とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第171話 「相馬龍」のツマ

2016-09-02 17:37:04 | 栃木の肴

「相馬龍」は栃木県庁近く、本町にあります。開店二年目のお店です。

 文士で剣士のご主人の腕と奥様の明るいお人柄がステキな居酒屋さん。ランチも人気ですが、ここでは豚嘻嘻(とんきっき)の餃子をいただくことができます。とくに揚げ餃子は皮はカリカリ、中はジュワーといった食感が口の中に広がります。揚げたてに軽く塩をふってあるので、このままいただけます。他にもこの日は新鮮なミズダコもいただきました。さっと茹であげたタコはレモンをかけてさらっといただきました。餃子のメニューもニラ玉スープ餃子、お好み餃子などなど豊富で、家庭的な雰囲気がなによりです。


とちぎの「おいしい」 第168話 黄色人参のしりしり

2015-11-20 10:49:41 | 栃木の肴

先日、N.小島氏からいただいた黄色人参で作った人参しりしり。ご自分の畑でとれた貴重な黄色人参です。

珍しい黄色人参をいただきましたので、さっそくしりしりにしていただきました。

作り方は簡単です。ささがきにおろせるスライサーで人参をしりしり(すりすり)、それを油少々で炒めます。味は塩、コショウだけです。

フライパンで炒め、最後に溶いた卵でチャンプルーのように回し炒めてできあがりです。人参の甘さが引き立ちます。私はうずらの卵を10個ほど使いました。うずらの卵は火を入れるとやや硬めになりますので、しりしりにちょうど良いのです。温かくても、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもいいですね。


とちぎの「おいしい」 第167話 あけびの皮のてんぷら

2015-11-04 15:47:16 | 栃木の肴

 深秋も一気に進んでしまいました。あけびの皮のおつまみを紹介しておこうと思います。

あけびの実はちょっとゼリーのようなジュレのような、、口当たりは甘いのですが、種が固いので山の現地でいただくときには種は出してしまいますが、種も料理に使う方もいます。

きょうはあけびの皮をそのまま天ぷらにした、ほろ苦い肴を紹介します。

皮がぱっくり開けば、実はそっくり取り出せます。皮は水でよく洗ったあとに水気を切り、小麦粉を軽く溶いた中にくぐらせ、油で揚げるだけです。東北地方ではこの皮に肉詰めしたものをじっくり焼く郷土料理もありますが、栃木では茄子と合わせて甘味噌味で皮を炒めたりする方が多いようです。揚げたてにザラメなどをかけてみると「苦い甘い」のほどよさが酒の肴にもってこいの逸品になります。


とちぎの「おいしい」 第159話 鶏ももの赤ワイン煮

2014-01-25 12:14:00 | 栃木の肴

 

大寒も過ぎ、少し寒さが和らいだ気がします。でも現実は2月がもっとも低温日率が高いんですよね。

寒い折、ふっとお酒などいただきたくなる夜のお供にいいかなと、今日は鶏肉のももを使ったワイン煮をアップします。

作り方はとても簡単ですから、肴作りが苦手な方こそ作ってみてください。

材料:大根(おろしたもの大サジ5ほど)、鶏もも肉1枚、赤ワイン200ml程度

作り方:

フライパンを弱火で熱したら油はひかず、軽く塩・コショウしたモモ肉の皮のほうを下にして焦げすぎない程度に焼きます。(2分)

そこに、大根おろしを乗せます。

鶏ももの皮からでてくる脂がはねないよう、フットワークは軽くして調理してください。

次にワインを投入です。今回はコンビニで売っているチリ原産のサンライズ シャルドネ(187ml)赤を使ってみました。

ワインが足りない時はぬるま湯を足すといいでしょう。クッキングペーパーで落としフタをして(このひと手間がポイント。フライパンに合うよう丸く切ると更に努力はむくわれそう)、その上から更にフライパン用のフタをして弱火で15分、ひっくり返して10分煮ます。終了です。

できあがってすぐいただくのもいいですし、一晩煮汁ごと放っておくと煮こごりができていますのでスライスして冷肉としてもおいしいですね。


とちぎの「おいしい」 第145話  かぶと揚げ

2013-05-29 13:21:42 | 栃木の肴

宇都宮市仙波の、居酒屋「よしみ」のカブト揚げは、鶏の小骨もそのまま揚げた逸品です。

まわりはカリッと、中はジューシー、丁寧に食べると骨だけが残る唐揚げです。

ポテトサラダや串物も評判とか。私が店内で生ビをいただいている間もカブト揚げの電話注文が入っていました。

カブト揚げだけでも注文して後から買いにやってくる方も多いそうです。

みよしやさんとか、唐揚げを専門とするお店が繁盛していると景気も右上がりなのかしらと少し安心します。