ですよね。もちろん、私たち夫婦が行った「聖地巡礼」も全く同じです。
 聖地の元ネタは『ゴールデンカムイ』。夫婦揃って原作の漫画が大好きで、全巻持っていますし、夫婦して全巻3回は通読してます(好きな巻なら10回は読んでいるww)。アニメは観ていないのですが、実写の映画とドラマは観ています。ドラマを観るためだけに、WOWOWの契約する程ですから、少々狂っているかもしれません。 (^O^)
 この『ゴールデンカムイ』、北海道が舞台となっています。道産子(北海道生まれ、北海道育ちの人間の事です)としては、もう「聖地巡礼」するしかありません。しかも、結構、札幌から近い場所も舞台となっています。そのため、その気になれば日帰りで「聖地巡礼」する事も可能です。
 今回の「聖地」は旭川。特急列車を使えば、札幌から85分間で着きます。本州の方から考えると遠いかもしれませんが、北海道の感覚だと「メッチャ近いじゃん!」です。
 参考までに書いておくと、「聖地」の1つの網走だと、札幌から特急列車で5時間以上かかります。同じく「聖地」函館でも3時間以上です。旭川が「メッチャ近いじゃん!」となる理由、分かっていただけるでしょうか。
 令和6年の11月某日、夫婦で時間の空いた休日がありました。どう過ごすか考えた時、「旭川なら札幌から近いから、『聖地巡礼』しようよ!」と思い付いた私。妻も乗り気になったので、「聖地」旭川への巡礼旅行が決まった訳です。
 今回の「聖地」である旭川は、かつて「軍都」と呼ばれていました。そう…強敵・鶴見篤四郎中尉が率いる第七師団の本拠地です。そして、北鎮記念館という素晴らしい博物館があります。
 今回の「聖地巡礼」の目的は1つ!
 旭川の北鎮記念館に行って第七師団関連の資料を見、出来ればお土産も手に入れる事!!
 いざ行かん、旭川へ!!!!!!!!
        ※ここBGMは映画サントラ「Journey's Genesis」で。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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札幌木鶏クラブ令和6年度11月例会

2024-11-29 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木鶏クラブの話です。
 『致知』11月号のテーマは「命をみつめて生きる」。駅前のネストホテル札幌を会場に18時58分頃からから始まりました。
 まず、藤尾社長が書いていると思われる特集リード文。9頁に書かれていた「人はどのような状況にあっても、希望を捨てない生き物である、ということ。いや、希望がなくては生きられない生き物である、ということ」について、I先生が語った言葉から。「スーダン行った時、ナイジェリア内戦から逃げてきた難民がチャドにいた。そこの国連職員が、『私の仕事は、メッカへ行こう…と彼らに言う事だ。実際にメッカへ行くのは無理だろうが、そうやって希望を繋がないと彼らは死んでしまうんだ』と言っていた。正に、ここの希望の話と通じると思う」と言う内容でした。
 希望がなければ生きられない…ならば我々教師は、目の前の子供たちから希望を奪う様な言葉かけや行動をしない様に、十分気を付けなくてはならないと思います。そして、その為にも我々教師は、自分自身が希望を見出しながら生きていく方が良いのだろうなぁ…そんな事を感じました。
 次に、岡野眞規代先生の記事「インタビュー② 約四千人の赤ちゃんを取り上げて気付いた『命の真実』」から、48頁の「赤ちゃんはピカピカの光の玉だったんだ」についての言葉。司会もしているM先生が、「赤ちゃんが生まれて怒る人はいない。ほとんど皆、笑っている。やはり、赤ちゃんはピカピカの光の玉だって事だ」と語っていました。
 これは、M先生の着眼点が見事だと思います。赤ちゃんが生まれた事実だけでなく、生まれた時の周囲の人々の様子に着目し、そこから「ピカピカの光の玉」と導き出しているからです。こう言う柔軟な発想力、見習いたいものです。
 最後に、鈴木秀子先生の記事「人生を照らす言葉 連載177」を取り上げます。この記事では、宮沢賢治の手紙が紹介されていました。その手紙の内容と、11月2日に行われた「名画に学ぶ人間学」での学びを結び付けて、Y先生が次の様に語っていました。「毎日を頑張って生きなくてもいいけど、一つ一つ丁寧に生きていきたいと思う。(「名画に学ぶ人間学」で観た)「生きる」を観ても強く思ったし、この賢治の手紙を読んでも思う」と。
 この言葉を聞いて私は、「頑張るけど、頑張りすぎない」と言う言葉を思い出しました。頑張りすぎると疲れるし、長続きしない事も多いですが、程よく肩の力が抜けていると、長く続けていけるものです。「一つ一つ丁寧に生きる」って、そう言う事なんじゃないかな…と思いました。
 楽しく、学びの多い会でしたが、今回は20時20分に途中退席しました。少々風邪気味だったからです。う~ん、残念!

 ところで、令和6年11月28日の記事に「いいね」などをいただきました。今週は毎日、どなたかが「いいね」してくださり感謝の気持ちでいっぱいです。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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人生初歌舞伎!

2024-11-22 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、人生で初の歌舞伎の観劇について書きます。
 令和6年11月6日(水)、札幌市の教育文化会館大ホールで行われた歌舞伎公演を観劇してきました。元々は行くつもり無かったのですが、実家の母が「歌舞伎を観たい!」と言っているので、安全確保の為に付き添って行く事にしたのです。
 今回の演目は、まず最初に「ご挨拶」。これは、おそらく今回の座長である萬屋の中村隼人さんが行いました。何と、本来は写真撮影禁止なのに、「今から写真を撮ってイイですよ~」と撮影OKタイムがありました。凄いファンサービスです。
 次に、「双蝶々曲輪日記(フタツチョウチョウクルワニッキ)」から「引窓(ヒキマド)」。これは、世話物(簡単に言うと人情話ってなるでしょうか)だそうで、典型的な感じの歌舞伎となっています。
 最後は、新古演劇十種の内から「身替座禅(ミガワリザゼン)」。これは、狂言を基にした歌舞伎で、通常の歌舞伎のセットではなく、能舞台に似せたセットを使って演じられます。
 時々テレビで観て思っていたのですが、今回、実際に生の舞台を観て再確認した事が、「所作が美しい」って事です。特に凄いのが、「身替座禅」に登場した侍女役の動きです。男性が演じているのに、女性が演じているかの様な美しい動き。男役の太郎冠者は男っぽい動きだっただけに、くっきり違いが見えて、「凄いなぁ」と感じました。
 凄いと言えば、「身替座禅」の1場面。顔が見えない様に、衣を頭の上に掛けてじっとしていたのですが、とにかくコレが凄い。腕を伸ばしたまま、手を頭より上の位置で止め、じっと動きを止めているのです。ぷるぷるしないで演じ続けていたのは、本当に見事としか言いようがありません。
 そして「引窓」。世話物なので退屈かも…と心配していたのですが、案外面白かったです。とは言え、平日なので仕事の疲れが溜まっており、途中、ちょっぴりウトウトしてしまいました。…って、いや、面白かったんですよ。本当に。全9段の内の8段目なので、続き(9段目)が気になって、気になって仕方ありませんでした。
 それと、有料で貸し出してくれる音声解説が便利でした。要所要所で短く解説してくれるので、歌舞伎初心者の私でも内容を理解する事が出来たのです。「引窓」を面白く感じた要因の一つは、間違いなく音声解説でしょう。
 ただし、片耳が塞がれる上に、舞台の台詞と音声解説の両方を聞かねばならないので、台詞は聞きにくくなります。そこが弱点と言えるでしょうか。
 なかなか面白かったので、体調が万全の時に、また観に行きたいなぁ…と思っています。出来れば、その時は、幕の内弁当などを食べながら観てみたいものです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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EM堆肥の効果…かも

2024-11-15 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、前々回(R6.11.1)に出てきたEM堆肥について書きます。
 EMと言うのは、土の中にいる有用な微生物の事です。EMを繁殖させた木屑(「EMぼかし」と呼ばれる事が多いです)を作り、その木屑を生ゴミと混ぜて発酵させ、概ね1ヶ月くらいすると発酵完了。EM堆肥の完成です。
 このEM、存在を私が知ったのは、今から四半世紀ほど前。当時、参加していた教育技術の法則化運動の中で、「環境問題の解決に役立つのでは?」と話題になっていたからでした。
 その時、勤務していた学校で色々と試してみて、EM堆肥には相当な力があると確信した私(この辺の事情は、気が向いたら記事にします)。令和6年度、家庭菜園を引き継ぐにあたり、積極的にEM堆肥を使い、有機農法を試してみようと考えました。
 とは言え、先程チラッと書いた通り、EMは取組に時間がかかります。
 まず、生ゴミをEMぼかしと混ぜながら、発酵させる入れ物にためていかねばなりません。いっぱいになるまで、7から15日くらいかかります。更に、いっぱいになった後も発酵させ続けなくてはならず、それが終わるまで3週間から1ヶ月はかかります。つまり、取組を開始してから土に埋められる様になるまで、早くても5週間、遅い時は1ヶ月半以上かかる訳です。
 しかも、EM堆肥は土に埋めて直ぐに効果がある訳ではありません。土中生物などがEM堆肥を食べたり、土中細菌がEM堆肥を分解したりして、少しずつ効果が出てきます。私の感覚的なものですが、効果が出るまで3週間くらいはかかる様に感じます。
 家庭菜園を開始した段階では、まだEM堆肥が完成していませんでした。ですから、苗を植えてから4週間くらいは、EM堆肥の効果が全くなかった訳です。前回の記事に書いた失敗は、この事が影響したのではないかと考えています。
 ただ、少なくともズッキーニにはEMの効果は大きかったと感じました。また、ピーマンやカボチャにも、限定的ですが効果は見られた様に思います。
 令和7年は春から効果が見られる様に、令和6年の秋から冬はEM堆肥を畑全体に入れていきたいと考えています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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令和6年度・名画に学ぶ人間学

2024-11-08 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに含まれない内容です。今回は、令和6年11月2日(土)に開催された「名画に学ぶ人間学」からの学び…と言うか、参加しての感想です。
 「名画に学ぶ人間学」は、札幌木鶏クラブが開催した講座(?)です。元映画プロデューサーで映画評論家のN先生(名前を公開して良いか確認し忘れたので、ここでは伏せさせていただきます)から解説いただき、名画と言われている映画を鑑賞し、人間の生き方などを考えます。令和5年に1回目が開催され、今回は2回目となります。
 今回の名画は、黒澤明監督の「生きる」です。かなり長い作品なので、N先生が選んだ部分のみ鑑賞しました。
 トルストイの文学作品が根底にあるとか、起承転結を崩した演出をしているとか、私の知らなかった話をN先生から教わり、その話に関連した部分を鑑賞していきます。そのため、漫然と映画を鑑賞していては分からない事に気付く事が出来て、普通に鑑賞する時より深く理解できた様に感じました。
 この様な学びのある事が、映画解説を聞いてから鑑賞する良さです。
 今回、ちょっと嬉しかった事があります。
 それは映画の後半、主人公が若い女の子と話す中で生きる目的を見付ける場面です。2人が話しているのは広い喫茶店(レストラン?)で、奥の方では友人の誕生日を祝う多数の男女が、ケーキを用意したり、会場の準備をしたりしています。そして、主人公が生きる目的を見付けて店を出て行く時、誕生会の主賓が到着し、「Happy Birthday to You」の大合唱となります。
 この場面を観た時、「これは、主人公が生きる目的を見付け、生まれ変わった事を暗示しているのではないか?」と感じました。映画を鑑賞した後、N先生が解説してくださったのですが、ズバリ、正解でした。たったコレだけで嬉しくなるのですから、私も単純ですねぇ。 (^_^;)
 因みに、この時、司会のM先生から急に指名されました。何か質問をしてほしい…と言う無茶ぶりでしたが、この場面について、「この場面は台本段階から計画されていたのですか。それとも何か偶然で生まれた場面ですか」と質問してみました。すると、「撮影のために準備された場所が広いレストランだったので、エキストラを多くせざるを得なかった。そうなると、単に飲食しているより、何か宴会の様な事をさせた方が自然な感じになる。そこで、誕生会をしている設定にした時、この場面の演出を黒澤監督が思い付いた…と、助監督さんから聞きました」と答えていただけました。思いがけない事で、裏話を伺う事が出来て、これまた嬉しかったです。
 余談ですが、今回、特に役割が当たっていた訳ではなかったのですが、勝手に来場者への座席の案内や書籍配布の声かけなどを行いました。この手の仕事は久しぶりだったので、かなり気合いが入ってしまい、他の方が見たら「随分、生き生きと仕事しているなぁ」と思われたかもしれません。自分でも、生き生きと活動している感じがしていましたから。
 こう言う経験をすると、「あ~、やっぱり山師の血筋を引いているなぁ」と実感します。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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令和6年の家庭菜園を総括

2024-11-01 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜に当てはまらないテーマ。今回は、令和6年の家庭菜園を振り返ってまとめます。
 令和5年までは父が世話していた家庭菜園。その父も年老いてしまい、令和6年は無理だと伝えられたのが、もう春を少し過ぎた頃でした。もう少し早く伝えてほしかったですが、まぁ、仕方ありません。
 元々育てていたアスパラとニラは、放っておいても勝手に生長します。そこで、空いている場所にピーマンとナスとズッキーニとキュウリを植えました…が、この内、キュウリの苗は何故かカボチャだった…と言う話は、以前の記事で書きました。
 また、事前の肥料が悪かったのか、植えて直ぐの頃は、全然元気がありませんでした。周囲の雑草の方が、グングンと元気よく伸びていく感じです。
 転換点となったのは、EMで作った堆肥(これについては別記事で書きます)を入れる様にしてからです。
 最も効果の見られたのがズッキーニ。ドンドン巨大化していき、実もバンバン出来ました。市販品みたいな20cm級orそれ以上を収穫したのは、おそらく10回はあったでしょう。1番大きいのは30cmくらいあり、コープ札幌なら200~250円くらいしたでしょう。もちろん味も良く、ズッキーニ好きの私としては「大成功!」です。
 次はカボチャとピーマンでしょうか。
 カボチャは伸びて伸びて、まぁ、どんだけ伸びるんじゃ…って思いましたが、実の出来具合は今イチ。直径10cmくらいのが3個…で終わりそうです。
 また、ピーマンは途中からグングン伸びてきて、最終的に1mくらいまで生長しました…が、出来た実はシシトウみたいに細いのです。う~ん、こちらの苗もピーマンじゃなくて、シシトウだったのかなぁ。兎に角、大小合わせて13個くらい収穫できました。
 残念だったのはナスです。結局、25cmくらいまでしか生長しなくて、実も2個だけ。しかも、小ナスみたいに小さいヤツです。序盤の栄養不足が影響したのかもしれません。
 勝敗をつけるとしたら、私の気持ち的には1勝1敗2分け…って感じでしょうか。
 令和7年に向け、この秋から冬はEM堆肥を沢山入れたいと思います。そして、令和7年こそキュウリに挑戦です。

  ところで、令和6年10月30日の記事に、「いいね」などをいただきました。本当に、いつも、ありがとうございます。宜しかったら、また来週も御覧ください。
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札幌木鶏クラブ令和6年度10月例会

2024-10-25 04:30:28 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木
鶏クラブの話です。
 『致知』10月号のテーマは「この道より我を生かす道なし この道を歩
く」。駅前のネストホテル札幌を会場に19時から始まりました。
 まず、青山俊董先生と山川宗玄先生の対談「一筋の道を歩み見えてきたも
の」についてK先生が語った言葉から。K先生は、14頁に載っている「卒業
式を終え五キロの道のりを歩いて帰っていた時、社会科の三村敬久先生(歌人
の会津八一先生の愛弟子)が自転車で追いかけてきて『君にどうしても言いた
いことがある』とおっしゃるんです。【中略】『いま日本で大事なのは本物の
宗教家が出てくることだ。君の出家を心から喜ぶ。頑張ってくれたまえ』。十
五歳の娘にそれを伝えるためだけに自転車で追いかけてこられた先生の餞(ハナム
ケ)の言葉と、『命懸けでやってみます』というその時の誓いは生涯忘れること
はありません」と言う青山先生の言葉に対して、次の様に語っていました。
 「この話、僕の解釈では、三村先生は青山さんに『希望』を見たのだと思
う。苦しい日本の将来に、この娘が希望をもたらす…と感じたのだろう。だか
ら、追いかけてきて声を掛けたのだと思う」…確かに、それまでの学校生活で
青山先生と三村先生が強い師弟関係にあった様な雰囲気はありません。なら
ば、三村先生を突き動かしたのは何か。K先生の仰る「希望を見た」は、非常
に納得できる話です。そして、同じ教師として、教え子に「希望」を見いだせ
る三村先生の有り様は素晴らしいと感じます。私も、そうありたいものです。
 次は、林成之先生と小泉敏男先生の対談「人間の可能性をこうして花開かせ
てきた」の中で紹介された、人間の本能で特に強い力をもつ5つ「一、生きた
い 二、知りたい 三、仲間になりたい 四、伝えたい 五、自分を守りた
い」について。幼児に英語を教えているK先生(先程のK先生とは別の方)
が、「この5つは、幼児などに英語を教えていると実感する。ある園では、壁
から動かない子がいた。先生は『放っておいて』と言ったが、私は子供全員を
引き連れて、その子の側で活動した。すると、その子も一緒に活動できた。別
な園では、ずっと泣いている子がいた。私も一緒に泣いたら、その子も一緒に
活動できた。そうやって、どう大人が動くかで子供は変わってくる。だから、
この5つの言葉を実感している」と仰っていました。
 どちらの子も、おそらく「自分を守りたい」の気持ちが強いから、壁から動
かなかったり、泣いたりしていたのでしょう。それがK先生の対応により、
「仲間になりたい」と言う気持ちが強まり、「知りたい」とか「伝えたい」と
なったのだと思います。「この子はダメだから」と決めつけるのではなく、様
々な試行錯誤する重要性が伝わる話です。私も、諦めず色々と挑戦し続けなく
ちゃ。
 最後に取り上げるのは、道場六三郎先生と王貞治先生の対談「この道より我
を生かす道なし この道を歩く」についてのS先生の言葉です。「私は多趣味
で、色々な事をやっている。その中で今年はパークゴルフに力を入れているけ
ど、毎回ビリばかり。だから、王さんの言葉が胸にぴたっとはまった。練習不
足なのだから、もっと練習しよう。そして、来年を楽しみにしています」と仰
っていました。
 これは王先生の、「逆境は次のステップに進むために必要不可欠な跳躍台で
あって、そこで苦労し逃げずに乗り越えようと努力していけば、いままでより
も高いところに到達できるのだ」に関する御発言です。正直、逆境があると逃
げたくなる私としては、S先生の姿勢は眩しすぎると言いますか、かなり反省
させられます。私より、遙かに人生の先輩であるS先生の姿勢を見習い、私も
逃げない様に努力していきたいと思います。
 以上、10月例会の記事を終わります。次回、11月例会も、第3木曜にネ
ストホテル札幌にて開催です…が、その前に「名画に学ぶ人間学」と言う研修
会があります。令和6年11月2日(土)13時から、札幌かでる2.7で、黒
澤明監督の「生きる」を鑑賞し、人間の生き方などについて語り合う会となっ
ています。参加費は無料ですので、興味のある方は是非とも御参加ください。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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最強の野菜は大根…かも

2024-10-18 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない話題。今回は、前回(R6.10.11)の続編とでも言うべき内容で、親子の下らない会話を紹介します。
 前回、「シン・仮面ライダー」の怪人名に色々な野菜を組み込んで、強い弱いを語り合った…と書きました。
 私的には会話終了だったのですが、子供がネタを振ってきたのです。面白そうだったので、私も会話を続ける事にしました。
 以下、「ワ」は私、「コ」は子供です。
コ「そう言えば、ウルトラマンって最強の名前アイテムだよね」
ワ「何で?」
コ「ウルトラマン何々って言えば、何でも強そうじゃん。
  だって『太郎』にウルトラマンを付けたら、ウルトラマンタロウだよ」
ワ「あ~、確かに強そうだねぇ。
  でも、本当に何でも強そうになるのかな。
  例えば、野菜と付けても強そうになるかな」
 父さん(つまり私)、まだ野菜にこだわっています。
ワ「ウルトラマンブラックマッペ…は長すぎるな。
  ウルトラマンマッペなら、どうだ!」
コ「そんなに弱そうな感じはしないんじゃない」
ワ「まぁ、強そうな感じもしないけどねぇ」
コ「ウルトラマンすずしろ…なんて、どうです?」
ワ「おおっ! 和風テイストを入れたんだね。
  仮面ライダーにも和風な奴…鬼の要素入りがあったから、これもイイんじゃない」
コ「ウルトラマンすずしろだと、すずしろから野菜をイメージしにくいんです。
  そして、『しろ』と言う色をイメージする言葉が入るので、強そうな感じです」
ワ「成る程ねぇ。でも、すずしろって大根だよね。
  だったら、ウルトラマンだいこん!」
コ「ぶっ!」
ワ「駄目だね。メッチャ弱そう…」
コ「ウルトラマンと言う強そうなイメージの言葉を、大根と言う言葉が台無しにしてます。
  『ウルトラマン』よりも『大根』の方が言葉として強いんですね」
ワ「そっか…って事は、ウルトラマンより強い『大根』はゼットンより強い?!」
コ「おおっ! 大根はウルトラマン世界最強説ですね」
 ホント…全く何の役にも立たない会話してますね、親子して。 (-_-;)
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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