とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第81話  かぶのシチュー

2013-02-28 18:02:05 | 栃木の郷土食
かぶと白菜をふんだんに使ったシチューです。
かぶにはアミラーゼという成分が含まれ、でんぷんの消化酵素として働くので胃もたれや胸やけを解消する効果があると言われています。また、かぶの葉っぱにはβ-カロチンが多く含まれ、抗発ガン作用、免疫賦活用があるといいます。ビタミンCも豊富なので風邪予防やお肌の荒れに効きそうです。ぜひかぶの葉っぱは捨てないでほしいものです。

きょうのシチューには白菜も入れました。
鶏肉、人参、玉ねぎを炒め、15分ほど中火で煮てからかぶと葉物をいれ5分ほどさらに煮込めば出来上がりです。
かぶはあまり火を通し過ぎると溶けてしまいますのでご注意を。




とちぎの「おいしい」 第80話  沢庵+野菜肉炒め

2013-02-27 18:04:48 | 栃木の郷土食
炒めものに漬けものを加えるとおいしいのはご周知のことと思います。
たとえば、チャーハンに福神漬けの刻みを入れる、ビーフンに野沢菜など。先人たちのおいしいに対する知恵は素晴らしいアイデァが見え隠れいたします。

今回はふつうの野菜肉炒めに沢庵のぶつ切りを混ぜて炒めてみました。

塩、コショウの他に豆板醤を小さじ1を加えると沢庵の臭みは気にならなくなります。それどころか沢庵を炒めることで別の食材の食感になりますので、おヒマな方はお試しください。

きゅうりのQちゃんを細かく刻んで野菜炒めに入れると隠し味としてとてもおいしいことは昔から知られていますよね。私も学生時代にアルバイトをしていた喫茶店の賄い食ではよくチャーハンが出ましたが、ある時に私の案を反映してもらって沢庵の刻んだものを和風スパなどに盛り込み、結果、おいしかったものだからお店のメニューにもなったというものがありました。

とちぎの「おいしい」 第79話  ひめきゅうりの白たまり漬け

2013-02-26 20:06:55 | 栃木の郷土食
きょうは漬けものの話です。
漬けものは日常にあるので栃木ではさほど話題にもなりませんが、きょう特記したいのは素材としての「ひめきゅうり」です。
写真のように、このひめきゅうりはピーラーほどの長さです。人参の小振りと同じくらいの長さですから、かわいいきゅうりです。生産はもちろん栃木県内です。きゅうりが嫌いなお子さま方にも食べていただけそう。
ついでに「白たまり漬けのもと」も紹介します。
栃木のたまり漬けは歴史が長く、味噌を作る工程で出る上澄み液が「たまり」ですが、特産物としても日光たまり漬け、益子のたまり漬けなど全国的にも有名なものがあります。
栃木には、このたまりを使って野菜を漬ける習慣が昔からあったわけです。

たまりで漬けたものは独特なコクがある貴重なものですが、それを簡単に味わってしまおうというたまり漬けの即席です。だから本来のたまり漬けとは別物ですが、きゅうりやニンジンも漬けること3時間で充分おいしいので、ひめきゅうり紹介を兼ねてW紹介しました。

とちぎの「おいしい」 第78話  ハートの形のチョコどらやき

2013-02-25 09:16:37 | 栃木の郷土食
宇都宮はある意味、どらやきの激戦地でもあります。どらやきを語る人にいわせると意外に「宇都宮は餃子よりどらやきではないか」という御意見もあるくらいです。

きょう、ご紹介したくなりましたどらやきはハートの形をしていまして、大きさも丁度よくなにしろカワイイ、チョコどらやきです。
宇都宮市下岡本の小林菓子舗のものです、JR宇都宮の駅ビル内「縁(ENISHI)」で売ってました。1個120円です。中のチョコはほどよくかたまり、溶けていないので甘いのがあまり得意でない私にもいい感じのおやつになりそうです。これからはスタバで豆を買ったついでにお向かいの「縁」で買って帰ります。(ヂモベタな話題ですが)

小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーなどで、ごくまれに作っていたことがありますが、どらやきって自分で作ったものより、出先で思わず買ったり、よそ様のお宅でふいに出されてあらためて「素朴おいしいを知る」というところがありますね。




とちぎの「おいしい」 第77話  札幌すし処・対州のお弁当 (番外編)

2013-02-23 16:21:06 | 栃木の郷土食
海鮮弁当をいただきました。某デパートで北海道の物産展が開催されているとか。土曜日ともあって開店時からものすごい混み様だったとか。栃木県民の皆様が満を持して押し掛けている雰囲気がよくわかります(笑)
他県のいろいろな物産展があちこちで開催されますと、不況などいずこという感じで賑わうその意味は…。やはり、珍しい食には人が集まるものですね。誰でもいつもとちょっと違うものを食べてみたい欲求はありそうです。しかも期間限定となるとモチベーションも上がるというものです。

このお弁当には、いくら、カニ、ホタテ、サーモンがみっちり入っていました。いくらは味付きでしたので全体をお醤油なしで食べる感じでした。私はウニが大好きですが、このお弁当には見当たりませんでしが、開催中、私もウニを筆頭に北海道の幸を探検してみようと思います。
いかんせん、栃木には海がないものですから、新鮮な海の幸には機敏に反応する気持ちだけは常に持っている私でございます。